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あっという間に怒涛の2月が終わり、
第4四半期も残り1か月となりました。
アベノミクス効果で多くの上場企業
(海外売上比率が高い企業、
BtoB、特に設備投資に関連する業態)で
好決算が続く中、ソニーや任天堂など
モバイル化・ソーシャル化の影響を受けている
企業は苦戦しています。
情報のデジタル化によって価格の下落が続く中、
固定費が大きい(ハコモノとしての学校)という点で
出版業・書店と近い側面もあるLECでは、
この3月でどこまで前々年(2012年)の
実績まで戻せるか、試金石となる月です。
さて、予備試験の受験生・合格者増の流れ、
新司法試験マーケットでの他社からの流入
によって、売上は比較的好調なのが
司法試験課ですが、この記事のタイトルにあるように、
弁護士資格が、それを取得するまでの苦労に
見合うか否かは微妙なところです。
記事のタイトルは、ある方のブログ記事
から引用しました。
短い記事なので、ぜひご一読いただきたいですが、
要は、企業法務部、法律事務所の事務員、
裁判所職員などに、法科大学院修了生が増えており、
彼ら・彼女らは、弁護士になった又は登録すらできずにいる
(合格してしまった)同級生に比べて
比較的安定した職場で、そこそこ良い待遇で仕事できている、
という指摘です。
確かに、企業・自治体職員としての
法律専門職の仕事は、予防法務であり、
訴訟はできる限り避けるべきものなので、
万が一、訴訟・審判になったら、外部の弁護士へ
依頼するので、職員が弁護士資格を有する必要性は少ない
のが現状です。
弁護士登録すると、弁護士会の各種委員会に
所属する必要があり、地方自治や企業法務に関する
委員会も存在はしますが、
仮に会費分を本人ではなく、自治体や企業が負担する場合
(個人として事件受任する可能性が全くないとき、
本人に会費負担させる合理性は低い)、
その委員会で得られる情報・経験に
会費分の価値があると自治体・企業が認めるか、
は相当、ハードルが高いと思われます。
※ある自治体で、弁護士を職員として採用したものの、
そこの給与では、会費を賄うには不足で、
当初は登録抹消をしていたものの、
その自治体内で外部弁護士を使って
住民向けの法律相談を行っている現状から、
その職員の給与に会費分を上乗せすることで、
登録を回復させて、その職員に法律相談を担当させよう、
となったものの、給与上乗せを認める条例が
議会で否決されてしまい、結局、その職員は
元々の給与のまま、会費を支払うようになった、
という記事を以前、見たことがあります。
ただ、採用する立場としては
外部の弁護士と対等に交渉、
準備できる人材が必要なので、
司法試験合格者の方が、不合格者よりも
採用されやすいはずです。
ということで、「リスク」として見るべきなのは、
合格そのものではなく、
合格した途端に、弁護士登録して
独占業務である、弁護士法72条が定める
「法律事務」だけをやろう、と自分の可能性・将来を
限定してしまうこと、です。
例えは良くないかもしれませんが、
高校野球でスターになって、ドラフト指名で
プロ野球選手になった人が、その後、様々な事情で
プロとして活躍できなくなってしまった後に、
あくまで選手にこだわるか、それとも、
指導者(野球に限定せず、スポーツ全般)、
バックヤード(球団経営に関わったり)、
メディア(解説者やライター)などの可能性も考えるか、
という違いに近いと考えます。
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司法試験
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まず、告知から。
司法試験のファイナル模試単独の販売が
始まりました。LECでは、3月下旬〜4月上旬の
直前模試だけでなく、年末年始に
セミファイナル模試という、力試し的な模試
(問題はすべて新作で、本試験レベルですが)
もセットで提供していました。
つまり、他社よりも2倍のボリュームの模試と
なっていましたが、2月も中旬を過ぎたので、
最後のファイナル模試単独での販売を始めました。
価格は35,800円です(おそらく、競合他社の中でも
一番リーズナブルのはず)
⇒詳しくはこちら
そのリーフの表紙では、
22時間30分をどう使うかを実践練習する、
というコンセプトを前面にして、
「犬・猿・キジでは足りません」というフレーズが
書いてあります。
なぜ桃太郎なのか、ちょっと不思議に(奇異に)
感じた人もいたかもしれません。
実は営業担当者はあまり深い意図・謎かけを
持っていたわけではないですが、
