反町雄彦のリーガルダンク!

資格取得やスキルアップを目指す人に役立つ情報をお届け!

書評・雑学系

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全42ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

アメリカでは来月から、日本では10月に公開される
スタートレックの映画最新作BEYONDにて
第1作・第2作に続いて
ロシア出身のパヴェル・チェコフ役を演じていた
アントン・イェルチン氏が27歳の若さで亡くなった
とのニュースがYahoo!ニュースのトップにも出ていて、
かなり驚きました。
自宅から自動車で出ようとしたところ、
坂道をバックしてしまって、門柱との間に挟まれたことが
死因のようです。
設定上も、また実際にもレギュラー出演陣で最も若く、
陽気で、お調子者キャラが似合っていたのに、
こんなに若くして亡くなってしまうなんて、本当に驚きです。

J.J.エイブラハムがリブート(再起動)する前の、
オリジナルのTOS、そいて映画作品でチェコフ役を演じていた
ウォルター・ケーニッヒという役者は79歳で、
まだ存命だそうなので、本当に人の一生は分からないな、と
改めて感じます。

さて、紹介するのは東浩紀氏と宮台真司氏の対談本です。
2009年9月と、2010年2月という、
まだ東日本大震災が起きていない時期に行われた対談で
中身は専ら、子供の教育をどうしていくか、
これと関連して、学校や地域コミュニティの問題が出てきます。

東氏は、教育に関して、かなり一貫とした態度を持っていて、
今年の6月6日付けのAERA(看板学部のサバイバル、という特集)
でも同じことを書いていましたが、
要は、大学は「保険」であって、高校生の頃に明確な目的・将来像を
持っている人は無理に行かなくてもよいところ、
という話が、この対談本でも書かれていました。

東氏がAERAに書いていた言葉を引用すると
「大学そのものに意味はない。
やりたいことが明確で自分の才能が信じられれば
行かなくてもいい。
でも、才能があるケースは少ないので、
どちらかといえば行った方がいいことが多い」
という程度の存在です。

対談本の方では、学歴や資格について、もっと否定的に書いていて、
曰く
学歴・資格はどこに行っても通用するが、
その分、薄っぺらな数字でしかなく、
その数字は、本来の(固有の)才能が花開かなかったときの保険
(リスクヘッジ)の道具でしかない。
最近の世の中は不安ベースの社会になっているせいか、
リスクヘッジが重視されすぎていて、
保険のための選択が第一にきていることが様々な歪みの原因、
といった話です。

東氏の発想の底流にあるのは、
人生は1度きりしかない、という当たり前の話で、
金融商品であればポートフォリオを組んで、
方向性の違う多種多様なものを複数選択できるが、
自分が選ぶ職業、結婚相手(しない場合も含めて)という大きな選択から、
また、今日食べる食事という小さい話まで
人生で選び取るものは1度きりで、複数の平均値・期待値を取れるものではない、
という話です。
東氏の言葉を借りると、
「人生は、それぞれの人間の固有のもので、定式化できないところに豊かさがある。
それがなかった場合に、仕方なく呼び出すものとして学歴・資格がある。
学歴は何かを達成するためのステップではない。
逆に、何かを達成できなかったときに、仕方なくしがみつく緊急避難先」
という表現になります。

その他、上野千鶴子さんの「おひとりさま」志向への批判や、
コミュニケーション能力やグループワークをする力が最近の学生に
欠けているという話題からツイッターの可能性(島宇宙を繋げる機能)へのジャンプなど
対談ならではの脱線・発展を楽しめるので、
少し古い本ですが、お勧めです。

学区的共同体の再構築、という節で紹介されている藤原和博氏の試みは、
今度の7月例会で取り上げてみようか、と企み中。

150年前の3月7日

来年が明治150年で、再来年は平成30年です。
今年から来年にかけて、
鹿児島、山口、高知といった明治維新を推進した
西日本の雄藩があった県において
明治維新から150年を祝う様々な行事が予定されています。

今日から150年前、1866年3月7日は
旧暦だと慶応2年1月21日となり、
小松帯刀邸にて、薩摩藩と長州藩が手を結んだ、
いわゆる薩長同盟が締結された日です。

最近出版された「官賊と幕臣たち」という本でも
描かれているように、
明治維新はイギリスが反政府勢力(薩摩・長州)を
コントロールして起こしたものにすぎない、
という見方もあります。

西欧列強の植民地とならなかった点では
天皇を担いで幕府を倒したことは評価できますが、
結局、日本も西欧と同じような帝国主義、
植民地支配を広げていき、最終的に
大東亜戦争(日中戦争・太平洋戦争)へ突入していく、
その底流は、この討幕の手法にあった、とも言えます。

歴史の評価は様々でありますが、
時の首相の選挙区が山口、ということもあり
これから明治維新を過度に美化する話が
出てこないとも限らないので、
ある程度、メディアリテラシーなり、
対立する考え方にも目を配る配慮が必要かな、と思います。
ネット上で「りすの書房」で検索すると、
昨年10月からネット上では話題になっていたことが
分かりますが、
本日、国立国会図書館が昨年3〜10月に
かけて、りすの書房へ支払った代償金136万円の
返還を求めることを発表しました。

