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うー、寒いっ!


家の周りが今朝にはなんと40センチくらい積もっていた。


会社でも雪除け、家に帰っても雪除けです。
重労働〜・・。



昨夜は2時ころに1件、自宅死亡ということでお電話がありました。


夜半から降っていた雪がすでに15センチも積っていると
出動する気も失せますが、今月はまだ5件(!)くらいしか走っていないので
気合い注入して出掛けます。


しかし、この雪・・イヤだなあ。

まだ荒れた天候じゃないだけマシですが。



「今、母が亡くなりまして・・」
というその声は50代後半から60代に聞こえる男性ですから
その母親ということは故人様は90かそれ以上でしょう。

長生きだなあ。


電話口でその男性は
「家が狭いので、このまま式場に行きたいのですが・・」と言います。


しかしこの雪ですから、かえって面倒ですし、
自宅で亡くなったのですから、安置はできるでしょう。


そんなことを考えながらご自宅に着くと、確かに狭い。


戸建の小さい貸家の少しデカイ感じです。

間取りは一応3DKといったところでしょうか。


一応搬送車で乗り付けたのですが、駐車するスペースもなく、路駐です。


ご自宅に入ると不完全燃焼の石油ストーブのキツイ匂いが充満していました。


目が痛くなるほどです。


「まいったな・・」


故人様がいる部屋に入るとご多分に洩れず介護ベッドに寝ていました。


顔色はまあまあ血色があります。


小さい家ですから安置に使える部屋がありません。


介護ベッドは朝になって業者に連絡すれば当日中に引き取りにくるでしょうが、
問題はそれまでの間です。


死後処置もしていませんから湯灌もしないといけません。


結果、玄関から入ってすぐの居間に安置することにしました。


式場に行くという話は、
よくよく聞いたら身内も喪主様の弟夫婦くらいしかいないということですし、
転居してきて浅く、そんなに近所付き合いもない上に
無宗教だといいますので
「それなら、火葬だけという感じですよね」ということですし
できるだけお金もかけたくないと言いましたので
このまま自宅で出棺だけをすることにしました。



無宗教でも会葬の方がそれなりに来るのであれば
「お別れ会」という形でするのですが、
身寄りすらいないとなれば、特に葬儀という形にこだわる必要すらありません。


無論、小規模の身内だけの葬儀でも立派な祭壇を組むこともあります。


今回のお客様はとにかく、亡くなるまでの間、介護・医療費にお金がかかったので
葬儀にはかけるお金があまり無いということなのです。


それならそれで話は早いです。


使うものも棺とフトンと、湯灌と霊柩車とドライアイスなどの消耗品と
お花くらいです。 

相談もすぐに終わりました。



故人様は若いころ、子供を連れて離婚されたそうで、
喪主である長男もバツイチらしく、
この先お墓や仏壇を守る人もいないので、それなりのことを考えてはいたようです。

でも、ちょっと甘いですが・・。

この喪主様、人がいいのですね。


身内だった故人様を送るのに決まった形はありません。


「貧乏人は麦を食え」とかつての首相が言いましたが、
その通りで、それぞれのできうる範囲で送ってあげればそれでいいのです。


さすがに「貧乏人は・・」のくだりは言いませんでしたが、
「お経をあげないでいいのでしょうか」と心配する喪主様に
そんな話をして安心していただき、
ホント「焼くだけ」の相談をしてきました。


こういった形は初めてではないですが、
今までは身内の無い人が多い施設に入所していた方が多かったので
一般のお客様としては私は火葬のみの相談は初めてかも知れません。


今後も増えてくるのでしょうね。


もっとも私自身「良く焼いてね」と言い残して逝きますが(笑)。

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