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昨日の記事では、女性の社会進出と
少子化対策(育児支援)について長々と書いてしまって
肝心の経沢香保子さん、森健志郎さんの話
を紹介できませんでした。
月曜の朝礼で話した内容と一部、重なりますが、
簡単に紹介します。
経沢さんの基本的思想は、
ある特定の社会像を理想とするのではなく、
個人にとって選択肢が多い社会が理想的、
とする「リベラル」です。
そういう見方からは、育児も母親が一人で抱え込むものではなく、
様々な資源を組み合わせて、自分の子供にとっての
最適な教育を試行錯誤していくプロデューサーの役割を
担うことができる社会が理想、となります。
キッズラインにおいては、シッターさんへの評価を
食べログと同じように可視化しています。
レストラン選びとシッター選びを同列に違和感を持つ人も
いるかもしれませんが、子供への教育サービス購入だけが
購入の際に完璧さを極度に要求されるのは変な話です。
結婚ですら、3組に1組が離婚するのですから、
子供への保育・教育も試行錯誤を許容する社会であって欲しいです。
森さんは、様々な場所にインタビュー記事が出ています。
EdTech=Education×Technology分野の起業家は、
オンライン教育によって、世界中の教育に変革を起こす、
経済力に関係なく、自分に合った「学び」を追求できるようにする、
という高い志を持った方が多いですが、
森さんも、「世界中のすべての人の最終学歴をスクーに変える」
という目標を掲げています。
13日に聞いた講演でも、
日本一のオンライン学習サイト、と仰っていました。
リクルート出身(たまたま、経沢さんも元リクでした)の方は
ビジョンとともに規模を追っていく傾向があるな、と感じますが、
話を盛っているな、と感じてしまいました。
会員数で言えば、日本版MOOCであるgaccoの方が多いです。
講座数が2,500となっていますが、スクーの売りは生講義にあるので、
講義時間は1時間程度のものが多く、
LEC的な講座換算だと1000講座分。
これは、LECで2か月間で新規収録している講座数とほぼ同じです。
売上規模で言っても、
プレミアムサービスの高い方が月額2000円なので、
20万人会員の1割(かなり多めの推定)の2万人が
有料会員であったとしても、毎月4000万円=年間5億弱の売上なので、
WEBデザイナーやプログラミング人材の育成・派遣・紹介の
人材ビジネスを同時並行で行っていたとしても
最大で7、8億円程度ではないか、と思います。
リアルの校舎を持っている会社との単純比較はフェアではありませんが、
TACの資格試験事業部の年間売上は100億円超、
LECでも50億円はあります。
とはいえ、ナンバー1を目指す、という強い想いは
重要ですし、森さんが話していて共感したのは、
最近、オープン・イノベーションとか、共創という言葉が
流行っているが、これらは手段・手法であって、
これらが必要となる前提として、自分たちだけ、1社の力では
実現できない、大きい志、ビジョンの存在があるべき
という話でした。
朝礼でも、この共創と高い志の話はしました。
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経営・マネジメント
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