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TPP妥結ならず

8月も2週間近くが過ぎようとしており、
お盆に入りましたが、
1日から遡って、備忘録的に
自分の活動記録&時事ネタを書いておきます。

この日は、翌日がJCの主催する
わんぱく相撲全国大会で、
そこに出場する小4〜6のわんぱく力士を
相撲部屋へ引率する役割が夕方からありました。
私は地元中野区の、貴乃花部屋へ
長崎の諫早市、南長野市、茨城選抜、墨田の4地区の
子供たちを連れていきました。
茨城の子供が、切符を自動改札へ入れるところで
戸惑っていたり、というシーンもあり、
都市部の生活だけを見ていてはダメだな、
と感じたりしていました。
相撲部屋では、ちゃんこを食べさせてもらって
寝るだけではあるのですが、子供たちにとっては
憧れの力士と接する貴重な機会であり、
今後も続けていきたいものです。

さて、時事ネタとしては、日本時間の1日に
ハワイで行なわれたTPPの閣僚会合において
乳製品の輸出入量の拡大や、
医薬品特許のデータ保護期間などを巡って
合意に達せず、決着が先送りになりました。

批判の強かったISDS条項(多国籍企業が
進出国で不当な扱いを受けた場合に、
進出先の政府を被告として訴えることができる)
が盛り込まれたり、
著作権の保護間を原則70年とする案など、
アメリカのペースで進んでいたので、
このまま妥結するのかな、と楽観的に見ていましたが、
国家間合意、外交は最後まで分からないな、と
改めて感じた次第です。

強みが弱みに

日本とアメリカの大学生を比較する際に、
日本は入学前の受験時に猛勉強し、
学力は入学時が最も高く、その後は下がり続けるのに対し、
アメリカは入学時の学力は低くても
在学中に猛勉強し、かつ、卒業後の仕事に関連する専門性を
大学で身に付ける、と言われたりします。
そして、日本では親が学費を払うが、
アメリカでは学生ローンを借りて自分で学費を払うので、
早い段階で自立するし、卒業後のことを考えて
在学中にしっかりと勉強する、という風に、
親から独立しているか否かという違いが強調されてきました。

しかし、この学生ローンについて
返済不能と遅延が深刻な社会問題になっています。
7日号は特集記事で「実は弱い米国経済」と題して
<雇用>失業率は下がったものの、
増えた労働力の多くが賃金の低いパートタイムであったり、
大卒者の能力を活用し切れない単純労働であったり、
という「質」の面での問題
(製造業からサービス業への転換によって、
低い賃金の非正規雇用が増えていく、
という日本と同じ構図)や
<不動産・自動車>持ち家比率が過去20年で最低になり、
自動車ローン残高も急増している等、
消費に危うさがあることなどが報じられています。

その中で、特に印象に残った記事が
学生ローンの問題と、カリフォルニアにおける干ばつ、の2つです。
前者は、「NY連銀 学生ローン」といった検索をすると
詳細な記事を見つけることができます。
例えば、今年3月末時点で、アメリカの家計債務残高は
11兆8500億ドルで、そのうち、
最も大きいのは住宅ローン(8兆1700億ドル)ですが、
学生ローン残高はそれに次いで1兆1900億ドルもあります。
住宅ローンは横ばいであったのが、学生ローンは
320億ドルも増えています。
10年前には400億ドル程度であったのが
10年で3倍近く、急激に増えています。
通常、ローンの延滞率は金額が大きいほど増えますが、
学生ローンの場合、勉強についていけずに
途中で退学した人が、ローンの金額そのものは小さいものの
収入が高い職に就くことができなくなるために
延滞・返済不能となるケースが多くなる、
という逆転現象が起きます。
その結果、30日以上返済が遅延している割合は3割以上になる、
とも言われており、しかも、最も遅延率が高いのは
(本来であれば消費を牽引するはずの)30代であるために、
住宅購入などの新たなローン負担ができずに、
持ち家比率が下がる要因ともなっています。

