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日経新聞記事への感想

日本に帰ってきて、久しぶりに
日経新聞を読んだので、感想を少し。
 
<17日>
大機小機というコラム欄で、
2020年の東京オリンピックに向けて
マイナー言語にも対応できる
スーパー翻訳機を官民で開発したらどうか
という話が掲載されていました。
 
曰く
オリンピック開催時には、
英語、中国語といったメジャー言語だけでなく、
タガログ語、ヒンディー語、各種方言など
様々な言語圏の人が来るので、
多くの言語に対応できる、高性能かつ廉価・小型の
翻訳機(当然、音声認識付)を開発する必要がある。
そして、この量産に18か月かかると見込んで、
2018年末までに、コンテストを実施し、
「金メダル」に輝いた最良機種を、政府や東京都が
大量購入して選手や大会関係者へ無償で提供する。
といった話です。
 
この発想は、スマホ等のネット接続できる機器
とは独立した翻訳機を開発する、というもので、
この場合、ソフトはネット上の情報は活用しないことを
前提に作られます。
しかし、私の感覚だと、少数言語であればあるほど、
ネット上の情報をうまく組み合わせて
翻訳する発想でソフト開発をした方がより正確なものが
作られるように思います。
そして、「18か月」前に開発されたものは
この手のソフト開発では
1世代・2世代くらい古くなっているのでは、
と思われるので、機器の量産など考えず、
スマホ(2020年に今のような端末型なのか、
もっと小型化・ウェアブルになっているでしょう)
にインストールできるアプリの開発を
2020年夏のギリギリまで、促進させるインセンティブを
何らか開発すればよいのであって、
1年半前にコンテスト開催、というのは
かなり旧世代だな、と感じてしまいました。
 
 
<18日>
M(Money) & I(Investment)というコーナーにて
来年から始まるNISA
(年間100万円の元手での株式等への
投資について利益が非課税になる制度)
と、自営業者向けの国民年金基金が
比較されていて、見出しには
「節税効果、NISAを上回る」
と書いてあったのですが、どういう比較なのか
記事を読んでもよく分からなかったです。
 
そもそも制度趣旨・控除制度が全く異なっている
2つの制度を比較する、という発想がよく分かりません。
国民年金基金の場合、月額6万8000円
を上限として運用へ拠出できますが、
その拠出額全部が所得控除される点で
確かに節税効果は大きいです。
しかし、投資(NISA)の場合には、自分のペースで、
短期運用か長期運用かを決めることができ、
必要なときに現金化しやすいのに対し、
国民年金基金は、基金へ拠出しているので、
年金をもらえる年齢にならないと運用益は
享受できません。現金化したい場合には
途中解約が可能ですが、その場合、
運用益はかなり限られたものになると思われます。
 
この記事の目的は、自営業者向けに
株式投資をしたいのなら、NISAだけでなく
国民年金基金もあるよ、という広報だと思いますが、
「貯蓄から投資へ」の目的は
国民1人ひとりが自分の責任で投資先・運用方法を
決めることによる資本市場の活性化
にあると思え、年金基金への拠出は
若干ずれているように感じます。

Several news in USA

今日で帰国するので、
最後に、アメリカらしい事件を
いくつか紹介します。
 
まず、先週金曜(13日の金曜日)、
コロラド州デンバー近郊の高校にて、
銃撃事件がありました。
報道によると、この生徒は、
ある教員をターゲットにしていたそうですが、
結果としては、別の生徒に怪我を負わせ、
さらに警察がすぐに到着したのに気付いて
自殺をしました(登校・銃撃開始から2分後)。
 
Shotgunと複数の弾薬(ammunition)を持っていたので、
1人の教員だけでなく、
他の多くの生徒も標的にしていたのだろう、
と推測されています。
 
この高校は、1999年に2人の高校生が
生徒12名、教員1名を射殺した事件の起きた
コロンバイン高校(Bowling for Columbine
という映画も作られました)
からも近く、映画の中でも問題視されていた、
容易に銃や銃弾が入手できる状況は
10年以上経っても何ら変わっていなかったようです。
 
なお、コロラド州では、
Handgun(日本で「銃」と聞くと
普通に思い浮かべるもの)は21歳以上でないと
購入できませんが、
Shotgun(散弾銃、と訳されます。日本では
特殊部隊ですら使用しません。
二次被害の恐れが大きいため)
は18歳以上で購入できる、という
よく分からない規制になっています。
 
