サッカー寅さん

今後しばらく試合に行けません・・・

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バベル

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2006年 監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ オフィシャルサイト

いつもの様にストーリーは書かない。
一つのアイテムが時間軸を超えそれぞれの不幸のドミノ倒しの様な連鎖になって行く。
ワールドワイドでありながら私的世界を描いた傑作。

時間軸の入れ替えとしてはQ・タランティーノのパルプフィクションが有名だが
この映画はその時間軸が3地域4つのストーリーで展開して行く。
実験的展開だが不愉快にならない処がよい。
アイテムがマンハッタンのブロードウェイの様に整備された格子上の
それぞれ人生に大きく斜めに傷付けていく印象。
アイテムを単なる世界平和の為に不必要と説教臭くしない処が
この脚本の素晴らしい処。

人はそれぞれ自分では抱えきれない不幸に直面した時 その後
傷を背負いながらも生き続けなければならないと問いている。

世界的貧困格差 都会での孤独 夫婦 家族 子供への愛
様々な価値観が作品を通して描かれている後世に残る作品でした。

B・ピット、K・ブランシェットのモロッコ旅行は
私の好きなB・ベルトルッチのシェルタリング・スカイのようでした。
菊地凛子はよかったですが
今後彼女がこの役のイメージが拭えるかどうかですね。

悲劇嫌いな人には全く不向き。
観るのならば情報を入れずに観た方が格段に面白いでしょう。

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