|
7日付けの、Business Journalで
「USJのえげつない金儲け商法
煽って高額パス押し付け、購入しないと長時間行列」
という、タイトルがえげつない記事がありました。
(リンク先はこちら)
「購入しないと長時間行列」というのは、
ハリー・ポッターエリア入場確約券が付いて、
5種類のアトラクションに1度ずつ優先的に乗れる
ユニバーサル・エクスプレス・パス5が
4700円(入場日によって価格は変動)
さらに、対象アトラクションに何度でも優先的に
乗れるロイヤル・スタジオ・パスは2万700円
という商法を批判しています。
確かに、ロイヤルがあまりにも高いために、
エスクプレス・パス5が「お得」に見える、
という手法は、若干あざといですが、
懐石の松竹梅とか寿司の特上・上・並とかも
同じ発想なので、USJだけを責めるのはやり過ぎです。
ハリーポッター・エリアは設備投資に450億円
かかったそうなので、その投資回収のために
客単価向上を狙うのは当然であって、
<投資をして、付加価値を高めて、その分、単価を上げる>
を否定したら、デフレ経済からの脱却は無理です。
もう1つ、この記事内では、
1日券と年間パスの価格差を根拠に、
USJは金儲け主義である、としています。
曰く
USJは1日券が大人料金で6980円。
年間パスは1万9800円なので、3回で元が取れる。
(スタジオ内でも、1日券から年間パスへの変更可能)
他方、ディズニーランドは1日券は大人で6400円、
ランドとシーの2パーク共通・年間パスは8万2000円で、
13回行かないと元が取れない。
↓
東京ディズニーリゾートは、『満足したから
年間パスポートを購入しよう』と思わせるモデルだが、
USJは『満足したければ年間パスポートを買って
何度も来てください』と押し付けるモデル
という対比をしています。
単純に考えると、年間パスが高いディズニーの方が
金儲け主義なのでは、と思ってしまうところですが、
この記事では、
年間パスを高くしてあるのは、本当に、その施設に日常的に
行く人だけに購入して欲しい、という潔い態度だ、という
好意的な見方になっています。
しかし、年間パスが1日券の2、3倍という施設は意外と多いです。
例えば、お台場にある科学未来館は、入場料が620円であるのに対し、
年間パスは1,230円です。日常的に科学に触れて親しんで欲しい、
という気持ちから、年間パスを安くしている、という説明ができるはずです。
(他にも、サンシャイン水族館も、入場料が2000円で、年間パスは4000円)
USJの年間パスが相対的に安いのは、
来場者の相当数が近場に住んでいる人であり、
日常的に来てもらうことを期待できるので、
安めの年間パスにしておけば、「ついで」買いとして
年間パスを購入してくれるのでは、という予測が成り立つから、
であって、ディズニーとの違いは金儲け主義か否か、
ではなく、近所のお客さんが来場者全体に占める割合の大小、
が理由と見るべきです。
|

- >
- エンターテインメント
- >
- テーマパーク
- >
- ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
