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マダガスカルの切手シリーズの第2弾。
描かれているのはナスタカメレオンです。
写真上が♂、下が♀の切手↓
別名ハナダカカメレオンとかビッグノーズカメレオンとか言われる通り、鼻に特徴のあるカメレオンですね。
他にハナツノカメレオンとか、テングカメレオンとかラボードカメレオンとか似たようなカメレオンがいますが、
ナスタカメレオンは全長10cmくらいしかなく、カルンマカメレオン属の中では最も小型というところが最大の特徴でしょう。
マダガスカルの切手でカメレオンが描かれているのは、僕が知る限り、前回紹介したカンパニーカメレオンと
今回のナスタカメレオンのみのようです。(もし違っていたらゴメンナサイ)
カンパニーもナスタももちろんとても特徴的で魅力的なカメレオンではありますが、でももしも日本人がカメレオンの切手を発行するとしたら・・・・?
描かれるのはまず間違いなくパンサーカメレオンかパーソンカメレオンでしょう。
マダガスカル政府が切手の題材として選んだのが、パンサーやパーソンでなくカンパニーとナスタであるところに、カメレオンに対する根本的な「思い入れ」とか「価値観」の違いみたいなものがあるように思われてなりません。
我々日本人はパンサーカメレオンのあのカラー・バリエーションの中に「美」を見い出したり、キングオブカメレオンと言われる巨大なパーソンカメレオンの中にある種の「神聖さ」を感じたりするわけですが、マダガスカルの現地の人々は恐らくそういう感覚でカメレオンを見てはいないのだろうと思います。
大も小も、カラフルなのもそうでないものもカメレオンはカメレオン。
普通に身近に存在して、ちょっと気味が悪く、近寄りがたく、少なくとも興味の対象ではない生き物・・・
カメレオン切手を眺めていると、そういうマダガスカル人とカメレオンとの間の「距離感」みたいなものを感じるのですがいかがでしょう?
何千年にも亘って、お互いその微妙な「距離感」を保ち続けて来てくれたおかげで、自然破壊の進む現在のマダガスカルでもカメレオンたちはなんとか生き続け、地球の反対側の日本人が今でもその実物を目にし、手に取ることができるんだと思います。
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