これは「亞書」と題されたシリーズで、
ハードカバーできちんと製本されていたものの、
中身はギリシャ文字やローマ字を無作為に羅列しただけで
各480ページで96巻まで発刊され、
販売価格は1冊6万円+消費税8%の64,800円という
まさに「奇書」です。
国立国会図書館では、出版物が納本されると、
定価の5割程度に送料を加えた代償金を
発行元に支払っているところ、
昨年、78冊が納品され、うち42冊分の代償金を
支払っていたそうです。

今までも似たような事件はあったのではないかと
思いますが、今回、国会図書館が
ホームページ上に蔵書リストが掲載され、
かつ、アマゾンで販売されていたことから
ネット上で話題となり、露見したようです。

ネットによる監視社会の良い例だと思いますが、
昨年10月から3か月、という「時差」感も
現代っぽいな、と感じます。
この手の、最初から詐欺目的で国や自治体のお金を
騙し取る場合には、民事で請求しても
法人そのものに財産が残っていないケースが大半でしょうから、
経営者を調べ上げて刑事責任を問う他ないのが実際です。
まずは告知から。
正月気分から抜け出して、自分のキャリアアップを
考えてもらう機会として、
11日(祝)の14時から、新宿エルタワー本校にて
森山大器氏による講演会

10年後に『残る仕事、消える仕事』から考える
今後のキャリアの作り方

を開催します。 ⇒詳しくはこちら
以前、森山さんとは対談イベントを実施したこともありますが、
学部は理系出身で、コンサルティングファームに入り、
その後、シカゴのデザインスクールへ留学。
現在は、監査法人の関連会社でベンチャー支援に携わっています。
インターネット、人工知能(AI)、ビッグデータの動きを
ベンチャー支援の文脈で直に見ている方からの講演となりますので、
資格に興味がない方も含めて、ぜひ起こしいただければ、と思います。

エルタワー以外にも、池袋本校、渋谷駅前本校にて
資格のガイダンスを多く行ないますので、
奮ってご参加ください。

さて、国際関係では、
中東でのサウジとイランの衝突、
北朝鮮での核実験、そして
日韓での慰安婦への賠償、謝罪を巡る問題など
シリアスな話題が多い中、
ネット上だと、バンド「ゲスの極み乙女。」のボーカルと
女性タレントとの不倫報道がかなりの話題です。
男性側のスマホからLINEの履歴が流出している、
というのは離婚訴訟の典型を見るようですが、
女性タレントが好感度を売りにしていた、ということもあり、
バッシングのコメント、ネット批判が増えているように感じます。
「ゲスの極み」というバンド名にあやかった批判も見られ、
変な名前のバンド名は考えもんだな、と感じます。

また、こちらも非常に小さい問題を大きく扱うネットの特性だな、
と感じるのが、
スターバックス二子玉川店での福袋買占め事件
⇒事件の詳しい解説はこちら

マニュアルが整備されていなかったとしても、
普通に考えれば、多くの人が後に並んでいる以上、
先頭の人が全部を買うのを許すのは論外で、
その場の判断で、お一人様3点までです、とか
毅然に対応しろよ、というのが率直な感想でしたが、
その後、この買占めグループがネットオークションに
福袋の中身を出していたところ、
ネット上で炎上して、いたずら入札などが横行し、
結局、現金化できなくなった、というニュースも出ており、
ネットがあるからこそ出てきた「買占め→転売」モデルを
ネット民の力で潰す、という、昨年よく見られた
<Power to the People>現象が年始にも現れた好例と言えます。
⇒ソースはこちら
 (実は、二子玉川店の話から含めて、全部、虚構でした、
 という落ちもありそうなので、リンク先を貼っておきます)

<Power to the People>については、
取り上げられていましたし、
鈴木謙介氏のブログも興味深かったので、
今週末にでも感想を投稿しようと思っています。

歌詞と小説の違い

紅白での星野源さんの歌も終わり、
「ゆく年くる年」が始まるまで、
雑誌(文藝春秋)でも読みつつ、ひと眠りします。

星野さんの3つくらい前に
SEKAI NO OWARIが登場して、
「プレゼント」の途中から唄っていました。
この曲は、第82回NHK全国学校音楽コンクールの
中学生の部で課題曲となっていました。

歌詞の中で、「人生」について

あまりに問題ばかり起きるから
難問解決プログラムなのかと思っていたけれど
気づいたんだ
プレゼントみなたいなものなんだって

と書かれています。

以前、朝井リョウ氏が、来年の全国学校音楽コンクールの
高校生の部の課題曲の作詞を担当することになった、
という話をコラムで書いていた際に、
「小説であれば、二度、三度と読み返す人は少ないので、
読んですぐに内容が伝わるように書くのが基本となるが、
合唱の課題曲は、何百回と歌われるので、
何度も噛みしめると味が出てくるような、
一見すると分かりにくいが、実は深い意味が込められている
言葉選びをしていく必要がある。
この違いを意識しておくことが大事」
といった趣旨を述べられていました。

まさに、「プレゼント」はそういう歌詞になっていますし、
他に、「人生」についての歌詞としては、
Mr.ChildrenのHEROも有名です。
「人生のスパイス」という言葉はよく使われますが、
そういう陳腐な言葉を使って、
ここまで味わい深いフレーズになるのが凄いです。

2015年の締め括りはHEROの一節で。

人生をフルコースで深く味わうための
幾つものスパイスが誰もに用意されていて
時には苦かったり
渋く思うこともあるだろう
そして最後のデザートを笑って食べる
君の側に僕は居たい

全42ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事