アメリカでは学費高騰に伴って、
親と同居し、卒業後も親に依存し続ける
日本のパラサイト・シングル的な若者が増えている、
という調査結果もあります。
昨年12月に発表された国勢調査局の調査によると
1980年代から90年代生まれ(現在18〜34歳くらい)の
ミレニアル世代は、その3分の1が親と同居しているそうです。
その結果、アメリカン・ドリーム
(自分の努力によって、親を上回る生活水準を
獲得するチャンスが万民にある)が破綻した、
とも言われています。

もう1つ、カリフォルニアの干ばつは、
2012年から始まり、今年で4年目に突入しています。
私が現地にいた2013年も、記録的な少雨で、
山火事が頻発していましたが、その後2年経っても
全く改善されず、3年間の降水量がこれほど少なく
気温がこれほど高かったのは、西暦800年以来で、
過去1200年で最悪、だそうです。
(西暦800年はコロンブスの上陸よりずっと前なので、
アメリカにとっては有史以来の干ばつ、となります)

アメリカの農業は大規模化、工業化によって
効率的に行われている、との評価が一般ですが、
効率化を追求し過ぎた結果、
全米の野菜、フルーツの半分がカリフォルニア産
という集中を招き、この地域での干ばつが
全米はもちろん、世界中に波及する結果となっています。
しかも、中西部のトウモロコシや大豆の穀物地帯が
野菜や果物へ転作すればよい、という意見もありますが、
エタノール生産で政府から補助金をもらっていることもあり、
転作は実際上、困難である、と言われます。

経済的に裕福な農家は、自力で地中深くから
地下水を取水して能力を続けることができますが、
資金不足の農家(特に、都市近郊型の有機農家)
は廃業に追い込まれるケースが増えているそうです。

大学生の自立や、大規模農業など
アメリカの「強み」とされてきたことが
一転して、弱み・社会問題化している状況を紹介しました。
2月最終週は、色々とイベントが多く
更新できなかったので、すでに3月ですが、
備忘録的に振り返りを。
 
25日(水)は、東京青年会議所の2月例会がありました。
今回は、ミュージカルを観た後に、
炎の講演家と呼ばれる鴨頭嘉人さんの講演を聞く、という
普段とは違った設えでした。
 
共育をテーマに、大人が子供を一方的に躾ける、
という発想ではなく、子供から大人も学ぶ姿勢を
大事にしよう、というメッセージが強力に発せられていました。
 
川崎の中学校1年生が18歳の少年を中心とする
グループに殺害されたのではないか、
という報道が最近もありましたが、
いじめのニュースを見ると、子供が純粋である、
とは単純には思えません。
 
しかし、いじめ問題を子供のせい、
親・学校のせい、という他責にするのではなく、
大人が子供の可能性を一番に考えてあげる、
という自分の行動を変えることで他者を変えていく
自己啓発的な行動がいじめ問題の解決につながる、
という話を、鴨頭さんの講演を聞いて考えたりしました。
 
「鴨頭」で検索すると、たくさんの動画が出てきます。
好き嫌いがはっきり分かれるタイプの講演ですが、
生で聞くと、それなりに受け入れることができました。
 
2月の最終日、28日は高校の同窓会でした。
今年は卒業から20周年、ということもあり、
高校内の集会所(食堂)を借りて、
校長先生をはじめ、何人かの先生にもお越しいただき、
それなりに大勢に集まってもらいました。

我々の世代は、携帯もなく、
Eメールもほとんど普及していなかったので、
FacebookやLINEでずっと繋がっている、
という状況ではなく、
この手の同窓会を開くのは意外と大変です。

10歳下の世代は、もっと気軽に声を掛けることが
できるのだろう、と羨ましくも思いますが、
一部の人が高校以降もずっと繋がっている状況だと、
誰が来るかよく分からない同窓会を開く
インセンティブは低くなってしまうかな、
とも考えたりするので、デジタル・SNSを巡る
ジェネレーション・ギャップは大きいな、
と思う今日この頃です。

なお、昨日(28日)の日経スポーツ面では、
男子バスケのリーグ統合問題についての記事がありました。
(この問題について、概要を知りたい方は
今年最初の、1月2日の記事をどうぞ)。