さて、この記事を書いているのは
カリフォルニア州の午前7時ですが、
時差があるので、東海岸はすでに10時で、
ニュースサイトを見ていたら、
最新ニュースとして、
ハーバードのキャンパス内で
爆発の恐れがあるために、4つの建物
(Science Center, Thayer, Sever, and Emerson。
キャンパスの中心で、食堂も近い)から
避難するよう指示が出た、という報道がありました。
 
教室内で学生向けの「災害時活動の手引き」的なもので、
日本の場合、火事や地震が起きた場合に
どのように行動すべきか、がトップに来ますが、
アメリカでは、爆発(Explosion)の場合にどう行動すべきか
が大きく書かれています。
 
ボストンつながり、で
Googleが新たにロボット関連の会社を
買収した、というニュースを紹介します。
(⇒日本語のニュース記事はこちら
 
Boston Dynamicsという会社で、
四足歩行の牛や馬の代替となるような
ロボット(⇒例えば、こんな感じ)を開発しています。
山道でも、どんどん歩いて行けるので、
ストリートビューを山や森の中など、
車では進入が難しい場所にも拡大できる、
という程度しか使い道が思いつきませんが、
Googleはロボティックスを社内の重要プロジェクトとして
位置づけているそうなので、
10年先、20年先には、インターネット上の情報と
これらのロボット技術との融合
(Skynetの始まりか、という紹介もされていましたが)
が見れそうです。
ネルソン・マンデラ氏が亡くなりました。
夏に、Civil Rights Movementをテーマに
勉強していた頃から、マンデラ氏が入院している
という情報があり、南アフリカはもちろん
世界の人権運動のIconとも言える同氏の動静について
授業内でも言及されていました。
 
獄中で35年間も過ごしていたことを
考えると、95歳の天寿を全うしたことは
まさに驚異的で、
人間の意志の力を改めて感じます。
 
サマースクールでも題材となった、
彼が1964年に、国内で暴動等を起こした罪で
起訴されて投獄される際の裁判での最終陳述から
いくつか紹介していきます。
こちらのサイトで、全文を読むことができます)
 
まず、「I am prepared to die」というフレーズが
有名な、最後のくだり。
During my lifetime I have dedicated myself to this struggle of the African people.
I have fought against white domination, and
I have fought against black domination.
I have cherished the ideal of a democratic and free society
in which all persons live together in harmony and
with equal opportunities.
It is an ideal which I hope to live for and to achieve.
But if needs be, it is an ideal for which I am prepared to die
 
彼は、当初、非暴力主義での闘争をしていましたが、
途中で、国家権力に対抗するための「暴力(軍)」が必要になる、
と考え方が変わります。
投獄されたのも、彼が他のアフリカ諸国での活動家、
特に、共産党組織と関係を構築し、
軍隊のトレーニングを始めたことが原因になっています。
ガンジーやキング牧師とは、この点で決定的に異なります。
 
ただ、彼の思想で注目すべきなのは、
白人・企業を追い出して、黒人支配の国家へ
変えようとしているのではなく、
白人も黒人も関係なく、すべての国民が協調し、
平等に機会を得られるような社会を目指していた、という点です。
その理想のために生きているが、他方、
理想実現のために必要であれば、死んでも構わない
という言葉で陳述は締められます。
この後、35年にもわたって投獄されたことを考えると、
この言葉の重みを感じます。
 
 
サマースクールでの議論は、概ね以下のようなもの
であったように記憶しています。
 
ガンジーは、イギリスから独立を勝ち取るための
理念・国民の統合を訴える思想家という役割で、
具体的な国家機構の構築はネルー等、
他の政治家が担当していたため、
軍隊・警察等の「暴力装置」のコントロールを
運動の中で考慮する必要性が少なかった。
 
キング牧師も、アメリカ政府の転覆を企図していたわけではなく、
既存の政治システムの中で、
分離政策を撤廃する立法や、黒人の権利・地位向上への
政策転換を求めていったので、
非暴力主義を貫くことが可能であった。
 
これに対して、マンデラ氏は、
白人支配を根底からひっくり返す
(前述のように、黒人支配を目指していたわけではない)
ことが目的で、政府側からすると
政府転覆の内乱を起こそうとしている、
とみなされる危険人物で、その取り締まりは苛烈でした。
さらに、新しい国家建設までも運動の視野に入れると、
暴力をいかにコントロールするかも考慮する必要があり、
運動の中で、ゲリラ、兵士の訓練・規律といったものが入ってきます。
 
