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教育問題全般

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少子化対策として、よく行われているのは、
結婚した女性が出産・育児を経ても
働き続けることができるような環境
(典型的には保育園)を整えることによって、
・最初の子供作りへの心理的ハードルを下げ、
かつ
・共働きで収入を確保することで、子供の教育を
充実させ、また、2人目、3人目を産んでもらう
という、就労と育児の両立支援です。
 
少子化対策とは別の次元、というか
少子化の結果として生産者人口が減るので、
移民に頼らずに働き手を確保し、経済成長を維持するために
女性が輝く、活躍できる職場環境を企業に
義務付ける動きも政策としては出てきており、
女性(既婚・未婚問わず)が働きやすい環境整備は
今後もどんどんと進んでいくことが見込まれます。
 
ただ、統計的には、出産後に女性が元の職場を
継続するパーセントは、ここ20年ほど、ずっと横ばいであり、
少なくとも、子供が小さいうちは
夫が稼いで、妻は専業主婦ないしパートで年収100万円以内
という分業モデルが一般的です。
 
女性が職場で、男性と同等の責任ある地位に就き、
収入も高まっていくにつれて、
「ベースライン思考」と呼ばれる効果によって
未婚化・晩婚化が進んでしまう、という危惧があります。
(この発想そのものが古いのですが)女性は、自分よりも高学歴・高収入の
男性を結婚相手として候補に入れていく傾向があるので、
いくら「3低」が増えているとはいえ、結婚相手としての男性に求める条件は
概ね厳しくなっていると見られ、そんな中、20代では非正規雇用の割合が増えている、
という皮肉な状況になっています。
未婚化・晩婚化が少子化の真の原因であり、
若者が結婚できるような環境整備(国・自治体が企画する
お見合い結婚・街コン)を提唱している森川友義氏が
2012年にNHKの「視点・論点」に登場した際の主張が参考になります。
 
また、年功序列型賃金が崩れた結果、
中高年男性の賃金は伸び悩み、さらに、
2000年代前半、既婚女性(40代以上)の就業は
それほど進まず、世帯の可処分所得は減り続け、
他方、大学の学費は高止まりしたままだったので、
地方から都会に出た大学生への仕送りは急激に減りました。
 
仕送りがなくても、バイトで稼げばよいのですが、
同じく2000年代に、大卒でも就職できない、という
いわゆる「ロスジェネ」問題、さらには学力低下の問題もあり、
大学側が、講義にしっかりと出席して真面目に勉強するよう
誘導し、学生が昼間や真夜中にガシガシ稼ぐことは減りました。
 
大学生が自由に使えるお金が減って、
恋愛にお金を使おう、とは思わなくなり、
大学時代の恋愛経験がないので、社会人になっても
彼女・彼氏が作れず、かといって、
見合い・仲人システムも崩壊しているので、
未婚化・晩婚化が進む、という構図です。
 
参考資料として、Willyさんのブログ記事もどうぞ。
2日前(10月1日)の日経の社会面で
東大理学部化学科が、
グローバルサイエンスコース(GSC)を設け、
1日から、一期生として7名の留学生を
受け入れた、というニュースがありました。
 
このGSCは、海外の大学で2年間学んだ
外国人学生を3年次に編入させ、
学部の授業はすべて英語で実施し、
理学に対する基礎知識が要求されるが、
日本語能力は問われず、
毎月15万円の奨学金が支給され、
かつ、宿舎が無償提供される、という
至れり尽くせりです。
海外の大学では、入学後に
別の大学へ移ることはそれほど珍しいことではなく、
卒業後の進路に合うか、専門性を伸ばせるか、
という観点から、海外(この場合、日本が「海外」)の大学も
選択肢に入ることが多いので、
日本語能力を要求せずに、編入を認める制度は
留学生にとって魅力的だと思います。
東大の学位を取得したからといって
その留学生が日本に留まるのか、
日本国内の研究レベルが向上するか、
という点は疑問ですが、少なくとも、
日本人学生への刺激になることは間違いなく、
学部内のダイバーシティ(多様性)確保の効果だけでも、
この制度は今後も拡充すべき、と考えます。
 
なお、タイトルは「法学部」の話にしています。
こちらはまだ、外部に正式発表されていないようですが、
先月30日に、東大法曹会の集まりへ行った際に、
研究科長・学部長の西川洋一先生から
現行の私法コース(第1類)、公法コース(第2類)、
政治コース(第3類)という区分を来年度から廃止する、
というカリキュラム改革の構想が発表されました。
 
来年4月に駒場で入学した新入学生が
法学部の必修授業を受けるようになる2年次(2016年度)から
適用されるそうです。
従来、司法試験受験(法科大学院進学)を目指す人は
私法コース(行政法の必修が少なく、国際法も任意)を選び、
国Ⅰ(現在は国家総合職)、いわゆるキャリア公務員を
目指す人は公法コース(行政法が組織法や地方自治法も含めて必修)
を選び、その他、公共政策などを考える人やマスコミ系は
政治コース、というのが一般的でした。
 
