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社労士会が発行している機関紙
「月刊 社労士」では、童門冬二氏が
<歴史から読み取るビジネスマネジメント>
をテーマに、連載コラムを書いておられます。

毎回、このコラムには気付かされることが多く、
今回は、吉田松陰がやくざを社会復帰させたエピソード
が紹介されていました。

吉田松陰が外伯父から松下村塾の運営を
引き継いだ際に、表面的には
長州藩の改革や日本の変革、といった
憂国の志士を鍛えていくことを宣言はしていたものの、
従前行なわれていた、
萩城への就職の世話や、城内での身分向上・給与引き上げ
への指南といった、就活予備校としての機能を
急に捨て去ったわけではなかったようです。

家が商家であるのに、継ぐことを嫌って
城下町の暴れ者たちと付き合っていた溝三郎という者が
松下村塾に入会してきて、商家を継がない理由として
「人に頭を下げるのがイヤだ。親父は朝から晩まで
客にペコペコおじぎをしています。」
と述べ、「医者になりたいです。医者なら人から尊敬され、
ペコペコしないですみます。」
と入門の動機を語ったところ、松蔭は、やんわりと
嗜めて、以下のように述べたそうです。

「城下町の医者の中には、商人以上に
権力者や金持ちにペコペコしている者がいる。
大事なことは貧しくても人から物を盗まないことであり、
苦しくても自分を失わずに信じることだ。
きみのお父さんが客に頭を下げるのは感謝の気持ちであって、
決しておべっかではないよ。
物を買ってもらったお金できみの家の生活ができる。
頭を下げるのが人間の礼儀というものだ。
溝三郎君、家業を継ぎたまえ。そして、きみがお客に
頭を下げる時には、へつらいではなく、
感謝の気持ちだと思いたまえ。
いますぐは無理だと思うのなら、しばらく
この村塾にいたまえ。そして、学友達から
そういう気持ちになる分別を学びたまえ」

一方で日本の行く末を案じつつ、
他方で、商家を継ぐ道を強く語ることができる、
そういいうオールラウンドな面が教育者には必要なのだ、
と改めて感じた次第です。

ちなみに、このコラムを読んで
「てんびんの詩」という映画を思い出しました。
公式サイトで、第1部から第3部まで、
全て映像が公開されています。

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反町 雄彦
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