御来訪感謝申し上げます。
2日続けて、後藤忠叡師の“憚りながら”(宝島社刊)から一説を引用紹介して来ましたが、今日で一旦最後にしたいと思います。非常に内容が濃く、創りものではない本物の言葉で散りばめられた書となっていますので、これ以上はぜひ本書を御購読下さる様にお願い申し上げます。
今日のエントリーは、忠叡師が「生涯の友」と呼ぶ、故野村秋介氏との邂逅から別れまでの回想録の章『第6章 生涯の友・野村秋介』から引用させていただきます。
--------------------------------------------------------------
「俺に是非を説くな」
最初から最後まで爽やかな男だったな、野村さんは。色んな権力と闘う時も、事件を起こす時も、捕まる時も、ムショに入る時も、死ぬ時も、往生際がよかった。
野村さんが河野一郎の家を焼き討ちしたのは、まだあの人が27・8(歳)の時だろ。まだ右翼の中じゃチンピラだ。それがあんな事件を起こして12年も入るんだ。しかも河野の家に日をつける時は、拳銃突きつけて、家の人を皆外に出してから火をつけてる。あの事件は賛否両論あったな。いや世間では圧倒的に“否”だった。マスコミにそれこそ袋叩きにされた。けど、あの事件で千葉刑務所に入った野村さんは、こういう句を詠むんだ。
俺に是非を説くな 激しき雪が好き
冬の夜に、独房で鉄格子越しに外を眺めると、刑務所の塀のところについている灯りに照らされて、激しい雪が吹いているのが見える。俺も馬鹿な奴だ、と。あんな事件起こして、12年もムショに入って、女房子供泣かせて、親戚縁者から非難されて、社会からは袋叩きに遭って、と。けれど野村さんは、それでも「俺に是非を説くな」と言っているんだ。この道を進めば、地獄が待っていようとも、「俺に物事の是非を説いてもらっちゃあ、困るんだ」と。日蓮がなぜ首を刎ねられそうになったか、キリストがなぜ十字架に磔にされたか、彼らは自らの信じる道を突き進んだ結果だろう、と。そのうえで「激しき雪が好き」、つまり「激しい生き方しかできんのだ」と言ってるわけだ。
その後すぐに、今度は経団連に立て篭もって、あの事件でも人質の誰にも危害を加えてないんだ。それで最後には投降したんだが、投降の条件として、「俺に手錠をはめるな」と言った。野村さんは結局逮捕されたが、手錠をかけられなかった。
当時の社会、今の社会から見ても、野村さんは変わった男かも知れん。だが、明治維新までの日本には、こんな変わった男がゴロゴロいたわけだ。吉田松陰にしろ、西郷隆盛にしろ、桂小五郎にしろ、高杉晋作にしろ、坂本龍馬にしろ・・・・・。この人たちは皆、「俺に是非を説くな」だ。「俺はただ、日本のためにこの道がいいと思って、信じてやっている」という人ばかりで、みんな激しかった。だからこそ、明治維新という革命ができたんであって、この人たちが皆、近代の日本という国を作ってきたんだ。
今でこそ、「歴史上の偉人」とか言われてるけど、当時の政府や社会からすれば、「何、考えてんだ」って、「頭がおかしいんじゃないか」って、目の仇にされていた人間ばかりだったんだろ?
西郷隆盛も言ってるだろ、<命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、仕末に困るもの也。此の仕末に困る人でなければ共に天下の大事を語れない>って。要は皆、<仕末に困る人>だったわけだな。
そう考えてみると、野村さんが亡くなった後は<仕末に困る人>がいなくなったな。政治家とか、「文化人」と言われる連中の中には、口ばっかりいっちょ前で、声ばかりでかい奴はゴロゴロいるけどさ。野村さんみたいな往生際のよさを持った男なんて、おりゃせんわ。もっとも野村さんみたいな人間が10人も、20人もいちゃあ、それはそれで大変だろうけど(笑)。
ただ俺は、そんな人間が、そんな面白い人間が、この日本にひとりもいないと思っているわけじゃないよ。むしろ、そういう素質を持った子はたくさんいるんだが、社会やマスコミが育ててないだけでな。また、そういう若いもんがちょっと芽を出そうとすると、マスコミが”常識”だ、何だと持ち出してきて、寄ってタカって袋叩きにして、潰してしまうんだよ。
それがいかに愚かなことか、いい加減気づいて欲しいもんだな。
--------------------------------------------------------------------
実は、不肖敬天愛人も故野村秋介先生の「俺に是非を説くな 激しき雪が好き」という句が一番好きな句であると同時に、「俺に是非を説くな」という言葉の背後にある毅然とした、何にも動じない確固たる信念を強く感じるのです。