All whites undergo compulsory military training,
but no such training was given to Africans.
It was in our view essential to build up a nucleus of trained men
who would be able to provide the leadership which would be required i
f guerrilla warfare started. We had to prepare for such a situation
before it became too late to make proper preparations.
It was also necessary to build up a nucleus of men
trained in civil administration and other professions,
so that Africans would be equipped to participate
in the government of this country as soon as they were allowed to do so.
(中略)
I started to make a study of the art of war and revolution
and, whilst abroad, underwent a course in military training.
If there was to be guerrilla warfare, I wanted to be able to
stand and fight with my people and to share the hazards of war with them.
(中略)
After a full discussion, however, it was decided to go ahead
with the plans for military training because of the fact
that it would take many years to build up a sufficient nucleus of trained soldiers
to start a guerrilla campaign, and whatever happened, the training would be of value.
 
彼は、様々な反政府運動(ボーア戦争はもちろん、
毛沢東やチェ・ゲバラなども)について研究し、
そのノートが彼の反政府思想の証拠として提出されてしまいます。
また、最も問題視されたのは、共産党組織とのつながりで、
この点については、詳細に反論しています。
少し長くなりますが、意訳も紹介しつつ、彼が共産党について
述べている部分を引用していきます。
 
At the outset, I want to say that the suggestion made by the State in its opening
that the struggle in South Africa is under the influence of foreigners or communists
is wholly incorrect. <南アフリカでの運動が外国人や共産党の影響によって始まった
という見方は全くの誤りである>
(中略)
The ANC, unlike the Communist Party, admitted
Africans only as members. Its chief goal was, and is,
for the African people to win unity and full political rights.
The Communist Party's main aim, on the other hand, was
to remove the capitalists and to replace them with a working-class government.
The Communist Party sought to emphasize class distinctions
whilst the ANC seeks to harmonize them. This is a vital distinction.
<共産党は資本家を配慮し、労働者階級による政府の樹立を
目指しているが、ANC(マンデラの参加していた反政府組織)は、
全ての階級が連帯し、平等な政治的権利を享受できる社会を目指している>
 
It is true that there has often been close co-operation
between the ANC and the Communist Party.
But co-operation is merely proof of a common goal
- in this case the removal of white supremacy -
and is not proof of a complete community of interests.
<ANCと共産党は協力し合っているが、
それは、白人支配の打倒という共通目的のため、であって
完全に利害が一致しているわけではない>
 
The history of the world is full of similar examples.
Perhaps the most striking illustration is to be found in the co-operation
between Great Britain, the United States of America, and the Soviet Union
in the fight against Hitler. Nobody but Hitler would have dared to suggest
that such co-operation turned Churchill or Roosevelt
into communists or communist tools, or
that Britain and America were working to bring about a communist world.
<第二次世界大戦の際に、英国とアメリカはソビエト連邦と
連合してヒットラーに対抗したが、このことで
チャーチルやルーズベルトが共産党員になったとか、
英国とアメリカが社会主義国家建設のために活動したとか
言った人は誰もいない>
 
(中略)
I believe that communists have always played an active role
in the fight by colonial countries for their freedom,
because the short-term objects of communism would always correspond
with the long-term objects of freedom movements.
Thus communists have played an important role in the freedom struggles
fought in countries such as Malaya, Algeria, and Indonesia,
yet none of these States today are communist countries.
<植民地支配を受けていた国が自由を求めて闘争する際、
共産党は常にアクティブな役割を担ってきた。
これは、共産党の短期的目標が、自由を求める運動の長期的ゴールへ
繋がるためであるが、それらの国が最終的に共産党国家に
なったわけではない>
 
(中略)
It is perhaps difficult for white South Africans,
with an ingrained prejudice against communism,
to understand why experienced African politicians
so readily accept communists as their friends.
But to us the reason is obvious.
Theoretical differences amongst those fighting against oppression
is a luxury we cannot afford at this stage.
What is more, for many decades communists were
the only political group in South Africa
who were prepared to treat Africans as human beings and their equals;
who were prepared to eat with us; talk with us,
live with us, and work with us.
They were the only political group which was prepared
to work with the Africans for the attainment of political rights
and a stake in society.
(中略)
It is not only in internal politics that we count communists
as amongst those who support our cause.
In the international field, communist countries have always come to our aid.
In the United Nations and other Councils of the world
the communist bloc has supported the Afro-Asian struggle
against colonialism and often seems to be more sympathetic to our plight
than some of the Western powers.
Although there is a universal condemnation of apartheid,
the communist bloc speaks out against it with a louder voice
than most of the white world.
<共産党だけが、私たちを同じ人間として扱ってくれて、
一緒に行動してくれた政治集団であった。
また、国際社会においても、アパルトヘイト政策へ
反対の声を大きく主張してくれたのも共産党国家であった>
 