しかし、法科大学院構想以降は、法学部の中で、
法曹を目指す層と、それ以外、という区分の方が重要になっており、
そして、多数派を占める「法曹以外」は非常に多様化しているので、
・卒業に必要な単位数を従来の94単位から84単位へ減らすとともに
必修科目を減らして、履修科目の縛りを緩やかにするとともに
・4単位分は、外国語の文献を読んだり、外国語で授業を聞いたり、
が必要となる授業を必修化してグローバル化に対応、
という形で、ニーズの多様化に対応するそうです。
 
これが法律総合コースといった名称であり、
これが従来の第1類に代わる基本コース
として位置付けられます。
 
そして、法曹を目指す場合には、
法科大学院の既修者コース入学に必要な
必修科目があるので、それらを盛り込んだ
法律プロフェッションコースを選んでもらいます。
(この場合でも、外国語能力が要求される4単位分は必修です)
 
政治コースはほぼそのまま残りますが、
リサーチ・ペーパー的な「卒論」を課すそうです。
 
以上の改革は、従来の公法コース(公務員試験向け)を廃止し、
第1類を、①多様化したニーズに応える総合コースと
②法科大学院・司法試験を目指すコースとに
分ける発想であるので、文部科学省等の官僚からは
大きな変更であると見られたようですが、
司法試験で行政法が必修となった今、
公務員志望だから行政法を手厚く、という発想は
時代遅れで、官僚になる人こそ、
法哲学や会社法、刑事訴訟法など幅広く
勉強しておくべき、とも言えるので、
このカリキュラム改革はぜひ進めるべきと思います。
 
その他、25番教室・31番教室、という大教室で、
パワーポイントを画面に映し出して
講義ができるようになったり、
ゼミ用の小さい教室に、プレゼンターを設置したり、
という最低限のIT化も遅々としてではありますが
進めているそうです。
海外からの研究生に、日本の基本法(憲法や民法)を
理解してもらうため、これらの基本法の講義を
ビデオ録画する計画もあるそうです。
今日の記事では、
東浩紀氏が主催しているゲンロンカフェの
完全ガイド9月号(⇒リンク先はこちら)で
登場した話題をいくつか紹介します。
 
普段は、東さんが1人で、お酒も入りつつ
「時事放談」的な雑談メインで、4時間ほど喋り倒して
その月のイベント紹介(過去の対談の再放送回も含めて)
をする、という構成で、正直、無駄に長いのですが、
9月号は客席にいた津田大介氏が登壇し、
津田さんが持前の司会力(ファシリテーター力)を発揮し、
テンポよくイベント紹介され、有料でも良いと思わせる位の
クオリティとなっています。
 
9月のイベントでは、津田氏が提唱していた
「ウェブで政治を動かす」のは無理じゃん
といった方向性のものが多く、
津田氏が反論を頑張っていましたが、
その中で、11月9日に投票となる新宿区長選挙に
乙武洋匡氏が出馬するのでは、という話になりました。
 
東京青年会議所の新宿区委員会では、
区長選挙に向けて公開討論会を企画しています。
今回の討論会は、2部構成にして、
第1回は、1人1人の政策紹介をメインとして、
クロストークは行わず、一般客は入れずにスタジオ収録し、
第2回は一般聴衆を入立候補予定者同士の討論も
行う形式を予定しています。
仮に乙武氏が出馬、となると、第2回の会場は
バリアフリーの場所にする必要があり、JC事情としては
出馬するか否かはっきりして欲しい、という話になっています。
この例でも分かるように、東京は
車椅子の人が自由に移動することが難しい
バリアフリー後進国であるので、
仮に乙武氏が区長になると、
彼が様々な催事・式典に出演しようとするたびに
バリアフリー度合が意識されるようになります。
 
もちろん、東氏も危惧していたように、
乙武氏の過去の言動は週刊誌にとって格好のネタであり、
そのネガティブキャンペーンを克服する必要があり、
さらに、障害者が健常者と同じように
表に出て活動することへの抵抗感(※)
をも乗り越えなければなりません。
 
※東氏の家族がフロリダのディズニーワールド
 へ出掛けた際、両足とも無い障害者が普通に
 店頭に座って接客をしていたが、日本のディズニーなら、
 障害者を雇用していても、裏方に回して
 お客の目に触れないように働かせるだろう、という比較。
 
仮に出馬すれば、政治への関心は高まり、
さらに、当選すれば、区政への関心や
政治の再分配機能(社会的弱者のためへ予算を使うこと)
について、より具体的な議論が期待できるので、
ぜひとも出馬して欲しいものです。
 
