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「高齢」の新定義

4日前の記事では、4月4日が「あんぱんの日」
であることを取り上げましたが、
その日の日経新聞の経済教室では、
「高齢」の定義、見直しの時
という副題の下、金子隆一氏が寄稿していました。
 
金子氏は、社会保障・人口問題研究所
という国立の機関の副所長を務めています。
 
国際的には65歳を高齢者と定義し、
15歳から64歳を生産年齢人口とするが、
日本のように国民皆保険かつ長寿社会で
国内の産業がサービス産業化・
知的労働が主になっている状況であれば、
「高齢」の定義を見直して、
全人口に占める「高齢者」の割合を指す
高齢化率を再計算すべき、と提唱しています。
 
1960年を基準年として、この時代の65歳の平均余命
(男性は11.6年、女性は14.1年)が
その後の各時代で、65歳の平均余命と比較して
延びた年数分を加算することで、
将来における医療技術の発達や
社会構造の「高齢者」シフトをふまえた、
新しい「高齢」の年齢を設定していく、という考え方です。
 
具体的に見ていくと、
2010年では「高齢」の新定義は、
男性が74.8歳以上、女性が76.5歳以上となり、
2060年では、男性は79.3歳、
女性は81.0歳になって初めて
1960年当時の65歳と同じ扱い、とされます。
当然、「高齢化」率も新定義ではだいぶ下がって、
2060年に、65歳以上は4割近くですが、
新定義では2割弱となります。
 
私は、2060年に84歳になっているので、
生き残っているか微妙だと思っていましたが、
この新定義によると、84歳の生活は、
1960年基準で言うところの70歳程度にすぎない、
とされます。
 
IT業界では、従来、棲み分けがされていた
アップル、グーグル、アマゾン、マイクロソフトなどが
クラウド化・プラットフォーム支配で
厳しい競争状態に入っています。
 
高齢者の幅が広がっていくと、
教育業界も、従前、
未就学・小中学生(ベネッセ等)、
個別指導を中心とする学習塾(栄光、SAPIXなど)、
大学受験の予備校(河合塾、東進など)、
大学生・社会人の資格予備校(LEC、TACなど)
で棲み分けが出来ていましたが、
シルバーマーケットにおいては、大学・大学院も入り混じって
厳しい競争になりそうな予感がします。
3月もあと2日。
2014年は、LECが1979年に設立されてから
35年目となる年です。

昨年10月放送のTBS深夜ラジオ・文化系トークラジオLifeは、
『勉強し続ける社会』がテーマで、
いくつか印象に残った話があったので、書いておきます。
 
まず、冒頭、このテーマを選んだ理由として、
勉強会ブームが若手社会人を中心に盛り上がっている、
という話が紹介されます。
少し古い記事ですが、2012年6月7日付けの
ダイヤモンドオンライン、ワークス研究所の労働市場「最前線」
の記事で、豊田義博氏が、
初めのブームは1979年頃であった、と述べています。
曰く、週刊誌の特集タイトルとして
「年功序列廃止、窓際族、40ドル原油時代……
誰でも参加できるサラリーマンの勉強会全調査」(週刊文春)
「35歳からの能力開発研究〜会社のためでなく
自分のための”勉強会”のすすめ」(宝石)
といったものがあったそうです。
たまたま、ですが、同じ年にLECが設立されていて、
この最初のブームの要因が
企業からのリストラに怯えたサラリーマンが動き出した、
という感じでなので、
「景気が悪いと資格業界は儲かりますよね」
と誤解される一因がここにもあるように感じます。
 
さて、次のブームは、80年代後半から90年にあったそうです。
今度は、企業主導、企業からの支援があり、
従業員の目を外に向けさせて、新たな知を社外から獲得しよう
という狙いがあった、と分析されています。
週刊誌の見出しとしては
「勉強会はいま第二次ブーム 異業種交流
社外に人脈を作れ」(毎日グラフ)
「世間はやっぱり人脈で動く ビジネス・ネットワーク
活用ガイド」(日経アントロポス)
という感じで、中身よりも人脈作りに焦点があります。
 
