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『ジョバンニの島』
でも今までこれは経験したことがなかった・・・。
話には聞いたことがあったんだけど、まさかこんな田舎の劇場で起こるとは!?
それは、エンディング後に思わず拍手が沸き起こったことです!
この映画は、思わず拍手せずにはいられない・・・そんな素晴らしい作品でした。
「北の国から」の杉田成道が実話を基に原作と脚本を手がけ、北方領土のひとつ、色丹島に暮らすある一家が終戦後に体験した過酷な運命を描いた長編アニメーション。監督は「アタゴオルは猫の森」の西久保瑞穂。日本音楽事業者協会(音事協)の創立50周年記念作品として製作された。声の出演は市村正親、仲間由紀恵、柳原可奈子、ユースケ・サンタマリア、八千草薫、仲代達矢、北島三郎。
1945年。色丹島に、防衛隊長を務める父・辰夫と猟師の祖父・源三と暮らす10歳と7歳の兄弟、純平と寛太。2人は、戦時中でも穏やかなこの島で元気に日々を過ごしていた。しかし終戦を迎えると、ソ連の戦艦が現われ、大勢のソ連兵が島に上陸し、島民の財産は次々と没収されてしまう。やがて島には兵士の家族も暮らすようになり、兄弟は美しい少女ターニャと知り合う。こうして次第に心を通わせていくのだったが…。<参:allcinema> 『ジョバンニの島』オフィシャル・サイト (←クリックして♪)
最初、この予告編を観たときに、私の中では決して楽しい話ではないんだけど、心揺さぶられる素晴らしい長編アニメだと思ってる『火垂るの墓』と同じ空気を感じました。
そして、『火垂るの墓』は残念ながら劇場では観損ねてるので、今回はぜひ劇場で観たいと思いました。
予告編で声優陣がプロの声優でないこと、それに絵のタッチもどちらかというと好みというわけでもなかったんだけど、まだ“苦手”の域ではなかったし、思い切って劇場チョイスして良かったと思いました♪(ぶっちゃけ声もさほど気にならなかったし・・・)
やはり扱ってるテーマが素晴らしいのと、有名な宮沢賢治さんの物語“銀河鉄道の夜”に絡めているので、時折描かれる“999”のような銀河を走る汽車の映像がすごくファンタジー溢れてて素敵でしたよ。
それに意外と私の好きな“音楽”に絡めたシーンがありました。
でもよく考えたら、この映画って“一般社団法人 日本音楽事業者協会 創立50周年記念作品”ってことなので、音楽に絡んでるのは決して意外というわけでもないんですね・・・。
終戦直後、ソ連軍に占領されてしまった色丹島。
普段と同じような授業風景・・・
そこへいきなり銃を構えた軍服着た外国の男たちがどかどかと学校に乗り込んで来たら恐ろしいですよね・・・。
主人公の兄弟(10歳、7歳)が家に帰ると、すでに荒らされ放題・・・
おまけにしばらくすると、とあるソ連軍の家族が住み着くことに・・・。
主人公一家は母屋を明け渡し、離れの馬小屋(?)に住むことを余儀なくさせられます。
でも大人の事情、社会の事情とは裏腹に、子供たちの気持ちはまた違う一面も持ってるんだよね。
学校では日本とソ連の子供たちの教室が隣同士に・・・
言葉の隔たりだってあるし、憎む気持ちもある・・・
でもその一方で、純粋に“交わってみたい”・・・みたいな気持ちは大人たちと違って子供たちの方が上手に表現できるのかも知れないですね。
そしてそのキッカケとなったのはやはり“音楽”でした・・・。
音楽は言葉の違いを越え、コミュニケーションを図るにはうってつけの手段と言えますね♪
ここで子供たちの懸け橋となった曲は童謡♪“赤とんぼ”と、ロシア民謡♪“カチューシャ”でした!(もちろん両方とも聴いたことあるよ♪)
その後はせっかく打ち解けて仲良くなった母屋に住むターニャと誤解があったまま主人公一家を含む日本人たちは本土への強制帰還命令が・・・。
本土への中継地である樺太での過酷な暮らし。
防衛隊長を務める主人公兄弟の父、辰夫はこっそり隠された日本軍の膨大な物資を運び出しているところを見つかり、ソ連兵に連行、その後収容所へと送られてしまう。
辰夫の弟、英夫(主人公兄弟にとってはおじさん)によって辰夫の居場所が判明!
そして兄弟たちのとった行動は・・・ってな展開になっております。
ここではこの英夫おじさん。
普段はどちらかというとおちゃらけた存在ではあるんだけど、でも誰よりも子供たちのことを考え、本人なりに色々考え、危険を顧みず行動してくれるんだよね!
これから危険なことをしようとしたとき思わず告白しちゃうシーンがあるんだけど、すんごく不器用でなんかとっても胸キュンキュンしちゃいました・・・。
ちなみに声はユースケ・サンタマリアさんでしたが、とっても自然でキャラに似合ってて良かったですよ〜♪
そぉいえばこれって、私の好きな手法・・・
ラスト近くのシーンを冒頭に持ってきて、過去の時代に戻るってパターンでした。
最後に、ラストのまとめ方も思わず胸がほっこりしましたよぉ〜(*^。^*)
もちろん、ハンカチ・・・いやタオルは必須・・・かな!?
※オフィシャル・サイト&動画を貼っていますが製作元によって時間の経過とともに削除されてしまう場合もございます。
もしよかったら凸っとな♪(応援していただけると嬉しいですぅ〜)
↓ ↓ <映画劇場鑑賞日:2013.3.13.> |

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私も何気にあのジョバンニだよね?と気になっていた映画でした。
銀河鉄道の夜の映画の記事リンクさせておきますね。
2014/3/14(金) 午後 0:28
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いっぽんさん!こちらにもありがとぉ〜
おっしゃるように、ジョバンニはあのジョバンニでした。
でも実はこの『銀河鉄道の夜』は読んだことがないんですよね・・・
(我が子供たちは全員読んでいるというのに・・・)
ちょっと読んでみたくなりました。
2014/3/14(金) 午後 3:48
返信する
エンディングで拍手ですか!確かになかなか経験できないですね〜。
それほど心にしみる映画なんですねぇ〜。
レ・ミゼラブルの時は思わず「bravo!」と叫びたくなりましたが・・(^◇^;)
2014/3/14(金) 午後 6:39
返信する
kyonさん♪コメありがとうo(^_-)O
“思わず拍手!”というのは初めての出来事だったので驚きでした!
(追伸)
私も“レミゼ”観終わった後は心の中で“ブラボー”って叫んでました♪
2014/3/17(月) 午前 3:17
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