そらマンの何となく日記 R30

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妄想の話

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今日は俺の過去の秘密を解き明かしていこうとおもう。
自叙伝と言う奴だ。

あまりに衝撃的な内容なので、
ショックを受けるかもしれない、
だけどみんなを信じて打ち明けるぜ!

「パオパオパオーン」

俺はわなないた。
心が震えるビートを刻むのだ。
そらマン、裏管理人、人は俺をそう呼ぶが、
俺の本当の名は「ポチョムキン・G・パオパオパオーン」だ。
GはガッツのGだ。

「みんな!俺についてこい!」

歓声で体がビリビリするぜ……

あれはある夏の日の午後だった、
俺は学校や社会に縛られるのにもううんざりしちまって、
イカ釣り漁船を盗んで走り出したんだ。

ポッポポッポッポッポ……

エンジンがそんな感じの音を出していた。

もう学校の窓ガラスを割る事にも飽きた俺は
せっかくだからイカ釣りをすることにした。

俺はイカが好きだったのだ。

しばらく仕掛けをたらしているとガツンとものすごい引きがきた。

「大物だぜ!」

まるで松方の生霊が乗り移ったかの如し、
おでこをタオルでぬぐいつつも引き上げていくと
そこに付いていたのはイカではなく、
美しい人魚だった。

俺はその人魚と恋に落ちちまったのさ。

エリクソンと言う名のその人魚は大のパンプ好きで、
俺は彼女のため歌い、
「オウ」とか「イエー」とか
「俺の行く末密かに暗示する人ハニー!」
のところとか超上手くなった。

しかしその歌声をたまたま聴いていた某音楽事務所の社長に俺は目を付けられちまったんだ、
「アー、ユー、パンプ?」
社長のその一言が決め手となり俺は海を離れ、
大都会東京にリンリンと泣きながら進出を決めたのだった。

その後は知ってのとおり、
パニクルーの弟分「ファニフルー」の一員として一世を風靡してセピアし、
人魚だったエリクソンも愛の力で人間になり幸せな生活を送っていたのだが、
たまたま社長が大悪魔長ガングリゴニールであることを目撃してしまい、
暗黒武道会に参加することになってしまったのだった。

玄界灘師範の下修行した結果、
霊力の爆発的な向上がおき、
俺は堕天使ファニフィエルとして覚醒、
強敵だらけだった大会の決勝戦、
最大の敵、Aと相打った私は最愛の妻、とし子の胸中で永久(とわ)の眠りに付いたのだった。

そして5000年の月日がながれ、すべてが伝説の出来事となった。


そして2011年、
この世の乱れを感知し、
再び地上に舞い降りた最後の天使、
それがこの私「そらマン」なのです。

と言うわけで、ファニフィエル教に
入会した上でお布施とか下さい。
豊かな老後と死後の安寧をお約束いたします。
月々2000円〜OKです。
いまなら万能キッチンカッター付いてきます。
是非よろしくお願いします。

おっぱいが好きだ!

と言うわけで、今日は理想のおっぱいについて語りたいと思います。

最初に断っておきますが、形とかサイズとかは大して気にしません。
おっぱいは平等に尊くあるべきです。
富永先生の書くみたいなのは嫌だけど。

今回の「理想」はそういう意味じゃないのです。
たまに、
「別に、アタシ、乳ぐらい見られたってかまわない。」
っていう女傑がいますが、
それはそれでありがたい話なのですが、
やはり、
「いや、無理、マジで無理。」
という娘の乳の方がありがたみが増すわけです。

ただし、女傑タイプであっても、
いざ「じゃあ見してみろ!」とこちらが本気を出した際に、
「え、ちょちょちょ、え?まってまって……」ってなるとぐっと深みがでます。

どちらのパターンにもいえることなんですが、
本当に嫌がっているのか、それともそうでもないのか。
という事の見極めが大事なのです。
本当に嫌がっているならば、諦めましょう。
それ以上は犯罪です。
では理想のおっぱいとはどういうことか、
それは、つまり

「恥じらい」

です。
別に見せるのが本当に嫌だというわけではない、
でも……ちょっと恥ずかしい……

そう、その恥ずかしそうな顔とセットになったおっぱい、
それが最高のおっぱいなのです。
SOPなのです。

大体の場合、初戦を済ませるまでは恥じらいを見せるのですが、
戦闘を重ねるごとに相手に対して乳を見せることになれてしまいがちです。
ましてや夫婦ともなると、風呂上りに平気で裸で出てくる女性もいるようです。

それはいかん!遺憾ですよ!

