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私自身は、いわゆる「ファミコン世代」ですが、
小4か、小5の頃に、能登半島にいる従兄弟に
その当時持っていたゲームソフトを全部
(といっても、10個ほどだと記憶していますが)あげて、
受験に専念した(させられた)、苦い思い出もあって、
ファミコンとか、プレステとか聞くと、
片思いのままに終わった初恋を思い出すような気分になったりします。
岩田社長の逝去のニュースに接し、
改めて任天堂の会社HPを見てみました。
ソフト開発のスタッフを集めてインタビューをしていたり
(⇒「社長が訊く」コーナー)、
新卒採用ページでも、社内の各部署の従業員への
座談会形式で、部署紹介をしていたり
(⇒任天堂で働くということ)、発想力だけでなく、
コニュニケーション力に長けていたのだろうな、と感じさせます。
特に、社長からのメッセージ(⇒リンク先はこちら)
は、花札から始まり、トランプなどのカードゲーム製作、
玩具、ゲーム&ウォッチ(正式名には&が入ることを初めて知りました)、
と変身を遂げていって、この電子ゲームを更に発展されて
ファミコンに代表される家庭用ビデオゲームという
全く新しい市場を開拓した会社の歴史を簡潔に紹介して、
求める人材について、「以前と同じ」ではなく、
常に新しい挑戦を、柔軟に前向きに継続していける人材、
任天堂を新しい会社へ変えていける人材を欲している、
という強いメッセージでした。
LECでも、そろそろ2016年4月採用のページを本格的に
作っていかなければいけないので、
こういう心に刺さる言葉を出せるよう精進していこうと思います。
10歳程度の幼い自分に、ワクワクした喜びと
別れを経験させてくれたことに感謝しつつ、
岩田聡氏のご冥福をお祈りいたします。
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経営・マネジメント
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今日(7月3日)の日本経済新聞・経済教室では
「再考・中小企業政策」として
日本の起業において、
ターゲット顧客の絞込みや、
顧客に強く受け入れられる製品・サービスの設計という
商売の根幹(モノ)への探求・磨きが足りない
という問題意識が指摘されていました。
その中で、整合性のある事業戦略に必要な4要素として
①明確な長期目標(WHERE)
=自分達の会社の存在価値
②どのような商品を提供するか、
どの市場を狙うか、どの分野の活動をするか、
という企業の活動範囲の定義(WHAT)
③企業優位性(HOW)
=いわゆるノウハウ
④その選択がなぜ競争優位性をもたらすか、
を示すロジック(WHY)
が紹介されています。
そして、起業家は、②③には長けていても、
①の長期目標を持っていなかったり、
④のロジックを軽視したり、という姿勢が見られる、
と指摘されています。
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ソフトバンクが開発した「ペッパー」の
初回生産分300台が1分で完売、
がニュースになっています。
・人とのコミュニケーションを目的とする
・アプリによって機能追加ができる
・クラウド上の知識を活用
といった点で、従来のロボットとは大きく異なりますが、
スマホだけでも上記3つの機能は持っていますので、
インターフェイスが変わっただけ、という評価もできます。
アップルウオッチの場合、身に付けることによって
その人の身体情報(血圧、歩いた距離など)を
測定・蓄積できる点で強みがあります。
日立が開発したウェアラブルセンサーのように
他の人との交流状況をビッグデータとして取得する
という活用も考えられます。
これに対して、家庭・店舗等に置くロボットの場合、
どんな情報を蓄積していくのか、が不明です。
「感情を読み取る」となっていますが、
嘘発見機が、人の外見や話し方で判断するのではなく、
発汗や血圧の変化等から判断していることを考えると、
ウェアラブル機器にした方が感情を読み取るには
向いているように思われます。
映画『サロゲート』(古くは、パーマンのコピーロボット)
でも描かれているように、
人間が欲しいのは、召使いとしてのロボットではなく、
自分の代わりに動いてくれるロボットであり、
こっちの方向での開発が進んでいけばよいのに、と思います。
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16日・17日の2日間で、東日本地域の
支店長・副支店長に集まってもらい、
研修を行いました。
1日目は、支店長としての心構えを知ってもらうこと、
2日目は、7月以降の営業計画について
支店長自身に発表してもらうこと、を目標として
プログラムを組みました。
私が担当したパートは「インバスケット」と呼ばれる方式で、
短い時間内で多くの案件を処理する訓練の研修を
実際のLEC本校で起こりそうな事案に関して10個のメールが
