御来訪感謝申し上げます。
以前から朝鮮半島の北と南で国境線を争っている延坪島で起きた砲撃事件について、敬天愛人はどう分析しているのか?という質問をブログ外でも訊かれることが多くなったので、僭越ながら、不肖敬天愛人の意見を書かせていただきます。
確か、砲撃事件(11月23日)のあった日の前日だったと思いますが、北朝鮮が濃縮ウラニウム施設の存在を米国の専門家に明かした事を受けて、オバマ大統領は「核カードへの見返りは無い」とキッパリと言明しました。
オバマのこのひと言が引き金になったのではないかと思うのです。
北は今まで、瀬戸際外交だの挑発外交などと言われる、自分本位の恐喝ともいえる外交姿勢で譲歩を引き出すやり方を行って来ました。
これは簡単に言えば、不良息子が親に「小遣いをくれないと非行に走るぞ」と脅しをかけるのと全く同じ性質のものであります。これまでは「戦略的忍耐」という詭弁を弄した事なかれ主義で甘やかして「分かった、小遣いをあげるから大人しくしてくれ」となだめすかしていましたが、一向に行いが改まらないので、さすがに堪忍袋の緒が切れた親が「お前にはもう一切小遣いをあげない」と見放したに等しいものです。
親からの援助という唯一の兵糧の道を絶たれた不良息子がやけくそになって、一か八か親を本当に困らせてやれ、そうすれば親も考え直してくれるだろうという浅はかな単純思考で悪さをしてみた、というのが実際のところではないでしょうか。
マスコミや半島事情に詳しいと称する連中は、後継者が決まって新たな体制に移る際の軍内部の権力闘争だ、後継者の実績作りだ、とか訳知り顔で語っていますが、そんな分析は屁の役にも立ちません。「だから、何なの?」で終わってしまう話です。
シナの反日デモを中共への人民の不満の代償行為と指摘するのと同じで、だから理解してやってくれと言わんばかりのあちらサイドの話で、何ら建設的な論評でも何でもありません。
そんな分析はどうでもいいことなのです。
分析とは事の本質を見極め、どう対処すべきかを判断し解決策を見出すために行うものであります。
相手の事情を読み取り、相手に理解を示すだけなら分析でも何でもありません。ただの無責任な一般論を言っているに過ぎません。
つまり、オバマのひと言は金王朝にとっては唯一のカードを全否定されただけのことです。唯一のカードが通用しないとなれば、あとは自暴自棄になるしかありません。
かといって、アメリカを直接攻撃するのは後が怖すぎる、日本を攻撃すれば日米同盟が自動的に機能し米軍と全面紛争になる、それじゃ、適当な言い訳で切り抜けられる延坪島を攻撃してみようか、と考えたのではないでしょうか。
北朝鮮としてはアメリカとの2国間交渉に国家存亡の活路を見出しているのですから、永久的にアメリカに見捨てられれば、国の存立が成り立たないとの危機感を抱いていると思います。
28日から黄海上で米韓軍事合同演習が始まりますが、おそらく北朝鮮はどうしたら良いものかと喧々諤々の状況と想像します。
中共自体もアメリカを取るか北朝鮮を取るかという選択を迫られれば、答えは自ずと決まって来ます。
日本が恐いのは、北朝鮮が追い詰められた結果、見境なく暴発することです。
その場合に対応する体制が我が国では何一つ構築されていないことです。
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