(中略)
The basic task at the present moment is the removal of race discrimination
and the attainment of democratic rights on the basis of the Freedom Charter.
In so far as that Party furthers this task, I welcome its assistance.
I realize that it is one of the means by which people of all races can be drawn into our struggle.
From my reading of Marxist literature and from conversations with Marxists,
I have gained the impression that communists regard
the parliamentary system of the West as undemocratic and reactionary.
But, on the contrary, I am an admirer of such a system.
<人種差別の撤廃と、民主的な権利の獲得が現在の目標であり、
この目標達成に貢献してくれる限りで、共産党からの支援は
歓迎する。ただ、共産党は西側諸国の政治体制を
反民主的で反動的とみなしているが、私自身は
その政治体制を信奉しており、決して、共産党員ではない。>
 
かなり長くなってしまったので、
最後に、彼が教育の重要性について述べた部分を
引用して、この記事を終えたいと思います。
黒人が教育の機会を奪われていて、
その結果、キャリアの機会も無くなっていることが
最大の問題であり、これを解決するためには
差別的な立法を撤廃する他なく、
通常の非暴力的な運動では限界がある、
という主張の裏付けにもなっています。
 
The complaint of Africans, however, is not only
that they are poor and the whites are rich,
but that the laws which are made by the whites are designed
to preserve this situation.
There are two ways to break out of poverty.
The first is by formal education, and
the second is by the worker acquiring a greater skill
at his work and thus higher wages.
As far as Africans are concerned,
both these avenues of advancement are deliberately curtailed by legislation.
<貧困から脱出するには、教育と
スキル・給与を得ることのできる仕事の2つが必要だが、
アフリカの黒人は法律でこれらの機会が両方とも奪われている>
 
The present Government has always sought to hamper Africans
in their search for education. 
One of their early acts, after coming into power,
was to stop subsidies for African school feeding.
Many African children who attended schools depended
on this supplement to their diet. This was a cruel act.
<政府は黒人が通う学校の給食への補助金を
取りやめる法律を作った。残酷だ>
 ←途上国では、学校へ行くと子供が食事を食べることができる
  (その分、世帯の食費を浮かすことができる)点が大きな
  インセンティブとなります。現在でも、ユネスコが学校給食
  (場合によっては朝食も)を積極的に推進しています
There is compulsory education for all white children
at virtually no cost to their parents, be they rich or poor.
Similar facilities are not provided for the African children,
though there are some who receive such assistance. 
African children, however, generally have to
pay more for their schooling than whites.
<白人の子供たちは義務教育を無料で受けることができるのに、
黒人の子供には無料で学校教育を受けられる施設はない。
多くの子供は、白人の子よりも高いお金を払っている>
(中略)
The quality of education is also different.
According to the Bantu Educational Journal,
only 5,660 African children in the whole of South Africa
passed their Junior Certificate in 1962,
and in that year only 362 passed matric. 
<黒人の子でJunior Certificate(おそらく小学校の卒業資格)を
得たのは5660人にすぎず、matric(高校進学の資格か?)
を合格した人は362人にすぎない>

貧困から抜け出す際に、教育(特に初等教育)が
重要となることが強く意識されています。
タブレットを活用した教育と、太陽光発電等の
電線インフラなしでの発電との組み合わせが
途上国での学校・教科書・教員不足の問題を
抜本的に解決できるポテンシャルを秘めていることは
改めてお伝えしたいと思います。
NY滞在もあと3日となりました。
しかも、明日(1日)は、
ワシントンDCまでバス(Megabus)で
往復7時間の日帰り旅行、
最終日(2日)は夕方5時の便なので、
夜まで実質的に楽しめるのは今日だけです。
 