そして、豊田氏の記事(2012年6月)では、
今が勉強会の第三次ブームであり、今までとの違いは、
20代の若手も参加している点にある、とされます。
記事が書かれた時点では
沈静化しつつある、と書かれていますが、
読書会はSNS、Facebookのおかげもあって
盛り上がっているように思われます。
そして、勉強会への参加動機・経緯について
以下のように整理しています。
 
①仕事する上の知識・ノウハウを求める
 「ビジネス直結」
②新たな知識や人との出会い(←Lifeの方では
 婚活と習い事が連動している、ケイコとマナブの
 読者層がゼクシィと重なる、といった指摘もありました)
 を望む「知的興味」(&Life的には「出会いの探索」)
③業務の標準化・時短、会社の迷走などで
 力を余して参加に至る「ヒマ」
④勉強会・交流会への参加が学生時代から
 生活の一部に組み込まれていて、動機がなくても
 行動している「ライフ・インフラ」(ソーシャル・メディアの
 影響が大きい)
そして、最後に
⑤自分が所属する会社のもつ「同質性」に対する
 漠然とした危機意識から生じる「キャリア不安/自分らしさ追求」
の5つです。
 
豊田氏は、⑤の動機から勉強会に参加することの
メリットを強調しています。
曰く、
閉塞感がトリガーとなっているので、
新たな「ものの見方」が得られる読書会、
キャリア・自己啓発系のコンテンツが好まれ、
仲間とのオープンな対話から「視野の拡大」が得られ、
その結果、自己を再発見する。
この過程で「職業的態度」(※)が形成され、
主体的・自律的にキャリア選択をするようになる、
という可能性が述べられています。
 
※ワークス研究所が構想する「職業能力」は、
狭義と広義に分かれ、狭義は、「基礎力」(対人能力や
課題解決能力、地頭〜論理的思考力、処理能力等)と
「専門力」の2つで構成されるが、広義になると、
職業的態度が加わります。変化の激しい社会においては、
知識やスキルそのものは陳腐化してしまうので、
環境の変化に対応できる能力
(メタ学習とか、勉強の仕方、方法論、といった
キーワードでも語られますが、例えば
「自己信頼」「変化志向・好奇心」「当事者意識」
「達成欲求」といったもの)や、更には職業的信念が
態度(行動特性)として重要、とされます。
 
以上、豊田氏の記事の紹介が長くなりましたが、
彼が書いた論文(勉強会は「成長の危機」を
救えるか?)には、より詳しいアンケート調査結果などが
入っているので、時間がある方にはお薦めです。
 
さて、Lifeの方でのエピソードをいくつか紹介します。
まず、終盤の方で出てきた、
中学・高校の勉強がつまらなかったからこそ、
大人になってみて、
「あの時、勉強しろ、と言われていたのは
こういうことだったのか!」という気付き、
そして、もう一度勉強してみたい、という気持ち
(社会人が山川の歴史の教科書を読んだり、
出口治明氏の、仕事に効く教養としての「世界史」、
が売れていたりするのは、まさに知的好奇心
に突き動かされている状態)が生まれるのであって、
中学や高校の授業が、知的好奇心を刺激する、
楽しい内容・教師ばっかりだったら、逆に、
大人になって勉強しよう、という人は減るのではないか、
という逆説は、興味深かったです。
英語では、Edutainmentという概念があり、
教育にも役立つテレビ番組、映画などのエンタメを
指しますが、中・高の全ての授業が白熱教室のようになる、
というのは非現実的ですし、そもそも目標設定としても
間違っていると思います。
つまらない授業を受けてきたからこそ、
大学受験予備校の人気講師の授業に感動し、
また、社会人になってから、高校の教科書レベルの知識を使って
世の中を解説してくれる池上彰氏や佐藤優氏の文章を読み、
読書会やスクールに通って勉強し直して
「後になって思い返してみると、あれほど嫌だった勉強が…」
と感じることが、長い人生では必要なプロセスであると思います。
 