“国が危ない”と、国体、日本の伝統文化、社会、自然が解体・破壊されつつある現状において、これらを日本人として国民として守護しようとする想いや動きは、日本人の魂から溢れる心情を根っ子とするものであり、そこには当然として「俺に是非を説くな」の精神がなければいけません。
反日勢力や反日左翼、売国奴が何と言おうが、保守を自負するからには「俺に是非を説くな」の信念で喝破しないと国を守る事はできないと確信しています。
自分の先祖代々営んで来た祖国を守るのに屁理屈やくだらない理論は無用なのです。
金も力もないはずの「歴史上の偉人」たちは、外国から日本を守るために命を懸けて国の立て直しを図り、日本を短期間にアジアで唯一の世界有数の列強国に仕立て上げたのです。そこには(日本を列強国にするための)方法論はあっても、動機は、皆が「国を守りたい」という熱き一心(誠心)のみであったと想像します。
今の政界を見ると、外国におもねる連中ばかりの集まりであります。使い古された実例でありますが、「日本列島は日本人だけのものではない」と公言するような国賊が総理大臣に納まってしまうような世の中であります。また、それに加担したのもマスコミであります。
政府やマスコミが愚かであるなら、せめて国民が賢くならなければなりません。
それには「俺はただ、日本のために・・・・」という信念を、国民一人ひとりがそれぞれの立場で持つことなのだろうと、考えるのです。
※人気ブログランキング(政治部門)に参加しています。
下記クリックのご協力をお願い申し上げます。
https://blog.with2.net/in.php?687099
|
高杉晋作様
いつも御支援感謝申し上げます。
2010/5/22(土) 午後 1:50 [ 敬天愛人 ]
ほるすたいん様
いつも御支援感謝申し上げます。
御意。
2010/5/22(土) 午後 1:51 [ 敬天愛人 ]
ナオミ様
いつも御支援感謝申し上げます。
そうですね。
2010/5/22(土) 午後 1:51 [ 敬天愛人 ]
愛国様
いつも御支援感謝申し上げます。
騙してきたんですか?(爆)
2010/5/22(土) 午後 1:52 [ 敬天愛人 ]
Kayomi様
いつも御支援感謝申し上げます。
間違いなく必然性がありますね。
2010/5/22(土) 午後 1:53 [ 敬天愛人 ]
カマちゃん様
いつも御支援感謝申し上げます。
ありがとうございます。
2010/5/22(土) 午後 1:54 [ 敬天愛人 ]
なんだかなぁ様
いつも御支援感謝申し上げます。
こちらこそありがとうございます。
2010/5/22(土) 午後 1:55 [ 敬天愛人 ]
gre*n*hub*32 様
いつも御支援感謝申し上げます。
ご賛同ありがとうございます。
仰せの通りです。
2010/5/22(土) 午後 1:56 [ 敬天愛人 ]
aix**cy 様
情報ありがとうございます。
2010/5/22(土) 午後 1:57 [ 敬天愛人 ]
さくらの花びら様
いつも御支援感謝申し上げます。
まさに仰る通りです。
2010/5/22(土) 午後 1:58 [ 敬天愛人 ]
Tomcat様
いつも御支援感謝申し上げます。
御意。
2010/5/22(土) 午後 1:59 [ 敬天愛人 ]
NICK様
いつも御支援感謝申し上げます。
まさに「男」ですね。
2010/5/22(土) 午後 2:00 [ 敬天愛人 ]
にんじん畑様
いつも御支援感謝申し上げます。
ありがとうございます。
2010/5/22(土) 午後 2:01 [ 敬天愛人 ]
hito様
いつも御支援感謝申し上げます。
転載ありがとうございます。
2010/5/22(土) 午後 2:01 [ 敬天愛人 ]
つまらないオヤジ様
いつも御支援感謝申し上げます。
我々皆に言えることですね。
2010/5/22(土) 午後 2:02 [ 敬天愛人 ]
シコウ様
いつも御支援感謝申し上げます。
ほとんどの人間が同じだと思います。
2010/5/22(土) 午後 2:04 [ 敬天愛人 ]
通名:山岡様
御来訪感謝申し上げます。
最高のコメントです^m^
2010/5/22(土) 午後 2:05 [ 敬天愛人 ]
かぐやひめ様
いつも御支援感謝申し上げます。
この方を知らずして保守を語れませんよ。
2010/5/22(土) 午後 2:07 [ 敬天愛人 ]
nadarechan1113様
いつも御支援感謝申し上げます。
御意。
2010/5/22(土) 午後 2:08 [ 敬天愛人 ]
boston 様
いつも御支援感謝申し上げます。
2010/5/22(土) 午後 2:09 [ 敬天愛人 ]