後付けで、理屈を考えてみました。
そもそも、桃太郎がお供に犬・猿・キジを連れて行った
理由は、諸説あるようですが、
1つの考え方として、十二支を方位で表した場合に、
鬼門の反対側に、犬(戌)、鳥(酉)、猿(申)が位置するから、
という説明があります。
ご存知のように、江戸時代の時刻は
日の出と日没を基準とする不定時法が採られ、
日の出の30分前が明け六つ(卯)で、
日没から30分後が暮れ六つ(酉)となっていました。
丑三つ時は真夜中、午前3時ころ
と言われますが、実際には、季節によって
ある呼び名で呼ばれる時間帯は変動します。
多少の変動があることを前提で、
今の時間で考えると、
申の刻は16時ころの前後1時間、
酉の刻は18時ころの前後1時間、
そして、戌の刻は20時ころの前後1時間、
となります。
つまり、猿・キジ・犬を集めてみても、
最長で21時にしかならず、22時間半には至らない、
と言えます。
以上、かなりこじ付けですが、桃太郎のお供と
司法試験の試験時間(トータル22時間30分)との関連性でした。
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渋谷駅前本校にて行われた、
エイベックス・ホールディングス
経営戦略本部法務部長を務めている
木内秀行先生の講演会で
印象に残った話をいくつか紹介します。
昨日降った雪に雨が混じり、
普通に歩くと、水たまりに足がはまったり、
また、いくつかの鉄道が止まっていたり、
という混乱状況の中、参加者は
少なかったですが、
「リーガルマインド」を社名に冠する
LECの従業員にもぜひ聞いてもらいたい内容でした。
木内先生は弁護士登録後、
渉外事務所で企業法務の経験を積み、
NY州弁護士の資格も取得した後、
カンボジアの法律家養成事業
(JICAと日弁連の共同プロジェクト、
いわゆる国際司法支援)、
外務省にてEPA交渉の法務アドバイザー
(任期付職員採用の法律が施行された
直後で、まさに中央官庁における
組織内弁護士の先鞭をつけた)を経て、
企業の法務部へ転身されました。
ご自身でも話されていましたが、
自分の興味・やりがいを達成できる場所へ
職域を柔軟に変えていく、
法律を武器に社会正義やクライアントの利益
(外務省当時は、国益)を実現していく
プロフェッショナルを体現されているキャリアです。
守秘義務(公務員として&弁護士として)の
縛りがあるためか、具体的な話はあまり
伺えませんでしたが、仕事への心構えとして
印象に残った話を3点、紹介します。
1番目は、この記事のタイトルにもした、
funky、groovy、hip、soulfull、coolというモットーです。
funkyとは、イカす=会社に役立つ
groovyは、ノリ(企業文化)が分かる
hipは、柔軟に対応できる
soulfullは、人(現場)の心を理解する
最後に、coolは冷静に判断する、
という意味であり、
エイベックスの法務部長に就任した際に、
会社にとって法務部はこうあるべき、という姿を
この5つの標語で表現したそうです。
この中で、coolが最も大切で、
職業倫理を高く持ち、会社が違法ないし
社会的に不当な行為に出そうな場合に
体を張ってでも止めるのが
リーガル・カウンシルに求められている役割です。
2番目は、木内先生が
企業内弁護士として2社目となる
証券会社へ転職した理由です。
1社目(昭和シェル)では、
社内ヒエラルキー(ライン)から外れた
スタッフ(専門職)として働いていたが、
管理職として組織で働いてみたい、という気持ちが
強くなったことが転職理由だったそうです。
管理職の法務部長として心掛けたこととして
・組織(法務部はもちろん、会社全体)
の実力の底上げを目標とする
・他の従業員に対して、礼節を尽くして
本気に向き合う
という2つを仰っていました。
この「礼節を尽くす」という部分がなかなか
実践できないもので、イライラして
八つ当たりをしたり、威張ったり、
といった態度が典型的上司像かもしれませんが、
その上司像を良い意味で裏切らないといけないな、
と改めて思いました。
3番目は、よく言われることですが、
社内でプロフェッショナルとして働くためには、
ビジネスへのRespect(敬意)、
従業員へのSympathy(共感)、
そして、異なる考え方へのGenerousity
(寛容)の3つが重要、ということです。
別の方(斎藤ウィリアム浩幸氏)の
言葉ですが、「日本人にはホスピタリティの基本が
欠けている。この基本とは、自分と異なる
バックグラウンド(文化・風土・考え方)の人への
寛容さ、である。」という話を思い出しました。
一見すると全く違う、変な慣習に見えるものでも、
実は奥底には合理性が潜んでいて、
