反町雄彦のリーガルダンク!

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 9月に入って、毎週月曜の朝礼で
LEC10則という行動基準と、
ブランドブックに記載した「10の約束」を
2つずつ解説しています。

 朝礼の議事録は、社内のイントラネットで
社員に共有され、多分、社外秘扱いになっていると思いますが、
営業秘密の漏洩にならない範囲で概要を紹介します。

<LEC10則の1>
 LEC10則の最初はLECの理念です。
ここに「21世紀における第五次産業の発展」
という言葉が出てきています。
 「第五次」といっているときは、四と五の比較になっています。
第四次産業は、イメージとしてはGoogleとかリクルートのように、
無形資産である情報を扱いつつ、
その情報を整理することをサービスとしている会社です。
情報を自分たちで作るわけでもなく、プラットフォームとも呼ばれます。
→「ザ・プラットフォーム」という新書については末尾を参照

 これに対し、第五次は情報を自ら作り上げていく産業です。
 音楽で言うと、作詞家・作曲家・歌手・プロダクションは第五次、
ラジオ局やアップル、聞き放題サービスのプラットフォームは第四次、
という分類になります。
 「LECは開発型でないといけない」と、よく会議で話しています。
もの作りの要素を忘れずに、教材なりカリキュラムなり、
そういったものに手を加えていかないと、
単に、講師と受講生の間に入って、ピンハネしているだけになってしまいます。
自ら情報を作り上げていくこと、それが第五次産業であり、LECの理念です。

<10の約束の1・2>
 約束の1番目は「知識労働者としての誇り」です。
知識労働者はいろんな言い方があって、
普通に英訳するとKnowledge workerですが、
ここでは「professionalism」としています。
知識労働者については、ドラッカーの著作で何度も登場するので、
どれか1冊でも読んで欲しいですが、
簡単に言うと「常に学習し続けなければいけない、
学習を継続していく」というのが基本のコンセプトです。
重要なのは「学び続ける」ということです。
ということで、理念と知識労働者はセットで見てもらえればと思います。

 2番目には「想い・知識を行動に変え」という言葉が出てきます。
これはLEC10則で出てくる「知合合一」を一般的な用語に変えたものです。
最近のIT業界だと「Deploy」という言葉があります。
伊藤穣一氏が行なったTEDトークの中で『Deploy or Die』という言葉が出てきます。
⇒日本語訳はこちらで見れます

 昔は「Demo or Die」でした。これには元ネタがあって「Publish or Perish」です。
これは学者の間で言われている言葉で、
要は「論文を書きなさい。論文を書かないと学界からは見捨てられる」
という意味でした。
 これをもじって、IT系の企業の人がまず「「Demo or Die」と言い始め、
デモを作らないとダメだ、と言いました。
デモというのはべータ版みたいなものです。Demoをさらに発展させたのがDeployです。
 Deployは、日本語訳すると「配備する、配置する、展開する」といった意味です。
実際に市場に出してしまうことを指します。
デモはあくまで試作期ですが、現在では、
ベータ版の状態で世の中に出してしまって反応を見る、
という風にスピードが速くなっています。ユーザーの反応を聞きながら改善させていく。
プログラミングだとアジャイルと言う用語がありますが、
そのようなことがよく言われていて、要は何かと言いますと、
みなさんは何かしらアイデアを持っているかと思いますが、
そのアイデアを行動に移していかないと、
特にこれから変化が激しいので、対応できませんよ、ということです。


<『ザ・プラットフォーム』感想>
この新書は、尾原和啓さん、という
マッキンゼーやリクルート、Google、楽天など
11社を渡り歩いてきた方が書いたものです。
副題は「IT企業はなぜ世界を変えるのか?」
とあり、確かに、冒頭部で
GoogleやFacebookなどのIT企業が
どのようなビジョン・理念を掲げているか、
を述べていますが、
私としては、リクルートのゼクシィを素材として
述べられていた「BtoBtoC」の情報仲介ビジネス
の方が興味深かったです。

曰く、
ゼクシィが結婚式場の情報を集めていく過程で、
結婚指輪、新婚旅行、2人の生い立ちムービー制作など、
周辺のサービスも1箇所に集まるようになって、
情報の「幅」が生まれ、その結果、より多くの人が集まり、
その結果、100万円、200万円を結婚式にかける
カップルだけでなく、少額の写真だけの結婚式とか
レストランウェディングなど、従来とは異なる「質」の
サービスが可視化されるようになる、
という「幅」の広がりが「質」の広がりを生み、
新たなサービスが生まれていく(プラットフォーム自身が
生み出したわけではないが、金融と同じように、
プラットフォームがあったからこそ、ビジネスとして
立ち上がった新しいビジネスがある)、
という点で社会に新たな価値を提供している、

といった話です。
プラットフォームに対しては、場だけを作っていて、
コンテンツの作り手の努力にただ乗りしているかのように
評価されることがありますが、
プラットフォームの存在によって新たな価値が意識(可視化)され、
サービスが生まれることもある、というプラス面もあること
に注意が必要です。

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反町 雄彦
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