支店長宛てに届いた、という想定で
どのメールへの返信を優先するか優先順位付けを行い、
誰を巻き込んで、どのような返信をするか、
をグループで考えてもらいました。
その他、試験課(講座の開発、宣伝活動を担当する部署)
からの講義パートでは、2018年問題などが紹介されました。
2018年問題とは、日本の18歳人口が2018年頃から減り始める現象
を指します。2009年から120万人程度で横ばいであったものが、
18年以降は減り続け、2031年には104万人まで減ります。
LECをはじめとする、資格試験予備校は
大学内講座や、公務員、司法試験の講座では
受講生の多くが大学生であるものの、 昔に比べると、大学生への依存度が低くなっています
(社会人向けの難関資格対策や、企業研修での収益が
会社を支えています)。
そのため、2018年問題はあまり関係ない、と
捉えた支店長が多かったようにも思います。
しかし、この影響を最も強く受ける大学、
大学入試の塾・予備校業界における変化が
間接的に、LECにも影響を与えます。
マーケットの縮小に加えて、
大学入試改革も同時並行で進むので、
中高生向けの塾・教育機関では
従来の序列が大きく変化する可能性があります。
Z会による栄光HDの買収に代表されるように、
生き残りのために、吸収合併、企業改革が急激に進むはずです。
中高生の塾業界での苛烈な競争を生き残って
体力をつけた企業がその勢いで、
我々の業界に殴り込みをかけてくる危険性もあり、
また、受験サプリのような安価なオンライン教材の勃興もあるので、
中高生向けの教育業界の動向には
今後も注目していかなれければ、と感じる今日この頃です。
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6月に入って最初のビッグニュースは
日本年金機構がウイルスメールによる
不正アクセスを受けて、個人情報約125万件が
外部流出した事件でした。
報道によると、外部流出した個人情報は
サーバ保管ではなく、ウイルスメールを開封した
職員のPC内に保存されていたもの、とのことで、
膨大な情報を暗号化もせずに、
ネット接続されている端末に保管しておく、
というのは危機意識の欠如を感じます。
さらに、ウイルスメールは5月8日の時点で
複数の職員に届いており、九州ブロックの職員が開封した後、
その日中に、全職員に対しウイルスメールの存在を
注意喚起したものの、「不審なメールには注意するように」
と呼びかけるだけで、タイトル名や内容、ファイル名などの具体例を
伝えなかった、という点で初動の対策が不十分だった、とも言われます。
もちろん、LECでも「他山の石」として、
個人情報を端末内に漫然と保存することが無いよう
注意喚起は行いましたが、
何をもって「不審なメール」と言うのか、一般的な話をしても
仕方ないので、具体的な不正アクセスがあった際に
具体名を使って注意喚起するしかないな、と思います。
この件について、
民主党が設置した調査対策本部では
「不審なメールは開けるな」といっても、
普通は不審に感じないように送ってくるはず、として
機構の当事者意識の低さを批判する意見が相次いだ
という報道も見かけました。
「当事者意識」という言葉をどこかで見たな、
と記憶を探ったところ、
小田嶋隆氏が、5月29日付けで書いた
でした。会員登録をしないと全文は読めないかもしれませんが、
ここで扱われているのは、
国立競技場を建て替えて2020年の東京オリンピックに間に合わせる
工事に関して、国が都に対して580億円の負担を求めたことに対し、
舛添知事が猛反発している件です。
国側の担当者は下村博文文科相で、
彼の、舛添都知事に対する発言として
「当事者意識をもってやってもらいたい。
開催都市の知事だとの自覚で、一緒にやろう
という思いを持ってほしい」と、その姿勢に注文をつけたこと
に対して、小田嶋氏は、
カネを受け取る側の人間が、カネを出す相手に向かって
「当事者意識をもってやってもらいたい」と
説教をカマすなどというバカげた話は聞いたことがない。
と批判しています。
紙の日経ビジネスに掲載されているのは一部で、
ネットで読めるノーカット版(かなり長文)は、
切れ味鋭く、正論そのものです。
これを読むと、
猪瀬知事から、舛添知事へ変わったことは、
オリンピックの経費コントロール、
中期的視野でのインフラ整備の観点で
都民にとってラッキーであったな、と感じます。
最後に紹介されている解決案(オチ)も軽快で、
横浜国際総合競技場(日産スタジアム)
のネーミングライツを買い取り
「新東京国立競技場」として
オリンピック会場にしてしまう、という大胆な案で、
成田空港や、舞浜にある某「夢の国」の名称に
堂々と「東京」と付いていても、外国から来た人は
一切、怪しんでいないから大丈夫、とのこと。
最近、この手の辛口記事をネットで見かけていなかったので、
久々のヒット作でした。
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