 
次に、旅ラボが海外メディアの記事を勝手に翻訳して
自分たちの独自記事のような体裁で掲載していた件
(⇒詳しくはこちら)も話題になっていました。
 
著作物のパクリについては、
イケダハヤトさん、という方がブログで
パクリが悪いか否かは著作権者の気持ち次第
(多くの人に読んで欲しいので、
自分に入るべき経済的利益が他人の懐に入ってでも、
自分の著作物が拡散するならよし、とする態度もあり得る)
であって、外野がとやかく言うべきでない、
という持論を展開しているようです。
(⇒9月3日付けの記事はこちら
 
当然、このイケダ氏の主張には批判が多く、
分かりやすいものを挙げると、ヨッピーさんが
hatenaブログで反論を書いていました。
(⇒リンク先はこちら
そして、イケダ氏はさらに反論を11日付けの記事
で書いていて、かなり熱いバトルになっています。
 
私は、コンテンツで商売をしている人間なので、
お金も時間も手間もかけて作った教材が
勝手にコピーされるのを看過できないですし、
パクリを告発することは
クリエイターが今後も創造的なコンテンツを
作り続けることができる生態系を守る行動として
推奨されるべき、と考えます。
過去にLECはPCソフトの違法コピーで告発され、
かなりの賠償金を払いましたが、
あの告発があったからこそ、
自分たちの意識も変えることができて、
著作権についてより深く考えるようになりました。
 
パクリが横行してしまうと
誰が言ったもののか、という(読み手に取って)重要な情報が
嘘になってしまいますし、
仮に、パクった方が人気になって残ってしまったら
そのコンテンツがどういう文脈で書かれたのか、
が不明になってしまいます。
ということで、全面的にヨッピーさんの意見に賛同します。
今日は、8月最終日でかつ日曜、
ということで、今月の業績を決める大事な日です。
8月は大学生が夏休み期間で、
司法試験や公務員の売上があまり期待できないこと、
そして、社会人向けの資格で本試験が集中する月であり、
前半に、税理士試験・不動産鑑定士の論文試験、
中小企業診断士の1次試験、
後半に、公認会計士の論文試験、社会保険労務士、
土地家屋調査士など、多くの本試験があるために、
売上が最終週に集中する傾向があります。
 
今日は、午後1時から池袋本校で
社会保険労務士の実務家講演会や本試験分析会があったり、
水道橋本校で、午後2時から弁理士のガイダンス、
午後4時半に行政書士のガイダンスなどもあり、
私も池袋あ水道橋に顔を出そうと思っています。
 
 
さて、前回の記事(ゲーム実況中継動画)からのつながりで、
『東大卒プロゲーマー』という新書からの感想です。
 
著者は1985年生まれで、小学校時代から
格闘ゲーム(ストリートファイターとかKOFとか)にはまり、
麻布中・高に進学後も、毎日欠かさずに練習・研究に励み、
高校時代に、すでに海外大会で優勝して有名になった後、
大学入試では東大へ挑戦し、理Ⅰに進学後、
学部4年生からは「マテリアル工学科」にて
液体の粘性(外部刺激なしにゲルと呼ばれる物体が
大きくなったり小さくなったりする現象)
に関する研究へ没頭して、その分野でも輝かしい業績を
あげたものの、大学院入試で失敗
(というか、選考システムの欠陥に悩まされ)、
その後、公務員試験なども経たが、
最終的にはプロゲーマー(ゲーム機器製作会社が
スポンサーとなって得る収入&大会での賞金で稼ぐ)
となって活躍している、「ときど」と呼ばれる
現在29歳の谷口一さんによる、自伝的な新書です。
 
エキサイトが詳しい書評を出している
(⇒リンク先はこちら)ので、そちらもどうぞ。
昨日、代ゼミが全国29の校舎のうち
約7割にあたる20校舎を来春に閉鎖する
(受講生の新規募集を行わない)ことが
報じられました。
 
代ゼミは、駿台・河合塾とともに
難関大学を目指す浪人生向けの
「三大予備校」の一角でした。
私が大学受験をした90年代前半までは、
「生徒の駿台、講師の代ゼミ、机の河合」
と呼ばれる位、名物講師が多く、
例えば、古文の土屋博映さんは、授業中に
生徒からのハガキで人生相談を受け付けたり、
受験生を応援する替え歌を唄ったり、
というパファーマンスが有名で、
そういう「余興」部分がメインのカセットが
売られていたように記憶しています。
 
ただ、今の受験生にとっては、
カリスマ講師や、色物の講師と言えば
東進ハイスクール、というイメージが強いでしょう。
東進と代ゼミを比べた場合、
前者が現役生という伸びていくマーケットを
狙っていたのに対し、
後者は浪人生という成熟・縮小傾向のマーケットで
苦戦していた、という違いがありますが、
双方とも、講師の個性を強調する方針であった点は
共通します。
 
代ゼミのヤンキー先生(吉野敬介氏。
その後、東進へ移籍)が典型ですが、
予備校だけど、気合とかやる気といった精神論が
前面に出てくる、ヤンキー主義(反知性)が
代ゼミの売りで、その部分が東進に持っていかれた、
という点が苦境の一番の原因であったと思います。

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