さて、昨日の記事で
ブラックフライデーのSaleの混雑が
例年よりも落ち着いていた
という事実だけを紹介して、
原因の考察を書き忘れたので、
少し補足を。
 
一番大きい理由は、
オンラインでもセールを始めるようになった
ことだと思われます。
アマゾンでも1週間以上前から
セールを予告するメールを送ってきますし、
店舗とWEBの両方を運営している
小売業では、店舗のみ、というセール品が多いものの、
オンラインでもそれなりの割引は設定してあり、
逆に、オンラインでのみ割引、という商品もあるので、
賢い消費者は、店舗で商品を見ながら
同時にスマートフォンでサイトをチェックして、
オンライン割引の方を使ったり、といった
二刀使いをしています。
 
アメリカのジョークで、
「男は必要なときに、1ドルのものを
5ドル出して買う。
女は5ドルのものを3ドルで買うが、
必要でないものもついでに買う。」
というものがありますが、
統計データとしては、店舗とネットの両方に
アクセスしている消費者は、
店舗のみの購入のケースよりも
多くの商品を「ついで」買いする傾向にある
(属性が全く違うので、比較データとして
意味がない気もしますが、
何らか対照できる属性を選んでいるのでしょう)
という調査があり、また、
仮に店舗販売にこだわってみても、
他社のサイトに流れてしまう危険性が大きいので、
自社内での食い合い(カニバリズム)になると
分かっていても、ネット販売・割引は充実させざるを得ない状況です。
 
Eコマースの発達によって
店舗でのセールが減った、という説明以外に、
私の勝手な推測をいくつか紹介すると、
 
・セール品を奪い合うシーンがYoutube等で
公開された際に、万が一、自分が写り込んでしまう
リスクを気にした(人が一定数いた)
 ←スマホと動画投稿サイトの普及によって
   1人1人の好奇の目が監視ビデオのように機能する
  「分散型の監視社会」が実現、という話
 
・セール品の多くがブランド品で、
人種構成として最近増えている、
ヒスパニック、アジア(中国、インド、東南アジア)系の
趣向に合わなくなってきている
 ←チャイナタウンに行くと、Thanksgiving関係なく
 毎日が(閉店)セール、みたいな感じでもあり、
 40%オフとか半額、の刺激に飽きているかも
 
・少し景気が良くなった結果、
Thanksgiving当日の夕食、アルコールが
例年以上に充実し、食べ過ぎ・飲み過ぎで
深夜に起きるのが面倒になった
 ←地下鉄が動いているとはいえ、買い物後に
 持ち帰ることを考えると、車で行くことが必要で、
 家族全員、運転が面倒になった、というケースは
 十分にあり得る
 
 
さて、本題(記事のタイトル、の話)。
以前、9月18日の記事で書いていた
製作費(ランニングコストは含まず、
開演にこぎつけるまでの費用)が
6500万ドル、という破格の費用のかかった、
Project Managementの視点で見ても
非常に興味深いミュージカル
「Spider-Man Turn Off the Dark」を
昨日、見てきました。
 
ダンスは高校生のダンス甲子園的な感じでしたが、
映像を使った演出や
劇場内でのフライング(WEBサイトで映像が見れます)など
予想以上にExcitingでした。
まさに役者が体を張っていて(at the risk of one's life)、
しかも、リスクを負っている人が
1人ではなく複数人であることから、
多少は分散されているものの、
総計としてはリスクが増えているな、と感じました。
 
フライングで舞台の上手に消えた直後に、
下手から舞台上を走り、
その後、フライングで2階席へ飛び、
客席の横を走り抜けた後、
また舞台に登場、といった「瞬間移動」的な演出が
多く、スパイダーマンを演じる役者が
複数人、必要になります。
 
1人がすべてのフライングをこなすのは
体力的にも無理があり、
怪我するリスクも増えますし、
被り物なので、複数人で1つの役を分担できますが、
最後のカーテンコールでスパイダーマンの
コスチュームを着た役者が
主人公以外に6人ほど登場したのには
驚きました。これだけの人数が
フライングに挑戦(熟練度合いは
人によって違っていてもよく、
使いどころを人によって調整できるとしても)
しないと成立しないミュージカル、
というのは、役者の人事管理的にも辛いな、
と思ったりしました。
 
