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朝礼メッセージその4

この週は連休があったために、
朝礼は木曜に行なわれました。

<10則>
7番目、8番目はちょっと厳しめの内容になっています。
7番目は、 「人は目標を達成した時に、
はじめて自分の実力と生きがいを知る。」

こういう話は経営者の訓示でよく登場します。
例えば、「できない言い訳を考えるのではなくて、
でできる工夫を考えよ」みたい話です。

そして、8番目は「チャレンジ精神を持て
仕事は与えられるものではなく、自ら創るものだ」。
この内容は、10の約束の(4)「新しい価値を創り
creat new value」、そして(6)の「ねばり強く挑戦し」
で押さえてあります。

<10の約束>
目標達成やチャレンジ精神の大事さはよく言われますし、
勿論、その通りですが、いろいろ事情もあるのが現実であって
10の約束の方では「時には柔軟に」へ変えました。

目標の具体例としては、売上目標とかあります。
もちろん今月は達成して欲しいですが、
売上目標の達成が厳しいな、と仮になったときに、
盲目的に目標だけを追うのではなく、より大きな目的に
目を向けて欲しいです。
例えば、売上目標の背後には、利益を上げる体制にしていきたい、
という目的があります。
なぜ利益を上げていきたいかといいますと、
今後、教育ビジネスの業界には大きな変動が予想されるからです。

教育業界は非常に揺れ動いていて、
我々が今やっている社会人向けマーケットでは
あまり表面化していませんが、
小学生や中高生だとどんどんデジタルへ移行してきています。

例えばリクルートが運営している「受験サプリ」は、
月額980円でインプット講義を全てWEB(スマホ)上で受けることができます。
従来のビジネスモデルでは、大教室で教えるスタイルから
個別指導へ移り変わっているところですが、
さらに、その個別指導のところで、一人ひとりが予め
WEB上のコンテンツを使って勉強してきていて
(自発的、とは限らず勉強させられているかもしれませんが)、
その後に個別指導塾に通って自分の弱点を復習していく
反転授業が増えてきています。

今まで教室(大人数・マス)で行なわれてきた塾・予備校での授業が
individualな、個のものになりつつあります。
いわゆるアダプティブ・ラーニングと呼ばれる、
オーダメイド型になりつつあるわけです。
しかも、従来の個別指導では、家庭教師みたいな形で
高い受講料を取っていたところ、、
月額980円と組み合わせることで、価格破壊が起きつつあります。
これは破壊的イノベーションという話になります。

かつ、少子化です。マーケット自体は縮小方向です。
こういった環境下では、小学生・中高生向けの塾は熾烈な競争を闘っています。

それで、厳しいのは対岸の火事ではなくて、
その中高生がそのまま大学生・社会人になっていきますので、
当然LECのビジネスモデルにも影響がきます。
このように考えると、少なくともここ3年ぐらいで、
新たな投資であったり、外部の会社と提携を考えないといけません。
そのため、ある程度利益を出せるよう、
足元を固めていないといけません。それもあって利益を上げたい。

利益を上げることが、LECが今後も生き残っていくため
必要になるのです。これが大きな目的なので、
仮に売上が達成できなければ、経費の方を削減していくことになります。
目標に固執しない、という点で「柔軟」という言葉を使っています。

ある目標に固執しても仕方ないことがあります。
最終的な目的を見据えて、他の方法を探していく柔軟さが必要です。
戦争でいうと、「あの丘とれ」と言って攻めていくのが目標達成です。
実際は、戦争は外交手段のひとつであり、
実際は戦争しない方がいいわけです。それは向こうもそう思っていますから。
戦争以外で解決できる方法があれば、無理に丘をとる必要はありません。
だから、シビリアンコントロールと言われているわけです。
軍人に意思決定を委ねると、戦争そのものが目的化する危険性があります。
なぜ文民統制が必要なのかというと、
戦争が起きたきっかけとして、何かしら
解決しなければならない問題が両国間にあって、
それの解決のためにやっているわけなので、
丘をとることに時間をかけるのではなく、
両国の問題解決・終戦にどう導くかを考えるのは
軍人ではない政治家である必要があるのです。

世の中が変わっていくスピード・程度が大きい現代では、
目標達成よりも環境変化への対応が優先される場合もある、ということです。

10の約束(8)では、「自分で考えて決断し」としました。
「自分で考えるのは当たり前じゃないか」
と思うかもしれませんが、自分で考えることは意外と難しいものです。
考えるためには、ある程度の型がないといけません。
「こういう風にやるとこうなる」というのがあるから初めて
自分で考えることができます。
「学ぶ」は「まねる」からスタートするわけです。
「まねる」をやることで初めて型が分かり、その型に応じて考えますが、
その後、「自分ならこうする」という独自性が出てくるわけです。
型どおりを卒業して、自分なりにアレンジをすることが大事です。

スポーツやっている方なら分かると思いますが、
例えば水泳をやるときに、クロールの型がありますが、
実際にはその型どおりに泳いでいる人はあまりいなくて、
少しずつ自分なりに変えてしまうわけです。
体が一人ひとり違うわけですから、
まったく同じように腕を曲げれるかといえば、そうではないので、
それで微妙に変えていくということです。

変えるときは、意味無く変えるというこはなくて、
自分なりにこうだろうという何かしらの思い・仮説があって変えていくはずです。
ランダムに全部実験してみて、それで一番良かったものを選ぶ
という手法(0ベース思考)を推奨する人もいますが、
あまり現実的ではないといいますか、そんな理系思考を
皆ができるわけではないので、そこまでは求めません。

型をまず身に付けて、自分なりに「こうした方がいいかな」とちょっとアレンジする。
これが「自ら考えて決断する」の中身です。
さらっと書いてありますが、まずは勉強しなければなりません。
試験課であれば、「昨年・一昨年、この時期にどんなことを
やったのかな」ということは最低限、知っておかないといけません。
去年の試験課長はどんなことをやったのか見ないと、話になりません。

10則と比べると若干甘い内容です。
ただ、レベルを落としているわけではなく、
それぐらい外部環境が変わっているからです。
当初決めたことに固執されても困るし、
自分の頭で考えることを習慣化して欲しいです。
営業会議の際、「これはこういう風に決まっています」
とあまり言って欲しくないです。
そこは、自分の意見はどうなのかなとぜひ考えてほしいと思います。

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反町 雄彦
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