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書評・雑学系

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ネット上で「りすの書房」で検索すると、
昨年10月からネット上では話題になっていたことが
分かりますが、
本日、国立国会図書館が昨年3〜10月に
かけて、りすの書房へ支払った代償金136万円の
返還を求めることを発表しました。

これは「亞書」と題されたシリーズで、
ハードカバーできちんと製本されていたものの、
中身はギリシャ文字やローマ字を無作為に羅列しただけで
各480ページで96巻まで発刊され、
販売価格は1冊6万円+消費税8%の64,800円という
まさに「奇書」です。
国立国会図書館では、出版物が納本されると、
定価の5割程度に送料を加えた代償金を
発行元に支払っているところ、
昨年、78冊が納品され、うち42冊分の代償金を
支払っていたそうです。

今までも似たような事件はあったのではないかと
思いますが、今回、国会図書館が
ホームページ上に蔵書リストが掲載され、
かつ、アマゾンで販売されていたことから
ネット上で話題となり、露見したようです。

ネットによる監視社会の良い例だと思いますが、
昨年10月から3か月、という「時差」感も
現代っぽいな、と感じます。
この手の、最初から詐欺目的で国や自治体のお金を
騙し取る場合には、民事で請求しても
法人そのものに財産が残っていないケースが大半でしょうから、
経営者を調べ上げて刑事責任を問う他ないのが実際です。

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反町 雄彦
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