アメリカらしいな、と感じたのは、
カーテンコールの最後で、
主人公役の役者が、フィリピンの台風被害への
義援金への寄付を客席へ呼びかけ、
売上が義援金へ回る商品を紹介し始め、
ここまでは他のミュージカルでも
HIV予防やガンの検診活動への寄付を
呼びかけていたのを聞いていたので、
それほど違和感はなかったのですが、
その後、さらに、彼が劇中で付けていた眼鏡
(ピーター・パーカーが蜘蛛に刺される前に
科学オタクっぽい演出として付けていた眼鏡)を
その場で、オークションし始めたのは
かなり驚きでした。
もちろん、そのお金は義援金になります。
(100ドルから始まって、最終的に550ドルで落札。
 ちなみに、Auctioneerは新聞社の社長JJJ役を
 演じた、恰幅の良い役者が務めました。 )
たぶん寄付金の税額控除も使えるのだと思いますが、
ミュージカルの最後に、寄付金集めの
オークションが行われる、というのはアメリカっぽいシーンでした。
 
セントラルパークについては、
特段、記事にするほどのことはないのですが、
自転車を借りて、軽く1周しました。
かなり寒い(摂氏で1、2度)中、ジョギングをしている人
が多かったことと、
観光客用に馬車が走っているのですが、
糞受けの付け方が甘く、かなりの糞が路上に
落ちていたこと、が印象に残りました。
 
セントラルパークは民間のNGOが
管理をしているのですが、
この糞の処理をするボランティアスタッフは
可哀想だな、と他人事ながら思ってしまいました。

September 11 Memorial

昨日に引き続き、観光記事です。
日本では28日ですが、時差の関係で
こちらはまだ27日。
明日、28日はThanksgivingで
クリスマスに次ぐ全国的な祝日です。
明日は、ニューヨークで行われる
Macy's主催のパレードについて
書こうと思いますが、今日は、
9.11の跡地(ワールド・トレードセンターが
建っていた場所)へ行ってきました。
 
2005年にも一度行っているのですが、
その時は建設工事の真っ最中であったのが、
現在では、2つのタワーが建っていた場所には、
モニュメントとして、四角の形の
人口の滝付きのプールが作られています。
 
イメージ 1
 
これは言葉で説明するのが難しいので、
画像を載せておきます。
プールの周囲は、犠牲者の名前が書かれた
金属板で囲まれています。
刻まれている人数は2893人。
2001年の9.11の犠牲者は2977人。
この差の6人は、1993年に起きた
WTC爆破事件での被害者で、
WTCの悲劇を後世へ伝えるにあたって
2001年の事件だけでなく、
1993年の事件も忘れないように、という配慮がされたそうです。
 
しっかりと管理がされていて、
その日が誕生日である人の名前のところには
白いバラが飾られたりします。
 
また、このプールのSouthの方のすぐ傍には
Survival Treeと呼ばれる木が植えられています。
 
イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ビルが倒壊し、ほぼ全てが瓦礫と化した中、
この木だけは一部生き残り、
その後、残った部分から新しい枝が伸びてきました。
希望のシンボルとして、NY市内の公園に植えられ、
その後、このMemorialの地に戻ってきました。
東日本大震災における「奇跡の一本松」のように、
時に、植物は大災害を生き残るのだな、と改めて感じます。
 
さて、WTC「跡地」という言い方が
不適当になる位に再開発が進んでいて、
タワー4(日本人の建築家がデザイン)が
最近、開業(一部工事中だが、
テナントは入り始めているそうです)し、
来年には、完成時にはアメリカで最も高層のビルとなる
タワー1が完成します。
現時点で全米一高い建物は、シカゴの
シアーズタワー(命名権売却によって
Willis Towerという名前に変わっていますが)で
108階建て、アンテナ部分を含むと
地上527メートルです。
 
これに対し、タワー1は、同じく108階建てですが、
アンテナ部分を含むと541.3メートルとなり
シアーズタワーを追い抜きます。
ちなみに、メートル単位で書くのは不適切で、
このタワーの高さは、
アメリカ独立宣言にちなんで、
1,776Feetとなっています。
東京スカイツリーが634メートルになっているのと
近いものを感じますが、
日本では国民全員が納得できる年号
を決めるのは難しいと思います
(例えば、スカイツリーが645メートルになっていて、
その理由は「大化の改新」です、とか言われても、
大半の人は「はあ〜?」って感じでしょうし、
そもそも西暦で考えると微妙にずれる、という問題もあります。
⇒今の教科書は、大化の改新を646年としているようです)。
 
その点、アメリカは、
自由を象徴する年号と言えば1776、
とほぼ全員が納得できるという点でも
国の成り立ちが特殊であることが実感できます。

.
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