最高のおっぱいに必要なもの、それは恥じらいです。

「別に今更恥ずかしがることもねぇだろ?」
「やだ、ちょっと……何してるの?」
「ゲヘヘヘヘ……ちょっと乳……見せろや!」
「だーめ、そんな乱暴なのは嫌……もっとちゃんとお願いして。」
「えーっと、あ……あの、お、おっぱい見せてください。」
「どーしよっかなぁ……見たいの?私のおっぱい。」
「見たい!」
「じゃあ、ちょっと暗くして……」
「明るいところで見たい!」
「それはダメ!恥ずかしい……」
「じゃあ……消す……。」

どう?これどう?
このおっぱい良くない?
ああ……良いよコレ、このおっぱい最高だよ。
いつか明るいところで見たいよ。
風呂あがりとかにさ。
すぐに手で隠されちゃうんだよね、キャッ!って。
その手をゆっくりどけて、恥ずかしがるのを見るんだよね。
「やーだっ、見ないでよ!エッチ!」って本当はそんな嫌じゃない感じで、
恥ずかしそうに言われるんだよね。

良い!そのおっぱい最高!ナイスおっぱい!
想像しただけでテンション上がるよ〜!!!
SOP!SOP!SOP!SOP!SOP!

※結構正気なので心配しないで下さい。

外国の方に声をかけられれてしこたまビビリ、震え上がる。
そして「ああ、イングリッシュがペラかったらかっこいいのに……」
なんて思うこと、ありますよね?

かく言う私は、20までイギリスで生活をしていた剥きだしのイギリス紳士なので、
もうイングリッシュはネイティブなわけですよ。

そこで、皆様にもネイティブな英語を極めていただくよう、
例題を出させていただきます。

まずは、次の会話を聞き、
それがどこで行われているかを当ててください。

A「ファーラミィープリーズ!」
B「ノー!ダンジィウォー、イズ、ファースト!」
A「ソーレーはダーレーがキメトァノー?」
B「アイドンノー!バット、ダンジィウォー、ウィズ、ビアー、
 イズ、ザ、ワールド、イズ、マイン!」
A「シャラップ!シーネー!!!メンドゥクセイYO!」

いかがでしたでしょうか。
どこでなされた会話かわかりますか?
初級編ですが、ネイティブな発音は日本人にはいささか聞き取り辛いようですね。

では、日本語にしてみましょう。

A「ハラミください。」
B「えー!最初はタン塩だろ?」
A「いや、みんなそう言うけど、それ誰が決めたんだよ?マストなの?」
B「知らないけど、タン塩でビールとかまじ最高じゃん!ニコラスケイジもそう言ってたし。」
A「マジで?ニコラスが言うなら仕方ないかぁ……」

という感じになります。
まあどうせ君達のようなボンクラには一ミリも理解できなかったでしょうが、
要は、タン塩とビール(できればネギタン塩希望)はナイスカップルだ。
という事になります、ちなみに正解は「焼肉屋」です。

では尺も長くなってきたので次で最終問題です。
レベルも跳ね上がりますので頑張ってください。

A「ユーはショック?」
B「愛で空が落ちてくる〜」
A「ユーはショック?」
B「ンフフ、ンフフ、ンフフフッフー」
A「チョット、ゥイッカイ、トゥーメテーヨネー!」
B「ワッチャゴナドゥーフォーミー?」
A「ファ○キューメーン!カーシー、ウォボエロヨネー!」
B「最近イーソガシクて、ノーマーヒーだし、ネテネェーンダ、キャンベンフィロギョーナー!」
A「キョンカイだけダギャネ!」
B「オペペペペペペ……」