次に、ワークス研究所が提唱する「職業能力」でも
登場した、メタ学習・勉強の仕方を学ぶことへのニーズが
高まっている、という話は、
学校教育(大学を含む)の中で、総合学習やゼミ・討論など、
自分の頭の中の理解や自分の意見を発表する、という
アウトプットの機会が増えていて、
インプットとアウトプットを繋ぐためには、
そういった方法論が必要、という認識が広がったのだろう、
という分析が放送の中で行われていて、
ここは、もう少し突っ込んで欲しかったところです。
方法論を学ぶときに、真正面から論文の書き方(剽窃と
自分の意見はどこが違うか、先行研究の探し方等)や
データの解析方法(流行の統計学なども、この1つ)、
さらには、プレゼン手法などを学ぶ方法もありますが、
もう1つ、何かの専門分野を深く勉強することで、
その過程で、中身だけでなく、方法論も同時に学ぶ、
というルートもあるはずで、従来の大学教育では
研究型教員が後者を行うのが通常でした。
しかし、大学生の学力低下や忙しい現状、
そして、知識そのものはインターネットでいくらでも
得られる、という誤解が前提となって、
方法論そのものを教える、しかも、
教えるのは、研究よりも教育、教え方が上手い人がやる、
という風潮になっているように感じます。
私自身は、業界として、両方の架橋的位置取りを
しているつもりですが、
大学教授からすると、テクニックに偏っていると見られ、
一般の方(特に、社会人として活躍されている方)からすると、
知識ばっかり教えていて、実務では役立たない、
と批判される、というコウモリ的な立ち位置で、
なかなか苦しいものです。
 
最終的には、2日前に書いた、
勉強は楽しいものか、という問いに帰着しますし、
昨日書いた、ベネッセのこどもちゃれんじ・進研ゼミの
話に関連させれば、どうやって子供に知的好奇心を
持たせることができるのか、つまり、
子供の教育方法こそ、社会人(親世代)が学びたい一番だ、
と感じる今日この頃です。
昨日はベネッセの社長交代の話でしたが、
タイミングよく、28日深夜の朝まで生テレビで
教育再生会議がテーマとなっていました。
 
自民党の憲法改正草案への異議
(国民の義務や一定の価値観を強調
し過ぎていて、近代立憲主義を否定していないか)や、
教員に起立の上での国歌斉唱を義務付けることの是非、
学校のカリキュラムにどんどん新しい要素
(徳育、IT教育、キャリア教育、愛国心・歴史教育等)が
詰め込まれているのに、学習時間も予算もあまり増えず、
さらに、教員の年代構成が近い将来崩れてしまう
(団塊世代のベテラン教員が大量に辞めていくのに、
 数年間、若手教員の採用が抑制されていて、
 若手は少ない)、という現場の問題点など、
議論は多岐にわたりましたが、
道徳教育に関する以下のような遣り取り&
落としどころは興味深く聞くことができました。
 
以下、敬称略(発言内容は要約しています)
田原:この道徳の教科書は、様々な偉人を取り上げて、
   日本人として守るべき道徳を教えていく、
   とのことだが、明治以降の政治家が誰一人
   入っていない。政治家には道徳は不要、ということか。
下村:歴史上の評価が定まっていないので、
   どのように紹介するのか難しい、という理由だろう。
   政治家を使わないのは、一定の価値観の押しつけにならないように、
   という配慮でもある。
乙武:「嘘をついてはいけません」という教え方ではなく、
   「嘘をつくのは本当にいけないことなのか」を
   生徒が議論していく教育であってほしい。
冷泉:さらに加えて、「嘘をつかれたらどうするか」という対処法も
   考えるべきだ。
藤原:和田中でも、「自殺はいけないことか」を議論する授業を
   小5、6で行っていて、最後には、「自分の生命は自分の所有物か」
   という哲学的問いにたどり着いて、「いや、命はつながっていく」という
   意見が小学生自身から出てくる。
   小学生だから、といって勝手にレベルを落とすべきではない。
田原:道徳・徳育の授業は、一方的にきれいごとを教えるのではなく、
   ディベート形式で、本音と建前の違いとか、現実社会へのあてはめ
   (8億を選挙資金として借りたはずなのに、それを否定するとか)を
   子供に考えさせる、という授業にすべき。
   この点を、下村大臣にも認識してもらって、教師への指導要綱にも
   入れてもらうよう見ていきましょう。
辻元:市販の本でも、この程度のきれいごとを教える教材や
   偉人伝のまとめ本はあるので、文科省が教科書を定める必要が
   あったのか、すら疑問だ。
下村:教科書を定めずに、教師それぞれが創意工夫して道徳を教えればよい、
   という意見こそがきれいごとだ。
    徳育は、教師の力さえあれば、新聞紙1枚でも十分に教えることができる。
   しかし、そういう教師は1割程度だろう。教科書は必要だ。
 
