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教育問題全般

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今日、子供が通う小学校の授業公開があり、
2限目で「どうとく(道徳)」の授業を見てきました。

そこでは、畑から道路に向かって、
好き勝手にツルを伸ばしていたカボチャが、
蜂や犬、(隣の畑の)スイカなどに注意されたのに
そのままでいたところ、
道路をトラックが通って、ツルが切られて痛がる
という素材を基に、子供たちに意見を言わせていました。

この手の道徳話では、イソップ物語のように
動物が擬人化されることが多いですが、
この話では何故か果物が主人公(?)として登場します。
ちなみに、カボチャは明確に野菜と言い切る方が多いですが、
同じように収穫されるスイカは果物とされるのが一般的で、
科学的(生物的)に野菜と果物を区別するのは困難なようです。
学研のサイトなどを見ると、ご飯のおかずとして食べるのが野菜で、
最後にデザートとして食べるのが果物、
という文化的な区別をすべき、とのことです
(市場、お店ではこのような区別が一般的)。

幸い、授業中に、「なぜスイカは果物で、カボチャは野菜なのですか?」
という不規則発言をする子供はいなかったので、
この話題は出ませんでしたが、個人的には、
カボチャとスイカを1つの話の中に登場させるセンスが
気になりました。

さて、3限目で、東京都教職員研修センターの教授、
という方が来られて、保護者向けに、
<道徳教育に関する学校と家庭の連携>
に関して、講演が行われました。

この講演の中で、道徳の授業で扱われることの多い2つの話が
紹介されました。私は2つとも知らなかったので、
この機会に紹介してみます。

1つ目はかなり古い題材で「たまご焼き」
まだ卵が高価なぜいたく品で、
スーパーやコンビニも無かった時代のこと。
  ↓
遠足の日の前日、夜遅くになってから、
「たまご」がないと知りながら

「たまご焼き作って。」と駄々をこねる。

  ↓
父が怒り出し、頬も叩かれ、泣きながら眠りに落ちる。
  ↓
次の日、遠足で弁当箱を開いたところ
「たまご焼き」を見つけ、みんなと離れて

一人で「たまご焼き」を食べながら涙を流す。

  ↓
家に帰り、母から「父が夜遅く、遠くの親戚の家まで行って

卵を手に入れてくれた」と聞き、風呂たきを始める。

といったストーリーです。

有名な題材らしく、
「道徳 学習指導案 たまご焼き」で検索すると
様々な中学の授業資料が登場します。
そもそも、最近の(少しませた)中学生は、
この手の題材で説教臭いことを言われると、
授業後に、ネット検索して、学習指導案をチェックしたりしそうだな、
とか思ったりしましたが、
何より、どんな時間でも卵をすぐに買いに行ける現代に
昔はこうだったんだよ、と言われて、
親の苦労が実感できるのかは大いに疑問があります。

もう1つは、海外からの輸入もので、
「ブラッドレーのせいきゅう書」というものです。
こちらは、小学校で扱われるもののようで、
ある日、ブラッドレーが母親に対して
「おつかいちん 1ドル」

「おそうじちん 2ドル」

「音楽のけいこに行ったごほうび 1ドル」
で計4ドルと書いた請求書を渡します。
これに対して、母親は4ドルを渡した上で
「親切にしてあげた代」「病気をしたときのかん病代」
「服や、くつや、おもちゃ代」「食事代と部屋代」

といった項目の請求書をブラッドレーへ渡します。

  ↓
※授業の進行としては、ここで、子供たちに
 母親からの請求書に書かれている金額を予想させて、
 実際には全ての項目が「0ドル」であり、
 合計も「0ドル」、と見せることで驚きを与える。
  ↓
ブラッドレーは、お母さんからのせいきゅう書を見て
涙を流す。
といったストーリーです。

これは、良い話だな、と思ったのですが、
最近、単にお小遣いを渡すのではなく、
毎日、日記を書いたり、何かの手伝いをしたり、
といった行動に対してお金を渡す教育方針の家庭もあり、
そういう家庭からすると、この素材は自分たちの方針が
批判されているようにも感じられます。
また、共働き世帯で、家事サービスを
使っていたりする家の子供は、素直に感動できないかも、
という心配もあります。