どうでしょうか。
ネイティブ度がグーンとアップしたこの問題、
せめて単語だけでも聞き取れるように、精進すれば良い。

では日本語にしてみましょう。
A「YOUはSHOCK!」
B「愛で、空が、落ちてくる〜」
A「YOUはSHOCK!」
B「ンフフ、ンフフ、ンフフフッフー」
A「ちょっと、一回音止めて!」
B「どうした?」
A「なんで歌詞覚えて無いんだよ!本番まであと三日しかないんだぞ!」
B「最近忙しくて……バイト詰めこんでてさ、今日も2時間しか寝て無いんだ……ごめんな……」
A「そうか、お袋さんの具合、芳しくないんだろ、こまったら治療費少しくらい俺も出すからさ、
無理はするな。おまえまで体壊したらそれこそ意味がないからな。」
B「ごめんな、本番までには絶対歌詞覚えてくるから。」

という事で、正解はAの奴(親が金持ち)の自宅の地下練習スタジオでした。
解った人!挙手!

ねえ、良く出来ました、今大体9割ぐらいの人が当てたね。
さすが、この短期間で良く成長させたものです、俺スゴイ。

解らなかったという人。
マジヤバイな、脳とか、脳とか、主に脳とか、
良くお前が一般生活をつつがなく送っているものだと賞賛したいくらいだ。

え…?俺の生活?
それはもうエレガンスに英国紳士らしく主に紅茶等をたしなんでいるわけで……
うるさい!うるさい!うるさい!
べ、別にアンタのために問題用意したんじゃないんだからね!
勘違いしないでよね!

「先輩!俺、今井を探しに行きます!」
「……はぁ?」
「先日家の倉でこんな物を見つけたんです。」
その手に持つ古文書のような物を先輩に押し付ける。
その内容は要約すると
世界中にいる伝説の7人の今井を探し出し、
戦って勝つ事ができれば願いが何でも叶う。
というまあ、アレなもので
「お前、本気で言ってるのか……?今まで何人もの人間が命を落としているというのに……」
「大丈夫!俺!絶対やったるかんね!」

と言うわけで始まった今井探しの旅は3日目にして早くも一人目の今井(37歳・主婦)
を発見するに至った。

「お前が……お前が伝説の今井の1人か!」
「そう、この胸に浮かぶ紋章こそがその証、今井7人衆が1人、この今井とし子、お相手いたそう!」

もうそれはすごい戦いであった、
相手が女性だから暴力沙汰では無いが、
それは壮絶な戦いであった。

「ふっ、このわずかな期間で良く私を破るまでに成長したものだ、
良かろう、負けを認めてやろう。」

今井とし子を倒した、4年半、
今井さんの御近所にアパートを借り、
バイトで生活費を稼いだりして本当に大変だったが勝ててよかった。

それから程なくして2人目の今井(今井としひこ・46歳・自営業)に出会うことに成功した。
としひこはゴマを一瞬で数える能力を持っていた、
たとえそれが何万粒であってもだ。
スーパーで買ってきた袋に入ったゴマは1万4648粒らしい。
確かめる術はないが恐ろしい能力だった。
だが踊っているエグザイルの人数を数えよう!対決ではどうにか俺が勝てた。

その後も
天丼マンの頭の天丼に憧れたり、
レジの店員の態度にやきもきしたり、
ハイチュウで銀歯が取れたり、
ヒントでピントのOPテーマを口ずさんだり、
それはまあとにかく大変であった。
が道中あの力に目覚めた俺の敵ではなく6人目までの今井を倒した。

だがしかし、どうにもこうにも7人目が見つからなかった。
俺は日本中をさまよった、
すすきの、西川口、歌舞伎町、吉原、錦糸町、ミナミ……
だがしかし、どこもヌルヌルヌメヌメするばかりで7人目の今井は見つける事が出来なかった。