その合理性に想いをきたし、
相手の言い分を踏まえて(目線を同じくして)
法の道を説く、という態度が必要となります。
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先週土曜(2月8日)の雪も驚きましたが、
本日(14日)もかなりの雪が降っています。
明日、11時から渋谷駅前本校にて
エイベックス・ホールディングスの
経営戦略本部法務部長を務められている
木内秀行弁護士による講演会があります。
全国への同時中継もありますので、
企業内弁護士の仕事や、
エンタメ弁護士、と言われる音楽業界の法律問題
(佐村河内氏の騒動で注目を集めている
音楽著作権の帰属や、JASRACにおける管理などの
話も聞けるかもしれません)
⇒詳しくはこちら
LECの場合、難関資格の、長期にわたる
講座を申し込む際には、学校(本校)で
受講相談をしたり、講師のガイダンスを聞いたり、
といったアクションを取った上で申し込みに
至ることが多いので、
週末に雪が降ってしまうのは
営業的につらいものがありますが、
レジャー施設に比べればまし、と思って
前向きで頑張っていきます。
さて、昨日の日経新聞で
2014年度の診療報酬改定に関する
中央社会保険医療協議会の答申の報道がありました。
「病院から在宅へ」促す
という見出しもあるように、
回復期にある患者をいつまでも入院させておくのではなく
地域包括ケア、という枠組みで
かかりつけ医が自宅で診察する(在宅医療)
を積極的に進めよう、という話です。
この報道について、昨日、
某シンクタンクの医療・福祉の研究員と話した
内容が面白かったので、少し紹介します。
彼は様々な地域での高齢者医療・福祉の
現状を調べていて、
従来、「制度」をどのように作るか、にだけ
拘っていた発想を転換することが必要、と主張していました。
介護保険でヘルパーを使う場合、
日常生活に関連した家事をやってもらうことはできるが、
孫が来るので駅まで迎えに行くとか、
引越しの手伝いをするとか、
「非日常」イベントを手伝ってはいけない、ということになっています。
そこで、発想を転換して、
最初から介護保険とは関係ない、
1時間2000円、といった内容でのヘルパーを派遣し、
そのヘルパーが手伝った家事の中で
結果的に介護保険が適用できるものは
保険適用して、利用者の自己負担が1割(200円)で
収まるようにしてあげればよく、
そういうビジネスが立ち上がっている地域があるそうです。
(医療では認められていない「混合診療」を
福祉で実現しているようなもの)
また、いわゆるデイケア施設で老人が集まって
やっていることは、食事・談笑、入浴、
レクリエーション(歌を歌ったり、囲碁したり)、
といったことだが、これらを無理に
1つの施設へ統合する必然性・ニーズはなく、
高齢者も利用しやすいようなレストラン、喫茶店、
銭湯(もしくは自宅浴場の改修)、
カラオケボックス等をそれぞれ、
地域のニーズ(その地域の利用者人数)に応じて
整備していけばよいはず。
結局、ここで必要となるのは、
厚生労働省や都道府県が一律に決めた基準や制度
を受け身で待つのではなく、
市町村レベルで、地域の資源・独自性に基づいて
高齢者の在宅医療の仕組みを考えていくべき、
というクリエイティブです。
大学生の就職嗜好が、国から都へ、都から区へ
となっていますが、まさに基礎自治体レベルで
地域ごとの新しいアイディアが求められています。
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書庫カテゴリーを司法試験としたので、
まずは告知から。
2月中旬に、昨年の予備試験論文式の
LEC解答例と再現答案2通を
掲載した書籍が発刊されます。
合格者数が段々と増えていて、論文合格点が
年々下がっていますが、結局、
学部生とロー生の比率が上がっています。
今回の書籍は、本当に優秀な答案を揃えた編集方針なので、
「ここまでは書けない」と感じてしまうかもしれませんが、
あえて目線を高くすることで、
日々の勉強の目標として欲しいです。
※少し裏話をすると、本当は
合格者の再現答案を3通掲載する予定でしたが、
うち1通が年末に伊藤塾で行われた再現答案講座で
紹介されてしまい(←答案の著作権譲渡が条件となっていましたが、
協力者が2つの予備校に提出してしまったようです)、
もう1通、別の方を選定して作り直しをするか、
それとも納期優先で発刊するか、究極の選択となり、
スピード優先としました。
当然ですが、答案提出者からは報酬の返金はしてもらいました。
編集にかかった人件費くらいは賠償請求しようか、
とも思いましたが、複数予備校へ提出してしまう気持ちが