先ほどの「たまご焼き」の事案もそうですが、
夜中も物が買えたり、家事を外注できたり、
といった便利な世の中では、昔の道徳課題が使いにくいな
と講演を聞いていて感じたりしたので、
書き留めておきます。

第二成人式の振り返り

また1週間ほどサボってしまったので、
一気に書きます。
6日(土)は、昼間にJCの事業として
中野区第二成人式2015を行いました。

そもそも第二成人式は、2011年に
NGO志援隊が始めた事業であり、
成人の日に開催し、25歳を祝う「式典」要素が強いものでした。

この事業を、2013年から、中野区ではJC主催事業として
行うよう引き継ぎました。
広く大学生や地域活動をしている人々を対象に、
区長や区議も招いて、地域の課題を皆で考えていこう、
という趣旨で行ったのが2013年2月。
この時は、副委員長として関わり、JCの内部手続きである
理事会審議が、12年度と13年度の両方にまたがるために
ほぼ1.5倍の労力がかかり、
同時並行で、年末12月に急きょ行われた
衆議院総選挙に向けての公開討論会も入ってきて、
11月から翌年2月まで「政治」漬けであった記憶があります。

その後、2014年は、前年の12月まで半年ほど
留学していて、JCから離れていたため、
第二成人式そのものは別のメンバーが担当し、
私は、同日・同一場所開催で行った区長選挙の
公開討論会を担当する副委員長として関わりました。
この時の第二成人式の担当者が
観光協会の理事であったこともあり、
屋外開催で、観光大使によるライブ、
ゆるキャラ模擬投票、出店といった「お祭り」要素が強くなりました。
結果的に、参加者が大幅に増えましたが、
メッセージ性は弱くなってしまうという課題が残りました。

以上のような経緯を経て、今年は、
2013年の真面目路線と2014年のお祭り路線の中間を目指しました。
企画としては、4月に統一地方選挙の一環として
中野区では区議会議員選挙があったので、
この候補者の人たちへのアンケートの中で、
25歳の過ごし方を回答してもらい、その回答への模擬投票を
実施することをメインに置いて、
「地方議会議員へ親しみを持ってもらうことで
地域への関心・愛着を高めるきっかけとする」
事業として組み立てました。

場所は公園内のテラス席もある、開放感あるレストラン
開催日は公園内でのお祭り(アンテナストリート)がある日として、
2014年から協力関係を築いた中野区学生議会に加えて、
地元でチャンプルフェスタを盛り上げているエイサー連合の
大学生たちや、アンテナストリートに関わっている明治大の学生、
そして、子育て支援の活動をしている人たち等、
当日の動員につなげるための様々な団体と関係を作りました。

NPO法人YouthCreateが全国各地で行っている
Voters Barという、地方議会議員と若者が居酒屋で
お酒を片手に気軽に話し合う企画を真似て、
区議や都議と参加者がレストラン内で地域の課題について
語り合う場を第1部として設定し、
その後、区長講演、模擬投票の結果発表、
さらに、フィナーレとして、今年の区議選に26歳と28歳の若さで
出馬した2人の若者(昨年の第二成人式に運営側で参加)を
表彰しました。

翌日7日の朝日新聞で取り上げてもらいました。
記事でも紹介されていた、2人のメッセージ(目標)を紹介して
第二成人式の紹介を終えます。

26歳(区議選では最年少)で立候補した芳賀達也さん
「政治を動かす人と若い世代を橋渡ししたい」

28歳で立候補した立石理郎(りお)さん
「住みやすいまちづくりを考えたい」

投票率・視聴率

昨日(日曜)、統一地方選挙の第1弾として
10の道府県で知事選挙、
そして、多くの道府県議会議員選挙が行なわれました。
 
ただ、神奈川、福井、福岡などは自民と民主が現職に相乗りし、
三重県では、現職の鈴木英敬氏への対抗馬を
民主党が立てることができませんでした。
これらの県知事選は、投票率が50%を下回ってしまいました。
 