そんなこんなで26年間日本中をまわり、
とうとう日本一周し、元の街へ帰って来た俺を迎えてくれたのは
冒頭で会話をしていた先輩だった。

「どうっだった?7人の今井は見つかったか?」
「いえ、どうしてもあと1人だけ見つからなくて。」
「だろうな!」
「何?どういう意味だ!」
「フフフウフウフ、お前、チルチルとミチルの話の結末を知っているか。」
「ああ、指先に全身の力をためて「違う!」」
せめて最後まで言わせて欲しい。
「青い鳥がどこにいたのか、という話だ。」
「それは辺見マリと離婚してフラメンコを踊ったという。」
「そう、自分の家だったんだよ、探していた物、幸福は気付かなくても、
今の自分のそばにある、そういう事だ。」
「そうか。」
「…………」
「…………」
「で?それが?」
「もうこのじらしんぼが!俺の名前は何だ!」
「ライオネル・リッチー?」
「俺はそんなモジャモジャしてねぇ!俺の名は今井、今井としみちだ!」
「ま……まさか、先輩が?」
「そうだ、俺が最後の1人なのだ、だが……お前にこの私が倒せるかな?」
「くっそう、なんてことだ、俺の26年間を返せ!」
俺は先輩に殴りかかった、
が先輩はジークンドーに憧れている、
だからなかなかいい勝負になって俺達は夕日のきれいな土手に並んで寝転んでいた。

「おい、お前強いな。」
「先輩こそやりますね。」

そうして俺達はその夜ベッドを共にした。

……完敗だった。
それはもうめくるめくものがあった。

俺の願いはかなわなかった。
だが俺は幸せを手に入れていた。
今井を捜し求める日々は、
先輩という最高の今井に会う為のものだったのだ。

そう、だから俺は今日も……今井に会いに行きます。

「うわぁ、顔が濡れて力がでないよぉ〜。」

実際その顔は濡れていたが、それ以前に頭部にはカビが隙間なくもうびっしりと生えていて、
遠めにはマリモのように見えていた、頭部をもう一ヶ月も交換していないが故の因果応報であった。

さらにそこに水がかかったのだから、
当然のように朦朧とする意識の中、力強い声が腐れパンの耳にも響く。

「だから言ったじゃない!!!アンパンマン!新しい顔よ!!!」

あ…新しい…顔……

い…いけない!!!

バタコさんの手から軽々と放られた巨大アンパンをアンパンマンはこともあろうか全力で叩き落したのだ。

「ア…アンパンマン……?」

「バタコさん……君は……」

その時アンパンマンの光の無い目から一滴の泪がこぼれ、
また顔を濡らした。
顔が濡れているせいだけでは無く、力の無い顔をしたアンパンマンは、
カトンボのような頼りない飛び方でそのままどこかへ行ってしまった。

そこに残されたのは強く唇を噛み、
憂いを帯びた目で自分の手を見つめる事しか出来ないでいるバタコさんと、
どうしたもんだか……と己の所在なさを思案するバイキンマンだけであった。


「こんな時、飛べてよかったって思うよ……」
ここは自殺の名所犬吠崎、冬の平日、人影は無い。
膝をかかえ、少し荒れた海をなんと無しに眺め、
アンコの芯まで凍るような潮風にふかれ改めて飛行能力のありがたさを感じていた。
今まで自らのもって生まれた能力に面と向かって感謝したことは無かった、
空を飛び、悪を砕き、そしてそれが自らの存在意義であることは十分に理解できていた、
そして顔に関わる能力、時にはピンチを呼び込み、敵に付け入る隙を与えることもあるけど、
ジャムおじさんやバタコさん、みんなに支えられて今までどうにかやってこれた、
第一、顔が交換できるおかげで、空腹に悩む人々にこの顔を分け与える事が出来るのだから……
だけど、今はその顔をどうしても交換したくは無いのだ、
古い顔のままでは己の存在意義が揺らぎ……
そして意味をなくしてしまったとしても……
どうすれば……どうするのが……

「アンパンマン。」
突然に声をかけられ振り向くと同時に視界が暗くなった。
足をどけられて初めて解ったがどうやら顔面に蹴りを入れられたようだ。
「あんた何やってんのよ!この腐れカビパンが!!!」
登場と同時に暴力と罵声……
それはバタコさんであった、
「バタコさん!何でここに!っていうか何でいきなり蹴り……」
「うるっさい!このしっとり生腐れ野郎が!!!こんなところに居るのって、
『哀れで可哀想で悩み多きこの哀れなパン畜生めをどうか探して癒して慰めて〜おろろろ〜ん!』
って事でしょ?だってこの場所って…その…あ…あの…」