川淵チェアマンはJリーグのときと同様に、
アリーナというハード(見るスポーツとしての場)
を整備させて、3部制のリーグにして
入れ替えの緊張感も持たせる、という構想を持っています。
ただ、大企業が支援している実業団とは違って、
独立系のbjリーグは、資金面で不利であり、
川淵氏が求める「1部に属するため条件」である
・5000人以上収容のアリーナ確保
・年俸1000万円以上
を充たすのは困難であり、
結局、誰かは損をしてしまう中で、
どこまで周囲の意見を聞いて、どこからは強引に進めていくか、
というリーダーシップが求められます。

私としては、リーグが分離している限り
国際試合に出場できなくなり、
現状よりも人気が下がっていくのは目に見えているので、
多少、強引であっても、3部制リーグへの移行を
進めていくしかないだろう、と考えています。
AERAのコラムでぐっちーさんも
書いていましたが、20日に行われた
オバマ大統領の一般教書演説の
日本国内報道が、演説の中では
最後の付け足し的扱いだった
(重要度は高いのでしょうが、今までの流れでは
当然のことなので、強調はされなかった)
「イスラム国」掃討が過度に強調されていました。

今回の演説では、残り2年の任期となり、
議会では共和党が多数派を占める中、
吹っ切れたのか、もともとのリベラル志向が
前面に出ていた内容でした。
中間層を取り戻す(middle-class economics)
というメッセージを一番に報道すべき内容でした。

この点、日経新聞は「経済」という観点から
幅広く論点を網羅していました。
2年制大学(コミュニティ・カレッジ)の学費無料化や
富裕層への増税、さらには
TPPやTTIP(環大西洋貿易投資パートナーシップ)
などの貿易協定の議会承認を円滑にする
大統領貿易促進権限(TPA、通称ファストトラック)法案
も紹介されていました。

さらに、今日(22日)の朝刊の国際面では
英文も一緒に紹介して、和訳を載せていたのも、
良かったと思います。
なお、White Houseのサイトでスピーチ原稿全文を
読むことができます。

疑似体験での販促

ヴァーチャル・リアリティ(VR)と聞くと
世代によって想像がかなり異なってきます。
私の場合、スタートレックのホロデッキが一番に
出てきますが、もう少し下の世代で、
日本の作品で何を連想するか、と聞かれると
「20世紀少年」や「電脳コイル」が出てくるでしょう。
ハリウッド映画では、「「トータル・リコール」アバター」をはじめ、
あまりに多くの作品がありますが、
日本では、制作経費が掛かり過ぎるためか、
実写ではなく、専らアニメで扱われるのがVRです。
 
さて、18日の記事に引き続き、
日経の記事から、です。
19日に、博報堂がハコスコという会社
(段ボール製のゴーグル型機器で、スマホと繋いで
VRを経験できる。1000円程度と安価)
と提携して、自動車の乗車体験、マンションの内覧などを
自宅で気軽に楽しむことができる販促を行うそうです。
VRと言っても、360度の視野で画像を見ることができ、
顔の向きを変えると画像が変わる、といった程度なので、
3D映像が少し拡張された程度ではありますが、
臨場感はかなり高まっているようです。
 
VR機器と言えば、Facebookが買収したOculus Rift
が有名ですが、こちらは、350ドルもするので、
消費者の自宅へ送って体験してもらう、という使い方は
難しい、という難点がありました。
デジタルの世界では、性能がそれほど変わらない、
もしくは向上していて、価格が従来の何分の1、
という製品・サービスが登場することが多い
(典型は、テレビ会議システム)ですが、
このハコスコもその例です。 
段ボールでシンプルに、という発想は
無印良品的で、日本らしさを感じます。
 
そして、当然のことながら、VRの普及を
チャンスとして捉えるのは、ソフト業界であり、
日本最大のエンタメ企業とも言えるDMMは、
さっそく、DMM.VR〔β〕というサイトを立ち上げています
当然、R18の方ではエロ動画のVRも提供され始めています。
 
教育業界の販促では、動画を見せれば十分であり、
VRへ没頭までさせる必要性は少ないですが、
すでに勉強を始めた人向けに、
実務の仕事の流れを体感してもらうVR
(依頼者からヒアリングして、書面を作成し、
現場へ行き、といった一連の流れを疑似体験できるもの)や、
合格者の問題の読み方・解き方を体感できるVRは
あり得るかと思います。

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