議会議員選挙も関心が低く、
今回実施された41道府県のうち37府県で
投票率が過去最低となったようです。
今年は、無投票で当選者が決まるケースも多かったようで、
全選挙区の約3分の1、321選挙区で無投票で、
この割合は、記録が残る第3回統一地方選挙(1955年)以来、
最も高かったそうです。
 
以上、ソースは朝日新聞デジタル
 
 
大阪都構想の住民投票(5月17日実施)の
前哨戦として、それなりに注目されていたはずの
大阪府議会議員選挙、市議会議員選挙も、
投票率は50%を切っているようです
(府議会は速報で投票率45%。市議会はこれより低い)
 
大阪都構想については、藤井聡氏が
新書「大阪都構想が日本を破壊する」を
発刊されて、それなりに話題になっているとは思うのですが、
イマイチ盛り上がっていないようです。
 
この新書についての感想は、
15日付けの記事で、後ほど書きます。
 
「率が低い」ことがニュースになる繋がりで
大河ドラマも、低視聴率に苦労しているようです。
戦国時代以外を扱うと、
全般的に低調となってしまうのですが、
今回は、俳優陣を全般的に若手にすることができ、
かつ、高齢者には受けがいいはずの「松下村塾」であるのに、
昨日の第15話が視聴率9.7%と
一ケタ台まで落ち込んでしまったのは、
NHKとしても想定外であったことと思います。
 
ある程度のインテリ層にとっては、
吉田松陰や幕末の話はドラマで見るものではなく、
じっくりと本で読みたい、という意向が強かったのかな、
と思ったりします。
来年は真田三代を扱うようですし、
エンタメ色を出しやすい戦国でないと
大河ドラマは難しそうだな、と改めて感じました。
3月も、あっという間に1週間が過ぎました。
ネット系の学習サービスで他社が行っているものを
わざわざ宣伝するのは避けてきましたが、
今週は、2日(月)にリクルートが
従来から提供していた『受験サプリ』を
パワーアップさせて、小学校4年生から
中学校3年生を対象に『勉強サプリ』を月額980円で
開始する、というニュースがあり
(⇒プレスリリースはこちら)、さらに、
3日(火)にNTTナレッジ・スクウェアが運営する
日本版MOOCのgaccoにて、
無料で<実務・資格講座>を受講できるようになる、
というプレスリリースが出され、
TACが4月下旬から簿記講座を開講することが
明らかになりました(⇒リンク先はこちら)。

gaccoは、LECも講座提供をするように
話を進めていましたが、現状のgaccoの受講生が
求めるのは、「教養」に近いものかと考えており、
資格・検定そのものではなく、
ビジネスパーソンに役立つ基礎知識的なものを
考えていたので、TACの方針には少し驚きました。
gaccoは無料で講義をすべて受講できることを
前提にしているので、書籍購入は義務ではありませんが、
講座概要を読む限り、書籍購入が事実上必要、
という仕組みになっており、TACの狙いは書籍の告知、
そして、簿記受講生から税理士や会計士へのステップアップに
あるのだろう、と推測しています。

そして、4日には、教育再生実行会議にて
「学び続ける」社会、全員参加型社会、
地方創生を実現する教育の在り方について
(第六次提言案)が安倍首相へ提出されました。
この提言案は、本文だけでも17ページあり、
統計データなどを掲載した参考資料は58ページもあります。

この記事のタイトルは、この提言のタイトルを
そのまま使ったのですが、
①技術変化が激しく、そして産業構造の転換が
 求められる現代では、いったん大学を卒業しても、
 その後、学び直しが必要であること。
さらに、
②少子高齢化が進む中でも一定の成長を実現するには、
 女性、高齢者の労働参加が必要であること。
最後に、
③アメリカのコミュニティカレッジの取り組みなどを参考に、
 地方の大学が、自治体・地元企業と連携して
 実践的な教育プログラムを開発して、
 地域の産業を担う人材育成を行うこと。
という3つが、それぞれ
①「学び続ける」、②全員参加、③地方創生
というキーワードで語られています。