散々歯切れ良く自分をさんざん罵倒していたバタコさんがゴニョゴニョしているのを見て、
アンパンマンは少しだけ笑顔を浮かべる事が出来た。

「覚えていたのか?バタコさん。」
「当たり前でしょ?脳みそアンコの分際で人を馬鹿にするつもり?」
「じゃあなんで……なんでこの顔を交換しようとしたりなんかするんだよ!」
「だって、そんなカビだらけでぐちょぐちょじゃどうにもならないじゃない!
力もでないし、アンパンだかなんだかすら解らないし……」
「俺は……どうしたって……変えたくないんだ……
この顔を、バタコさんと初めてキスをしたこの顔―――」
「せいっ!」
ボフゥ!!!
バタコさんの渾身の右ストレートがアンパンマンの顔面の真ん中、
鼻の当たりに突き刺さっていた、
というか、貫通していた。
アンパンマンの背後には糖度の高さからか
そのおぞましい表面から想像するよりは健全な状態のアンコが飛散っている。
言葉をなくしたアンパンマンの頭部から腕をずぼぉっ!!!と引き抜くや否や
「やだ……すごい手洗いたい……パンの部分グジュッってしてた……」
スウェードのように起毛したカビやアンコが結構びっしりと付いている手を
眺めるバタコさんの顔は心底嫌そうであった。

「自分で攻撃しといてナンなんだお前は!っていうか顔に穴空いちまったじゃねぇか!
ドーナツマンか?俺はドーナツマンか?違うだろう?
それにここまでいっちまったらもうほとんど動けねぇぞ!」

「うるさいわねぇ!アンタの汚物で手が汚染されちゃったじゃない!
この手がなんかなったらどうしてくれるわけ?
それもこれもアンタがみみっちくもウヒウヒいいながら
記念だよ〜僕の宝物だよ〜とか言ってなかなか顔面交換しないのがいけないんじゃない!
だからこの手が汚れたのはアンタのせいよ!アンタのそのしみったれた根性の所業なのよ!」

「おまえ…なぁ……」
とうとうアンパンマンは何もいえなくなってしまう。
大事にとってきた顔面にも今は風穴が開いている。

「とにかく……ほら、新しい顔……持ってきたから、とっとと交換して飛んで変えるわよ!
もう銚子電鉄は十分堪能したし、1人で電車のってもつまんないもん……。」
バタコは目をあわさず足元ばかりを見て話す。
そんなバタコの気持ちが理解できないアンパンマンではなかった……が、
「でも……」
記念すべきこの顔に対する未練が捨てきれず、
つい男らしくもなく『でも』などと口にしてしまった。
のがバタコさんの琴線にべったりと触ったらしい。
「うううるさあーーい!でももクーデターもないのよ!
第一……第一ワタシにモサモサカビカビのジュクジュクグリーンの穴空きで
ついでに心もグジグジ湿った腐れ顔面野郎とキスしろっていうの!!!
話が理解出来たらさっさと顔面変えろ!このゲロシャブが!」
「バ…バタコさん!」
ゲロシャブ扱いを受けているというのにアンパンマンの口角が少し上がったように見えた。
「わかりやすい顔するんじゃないよ!それに…ほら。」
バタコさんはアンパンマンに小さな、桜色の貝殻を差し出した、
「これ……これはアンタとその…はじめて……キ……キスした時に拾った貝よ…、
物なら、思い出に物が必要なら、有るから、さ、バカばっかり言ってないで、
帰りましょう。」
「お……おう!わ、悪かったな……バタコさん、
俺、物なんか、もう物になんか思い出を求めたりしねぇ!
いつだってお前が目の前にいるじゃねぇか!なんでそんな事にもきづかねぇで、
本当に俺はバカだ……バタコさん!顔……変えてくれ!」
「よし来た!!!……ってアレ……顔……忘れた……。」
「え……俺、そろそろ微動だに出来なくなるぞ!」
「ちょっと!大変!どうしよう!まぁ、バチね。」
「なんのだよ……?」

二人の乗る銚子電鉄はゆっくりとパン工場に向かうのでした。

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