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すでに11月ですが、
10月末に発表になったもので気になったニュースを
3つ紹介します。
まずは、ハウス食品がCoCo壱番屋を
子会社化する、というニュース。
CoCo壱番屋は正式な会社名は「壱番屋」ですが、
多くの人はココイチ、と呼んでいます。
1978年創業で国内に1200店舗以上は
フランチャイズ展開の威力を実感させます。
創業者の宗次徳二氏・直美氏の夫婦が経営していた
喫茶店で出していたカレーが好評だったことで
カレー専門店を開業し、現在ではアメリカ、台湾、
中国、韓国、タイにも店舗展開をしています。
フランチャイズ店舗も含めた全売上高は900億円近いので、
一皿900円には届かないメニューが多いと思うので、
年間1億皿以上、カレーを提供していることになります。
1億÷365日÷1200店舗=約230となるので、
1店舗平均200人が訪れている計算になります。
ハウス食品は海外展開を積極的に進めていて、
アメリカ、アジアでカレールーの製造・販売を
積極的に行っており、
海外の人に日本のカレーを知ってもらう入口として
レストランで食べてもらう経験が一番良いことから、
ココイチの海外展開と、ルーの製造・販売をセットで
行っていく戦略だそうです。
2つ目は、31日付けの日経で報じられていた
ベネッセの中期経営計画(30日に発表)。
2020年度までに、売上に占める海外事業の割合を
3%(2013年)から15%まで一気に増やす計画です。
少子化の影響をもろに受ける進研ゼミは
2013年度は約1680億円(全体の36%)でしたが、
2020年度には、1329億円、割合としては22%まで下がる、
と見込まれており、
「こどもちゃれんじ」の会員数を中国で現在の83万人から
5倍の400万人に増やす、
東南アジアやトルコにも進出、といった
積極的な海外展開(5年間で2000億円の投資)を
行う方針を発表しました。
記事でも書かれていますが、進研ゼミの建て直し策である
エリアベネッセ(店舗)、クラスベネッセ(指導教室)は
苦戦しているようで、比較的好調な中国市場を攻める他、
選択肢がない状態だと思います。
中国の場合、模倣の企業がどんどん出てくるでしょうし、
個人のオークション等で教材・おもちゃの転売が盛んに
なっていくようにも思うので、「こどもちゃれんじ」が
中間層に拡大していくのか個人的には疑問だったりします。
最後に、これは経済ニュースと教育ネタの中間ですが、
三省堂が教科書の検定期間中に、
小中学校の校長ら11名を集めて
申請段階の教科書を見せて意見を聞き、
謝礼として5万円を渡していた件で、
新聞報道によると、
文科省が最初にこの件を三省堂側に問い質した際、
謝礼支払いがあった事実を伝えなかったこと、
その指示は社長が出していたことが言われています。
社長の責任の重さを痛感させられます。
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