ただ、高等教育における職業教育を、
地方創生の課題(=地元に雇用がないから
若者が東京などの大都市に流出してしまう、
という問題)と絡めるのは、
問題を逆に複雑化させるように感じます。

若者が都会に出てしまう原因は、
結婚・子育てができる程度の収入が稼げて、
かつ、ある程度の持続性が見込めて、
多少は「やりがい」が感じられる、
いわゆる<まともな仕事>が地方には少ないから、
であって、その問題は大学が力を発揮すれば
解決できるものではないと思います。
大学が人材育成に励めば励むほど、
自分の力を試すために、都会や世界に出ていくのが
普通、という気がします。

地方創生で必要な発想は、
県単位の行政の枠を超えた、ある程度の広域
(道州制レベル)で、中核都市を確立し、
貿易収支の考え方を応用して、
自分たちの「州」から外に出ていくお金を
出来る限り減らして、「州」内でお金が循環するよう
産業構造をデザインし、
税金も確保できるよう規制を見直すことであって、
大学や自治体・企業が連携すれば何とかなる、
というミクロな話ではないと感じます。

教育問題を語る際に、労働市場への考慮は
必要ですが、それが前面に出ると、
昔の富国強兵・殖産興業のように、
一人ひとりがお国のために頑張ろう、
という風に聞こえてしまいます。


例えば、この提言の「はじめに」では
以下のような文章が書かれます。

英国の研究者の予測によれば、今後10〜20 年程度で、
米国の47%の仕事が自動化される可能性が高いとされています。
また、米国の研究者は、2011 年に米国の小学校に入学した
子供たちの65%は、大学卒業後、今は存在していない職業に就くと
予測しています。この問題提起は、日本でも無縁ではありません。
また、現在存在している職業が将来自動化されたり、
なくなったりしたときに、それに代わる新たな職業が創り出されるのか、
という点については、より詳細な検討が必要であると考えます。
経済社会の変化や科学技術イノベーションの進展等により、
新たな職業が創り出される可能性もあますが、近い将来には、
人工知能の飛躍的な発展により頭脳労働までもがコンピュータ
により代替される可能性があり、
同じ労働人口に値する新たな職業が創り出されると
楽観的に考えることはできません。

この文書の背後には、
技術発達やAIによって仕事が奪われたら、
人間は生きがいがなくなって、存在価値がなくなる
という「働かざる者、食うべからず」という思想があります。

しかし、自動化されてスムーズにいくはずの仕事に
無理やり人間が介在することは奇異であり、
機械化によって、働く時間が減っても、アウトプットが
以前と同等以上に生み出されているのであれば、
「仕事が奪われる」とか「仕事がなくなる」
と悲観的になる必要はないはずです。

機械翻訳の性能が上がれば、
人間を完全には代替しないにせよ、
人間と機械とが協働することで現状よりも
効率よく、より正確な翻訳ができるようになり、
結果的に、翻訳の仕事に就く人間は減るかもしれません。
そのときに、今まで翻訳業をしてきた人間は
(収入を稼ぐため)別の仕事を探さなければならない、
という前提を疑ってみるべきです。
もちろん、働きたいから働く、という人は一定数
残るでしょうが、機械との棲み分けは絶対に行われますし、
その棲み分けは、社会全体の生産性を上昇させる方向で
働くでしょうから、「働き続ける」必要は減少していくはずです。
私がイメージしている「学び続ける」社会は、
働くため(=技術発展や産業構造の変化に対応するため)に
学び直しをするのではなく、あり余った時間を
「人間らしく」過ごすために、頭脳をある程度動かす時間として
学び続ける社会、です。
スポーツ等で身体を適度に動かすことと、
学びによって頭脳を動かすこと、が同列に語られる未来
をイメージしています。
今日の昼、4月からLECに入る
新卒社員と話をしていた際に、
「中学校で教員採用試験を受けたら、
夏の暑い日なのに、教室にエアコンがないので、
汗だくで答案を書きました」という
30年位前の司法試験の論文試験のような話を
聞いたところだったので、
埼玉県の所沢市で15日に行われた住民投票は
興味深いニュースでした。