分からないでもないですし、LEC側も、
受け取った答案をガイダンス等で活用せずに放置
(少なくとも、伊藤塾に先を越された)という
「落ち度」があり、今後の教訓として、今回は、
支払った報酬のみの返還にとどめました。
さて、本題として、最近ネットで気になった話題を5つ。
1つ目。
このブログでも告知をしていた、都知事選の公開討論会。
Youtubeでもアップされると思いますが、
ustreamで見ることができます。
不覚にも、子供と一緒に寝てしまい、
生では11時から30分だけ見ました
(ブログを書きつつ、最初の1時間を聞いています)が、
率直な感想を書くと、
クロストークがほとんどなく
(カジノ構想や原発の安全性について、
宇都宮氏が他の候補者へ質問していましたが)、
無難に回答できそうな質問が大半で、単調でした。
ニコ生のアンケート機能を使った、
視聴者の関心の高い質問として
1位が「尖閣買い取りのために集まった寄付金の扱い」
となったのも、あまりに無難な回答・進行への
不満があったから、ではと感じます。
また、最後に細川さんが言っていた
「行政は誰がトップになっても、
やることは基本的に同じだが、
原発に対する姿勢だけは別」という発言は、
彼の立候補の根底にある考え方でしょうし、
首相時代に痛切に感じたことかもしれませんが、
この考え方は、会社で言うと、
「使える資源が決まっているのだから、
誰が社長になっても同じ」という発想であって、論外です。
ただ、今回のような進行では、
誰がなっても同じかな、と有権者に感じさせてしまうかも。
2つ目。
STAP細胞の研究について研究内容よりも、
リーダーの小保方博士(理化学研究所)に関する報道に
偏っていることへの違和感が色々な場で出ています。
私も、翌日のNHKニュースですら、
女性が理系分野で働くことの辛さや
小保方博士の「女子力」の高さに関して、
女性を集めた座談会をする、という特集をしていて、
そういう扱いをする話ではないのでは?と感じました。
ただ、この違和感について
わざわざ海外での報道との違いを持ち出す必要はないし、
逆に、それを言うと「外圧でないと日本は動かない」
というステレオタイプを助長させてしまう気もしました。
その意味で、バランスの取れた記事になっているのは
(この記事内で紹介されている、内田麻理香さんの記事
〜「リケジョ」と「おじさま目線」の関係〜もお薦め)、
逆に、外からの目を強調し過ぎているのが
3つ目。
知り合いの女性弁護士が、Facebookで
女性の活用って、産めよ、増やせよ、働けよ
ていうように聞こえて辛いわあ
とコメントして引用していた東洋経済オンラインの記事。
筆者の瀬地山教授は、私が駒場にいたときの
中国語の先生でしたが、語学の話より、
社会学系の話の方が印象に残っています。
当然のことですが、女性が社会進出するにあたって
男性が家事・育児に参加していく仕組み
を同時並行で整備していかないとダメ、という話で
安倍首相の「成長戦略としての女性活用」の会見を
聞いても、そういう視点は全く見えてきません。
右翼的なマッチョな国家像・男性観と、
家事・育児に積極的に関わる男性像の親和性が低いのが
根本原因だと思いますが(田母神氏が
「子育てコンシェルジェを」とか言っているのを聞くと
違和感を持ってしまいます)。
4つ目。
佐藤大吾氏が、ポリタスにて
という記事を書いて、家入一真氏
(都知事選の立候補者)がネットを活用して
資金を集めていることを応援しています。
家入氏への応援は、ネット界では非常に根強いものがあり、
彼の動きが若年層の政治への関心、
投票率を高めるように作用するとよいな、と思います。
※クラウドファウンディングで注意が必要なのは、
政治家は献金に対して何らかの対価を与えたり、
または寄付をしたり、という行為は違法となる点です。
私見では、クラウドファウンディングは「投資」の
発想に近いと思うので、見返りを求めない寄付、
という政治献金の本来の姿に合うのか、という点が少し疑問です。
5つ目。
西武信用金庫が、お客さま支援センター
の【イメージ図】・【キャッチフレーズ】のコンテストを行うそうです。
下記のように、かなりの賞金を出しています。
⇒リンク先はこちら
これを見ると、よっぽどイメージ図が欲しいのだな、
と感じますが、コンセプト(強み、差別化)を明確にしないと
イメージ図は作れないはずなので、
そもそもコンセプトが不明確(というか、差別化がない)
のが問題では、とも思いますが、
東京・埼玉・神奈川で通勤・通学しているアマチュアの方であれば
誰でも応募できますので、奮ってどうぞ。
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