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なにをやっても
なにをやらなくても 文句の礫だ 飽きたよね くだらない、だから 羽衣一つで交わしてみせる そうだよ 誰も来られない恐竜の高さから 絶景を眺めようじゃないか |
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落葉蝶落葉黄蝶で落葉蝶落葉黄蝶かやっぱり落葉
指先の切れし痛みに脈沿いて秋の夜長にふつぷつと湧く 鼻水を拭けぬ野良猫丸まれば耳元上るたんぽぽの種 すみれから生まれたような顔をして微笑む君の動かない足 安定のインストールを繰り返し秋の夕焼け伸び過ぎた髪 一点の曇りすらなき病巣に縄を縛りて色鳥の声 地上から0.五ミリ上歩き半透明でルーティンこなす |
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冬将軍なんて
いてもいなくてもいいよ 地に足がつくように 手を広げて降っていくからさ 蝶よ花よと育てられはしなかった者の末路が あまりにも眩しい わたし ちっぽけでよかった 戻ってくるよ、ほら ずっと自由でいさせてね |
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全ての誰かを信じて生きていくなんて
できなくなってしまったね じゃあ どの人なら大丈夫なの 答える術はあからさまに一つで それが自分だなんて聞かされても もちろん受け付けないよ いつからそうなの 知らないよ 生まれたときは違ったでしょう 当たり前でしょ ねぇ いつからなのかな 教えてあげようか あなたを一番大切にしてる人が 信じてはだめと唱えていたんだよ うそだ だって 優しいでしょう 大事な大事なあなたに 傷ついてほしくないんだもの ああ なんだ いや違う ううん やっぱりそうかな わかっちゃったよ 仕方ないね わたしはわたしを 解放してあげることにする |
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