もし録画等で観れるなら、竹田恒泰氏と古市憲寿氏のバトル、
八木秀次氏と辻元清美氏のバトルもなかなか見物です。
原田泳幸氏は、IT(日本NCR、アップル)、
外食(マクドナルド)という異なる業界で
経営トップを務め、今度は、教育・福祉の業界へ
ということで注目を集めています。
 
私が最初に原田氏を知ったのは、経営手腕よりも
2002年にシンガーソングライターの谷村有美さんと
結婚した、というニュースから、だった記憶があります。
社長就任を福武氏から要請された理由の1つに、
こどもちゃれんじや進研ゼミの会員数が減っていること
があり、就任のインタビューでは、
自身にも小学校低学年の息子がいて、
ベネッセのタブレット(チャレンジタッチ)の利用者でもある、
という話が登場していて、確かに、
教育産業にとってユーザー目線は重要だな、と
改めて感じつつ、高校生のときに自分にとって
アイドル的存在だった人が母親をしている姿を
思わず想像してしまいました。
 
さて、私も、5歳の娘がいて、1歳の頃から
こどもちゃれんじを継続していて、
4月号で「すてきな入学準備手帳」とかもらったりして、
個人的には、ベネッセに随分とお世話になっています。
 
少子化よりも個別指導が増えている中、
教材を送って、自分で勉強しろ、というスタイルが
あまり流行らなくなっている小学生向けの進研ゼミの方が
落ち込んでいるのかな、と思っていましたが、
会社が発表しているデータ(※)を見る限り、
未就学児の、こどもちゃれんじの落ち込みが大きく、
少子化と、子供を持つ家庭の倹約志向という
構造的問題(外部要因であり、解決が困難)が
影響しているので、トップの交代、という
ショック療法が必要だったのだろう、と思います。
 
※4月時点の会員数は、
2009年〜2012年はそれほど減っていない
(小学生〜高校生では逆に増えている)のに、
2013年4月になっていきなり、
未就学児が1150千人→1050千人、
小学講座が1840千人→1760千人、
中学講座が780千人→730千人、
と5%以上減ってしまっている状況で、
さらに、4月〜翌年3月の教材発送数をカウントする
延べ会員数を見ても、2013年度は、
未就学児で、14,608千人→13,931千人と大きく減っています。
(小学講座は19,906千人→20,092千人へ微増)
 
 
こどもちゃれんじの教材を使っていて感じるのは、
4歳くらいまでのベネッセの優位性
(代替サービスの不十分さ)が、
小学校入学前、さらに小学校(進研ゼミ)に入ってしまうと
薄れてしまう点が一番の問題です。
 
知育玩具、教育玩具というジャンルは
おもちゃ屋でもそれなりのスペースを占めていて、
アンパンマンをはじめとして、色々なキャラクターもありますが、
自分で選ぶと、先に進み過ぎていたり、
逆に易しすぎていたり、子供の成長段階に応じているか
不安があります。
この点、毎月、自動的に送られてきて、
かつ、ある程度は科学的根拠ないし
経験的な裏付けをもって
子供の成長段階に応じて開発されている、
という優位性はかなり大きいものがあります。
 
しかし、4歳くらいになると、
電子教材(ひらがな入力させたり、
書き順を学ばせたりする端末)が入ってきて、
iPadやスマホ上のアプリと競合してきます。
さらに、学んでもらう内容も、小学校への準備や
教科書に準拠したものとなり、
公文や、本屋で普通に売っているドリル系と似通ってきます。
 