市立の小中学校のエアコンを設置するか否かの
是非を住民投票で決することになり、
昨日、投票が行われました。
結果は、賛成が圧倒的に多く、
賛成が5万6921票、反対が3万0047票でした。
しかし、所沢市の条例では、賛否いずれかが
投票資格者総数の3分の1以上に達したときは
市長が結果の重みを斟酌しなければならない
旨、定められており、
有権者数の3分の1は9万2748票以上であったため、
市長は「これから内容を分析するが、高くはない
投票率(31.54%でした)が残念だ」とコメントしたそうです。

なお、所沢の市長選挙は2011年10月に行われましたが、
かなりの接戦で、現在の藤木市長は3万8655票で、
次点(当時の現職)の当麻氏は3万7029票でした
(投票率は34.68%)。
現職と新人が接戦で争った市長選ですら
投票率が35%程度であったことを考えると、
エアコン設置の住民投票で3割を超える投票率は
「高い」と見るべきかな、と個人的には思います。

しかも、絶対的な賛成票の数で言えば、
エアコン設置への賛成票の方が
藤木市長への信任票よりも多い、という状況です。

似たような話で、昨年6月に、
千葉市の市議会が、
公立の小中学校におけるエアコン設置
の請願を否決した、というニュースもありました。
このときは、共産党以外の全ての会派が反対で、
「クーラーを入れると逆に体が冷えて
体調を崩すこともある。強い精神をつけるべき」
「2800教室もあるので、財政負担が重い」
「学校の老朽化への対策、トイレ整備などを優先すべき」
「教員配置にお金をかけるべき」
といった反対意見が多かったそうです。
子供にエアコンは贅沢、
学校では規律・我慢することを覚えさせるべき、
という発想が背景にあるのでしょう。

しかし、部活中に水を飲むな、という誤った指導で
熱中症に倒れた子供がいるように、
健康問題に直結しますし、
教員の就労環境を考えても、エアコンは設置すべき
と個人的には思います。


さて、話はだいぶ変わりますが、
今日、月曜の日経20面は「教育」面で、
下村博文大臣の言葉として、
現在、政府が進めている
高校、大学教育、そして大学入試改革の狙い
が説明されていました。

曰く、明治以来、知識偏重型でやってきた
日本の学校教育を抜本的に変える改革であり、
単にセンター試験や大学入試を変えるだけでなく、
21世紀の厳しい、グローバル社会をたくましく
生き抜ける人材を育てるための教育改革、
とのことです。
スタンフォードが発表した、
「2011年にアメリカの小学校に入学した子供たち
(大学卒業時は、2025年ころ)の65%は、
大学卒業後、今は存在していない職業に就く」
という調査結果も引き合いに出しつつ、
暗記や記憶中心の勉強ではなく
①主体的に学ぶ力
②企画力、創造的な能力
③人間的な優しさや慈しみ、思いやり
 (機械では代替できない能力)
の3つを養成することが改革の狙いだそうです。

この手の話を聞くと、これらは全て学校には
荷が重いのでは、と感じてしまいます。

①は、自分が何のために勉強するのか、
という目的意識であったり、
今まで知らなかったことが分かること自体を
楽しんだり(知的好奇心)、という、学校以前に
形成されている、家庭環境や性格に負う部分が大きいですし、
②の創造性は、よほどの天才でない限り、
様々な知識の蓄積を踏まえた後に出てくるものであって、
まずは十分な知識修得(いわゆる「教養」)が必要だろう、
と感じます。
最後の③は、下手すると、道徳教育の強化につながります。

そもそも、優しさや慈しみとは真逆である「いじめ」を
無くすには、「学校」の場から離れることを認める
多様性や寛容さが必要であるところ、
これは学校の権威を弱めてしまう方向にも左右するので、
政府の方針として、思いやりの心を持つように推奨する、
というのは根本的に難しい面があります。

経済が(表面的には)好転し始めると、
もともとの安倍首相の想いである
改憲、安全保障や教育改革が前面に出てきてしまいますが、
当面は、経済政策やアジア外交に集中して欲しいな、
と思う今日この頃です。

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反町 雄彦
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