そもそも、手で文字を書く機会がどんどん減っている
親世代が見たときに、子供に平仮名や漢字の書き順を
勉強させるためにこんなに手間をかける必要はないのでは、
と思ってしまうことも、継続率を下げている原因と思えます。
 
試験の現場では、まだまだ手書きで文字・文章を
書くことは多いですが、普通に社会人生活を送っている人が
綺麗な字を書ける
(=そのためには「正しい」書き順が必須)必要性を
感じるか、と言われると、かなり疑問があります。
 
漢字の部首・つくり等を学ぶことも、
表意文字の成り立ちを知ることで、
英語で言えば、単語の語源を探っていくような
「面白さ」に通じる、という部分(知的好奇心)を
4歳から10歳ころまでの子供と、その親の世代に
上手く伝えていくことができれば、
ベネッセは復活していくのではないか、と
部外者ながら思ったりします。

大学ネタあれこれ

大学に関するニュースを目にすることが
多かった週なので、いくつか紹介します。
 
まず、あまり日本では報道されていない
印象がある、台湾のニュース。
大学生が立法院(日本の国会にあたる)と
行政院を占拠(行政院はすぐに排除されましたが)し、
警官隊と対峙しています。
中国とサービス貿易の自由化協定を
結んだ政府の方針に反対して、
強行採決をしようとする国会を占拠する、
という「政治と経済」に直結した運動を
主導している大学生には若者のパワーを感じます。
日々のSNSフォローや就職活動に
パワーが奪われている日本と比して、
台湾の方が、権力への異を唱える点で
大学生として健全ではないか、と思ったりします。
たまたま、現地にいた教育学者の
佐藤学氏がtwitterで実況中継をして、
それを内田樹氏がリツイートしたものが
togetterにまとめられているので、
興味ある方はそちらもどうぞ。
 
次は国内、関西のニュースです。
大学受験の志願者数が全国1の大学、
と聞くと、明治大学や早稲田大学といった
首都圏の私学をイメージする方が多いと思いますが、
今年は、近畿大学が昨年よりも7462人志願者を増やし、
10万5890人となり、明治を300人ほど上回り、1位となりました。
 
近畿大は、ド派手な入学式が有名で、
今週月曜(24日)の日経でも取り上げられていましたが、
スモークや照明などを使った
歌やダンスのパフォーマンス、
くいだおれ太郎が登場したり、といった入学式が
若手職員によって企画され、
新入学生にとって一生忘れられない入学式を
行っているそうです。
確かに、入学式で聞かされた学長の話を
卒業時に覚えている学生は皆無でしょうが、
エンタメに舵をきるのは相当な覚悟が必要だったと思います。
私が知る限り、近畿大の入学式をマネよう、
という動きは他の大学では無いようです。
 
広報部部長代理の世耕石弘氏によると、
入学者のうち3割程度が第一志望は近畿大ではなく、
他の(偏差値の高い)大学の受験に失敗して
「不本意に」近畿大を選んだ学生のやる気を高め、
これからの4年間を前向きに過ごしてほしい、
という想いで行っているそうです。
大学関係者は、偏差値での序列を苦々しく見ていると
思いますが、現実は現実として直視して、
偏差値以外にも様々な指標があって、
今いる場所で懸命に頑張ることの重要性を伝える、
というコンセプトが背後にあるからこそ、
単なるエンターティメントで終わらず、志願者増にも
繋がっているのだと思います。
 
3月24日付けのAERAでも記事がありましたが、
今年は、マグロの養殖に成功(近大マグロ)し、
グランドフロント大阪と東京・銀座で
養殖マグロの専門店がオープンしたり、
インターネット出願に一本化したり(※)、
時代の方向性に即して話題性を高めつつ、
女子の志願者数を増やすために、
トイレを改装、学食をカフェ風に、といった
工夫も行っています。
※昨年は、紙での出願からネットへの移行
を進めるために
「近大へは願書請求しないでください。」
というキャッチでの広告が行われたそうです。

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