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幕末の物語でありながら、薩摩でもなく、長州でもなく、幕府でもない。 長岡藩という地方藩が舞台。 主人公は河井継之助。 昨年12月長岡市に河井継之助記念館がオープンした。 長岡市ホームページ↓ http://www.city.nagaoka.niigata.jp/kankou/nagaoka3/bunka/tsuginosukekinenkan.html 河井はもともと下級藩士の出身だが、最終的には家老上席に大抜擢され藩政を任される。 彼は陽明学に傾倒し、知行合一を理想とした。 地元長岡においても、英雄という評価と、悪玉という評価とに分かれる。 非常に聡明で、開明論者であり、封建制度の崩壊を見通すなど先見性に優れ、 藩政改革を断行し、洋式軍隊を導入した。 戊辰の役に際しては、藩主牧野家をよく輔弼し、武装中立を目指した。 小千谷に駐留していた官軍の岩村軍監に会津藩との調停を申し出るが、 相手が悪く、奥羽越列藩同盟に加盟することを決意する。 負けることを承知で、長岡藩をひきいて官軍と戦った。 維新史上最も壮烈な北越戦争に散った最後の武士。 もう一方の評価。 自分の理想のため、恭順派を押しのけ、長岡藩全体を滅びに導いた大悪人。 中立を目指したが、その会談相手が無能な若手軍監だったのが、継之助と長岡藩の運命を決めた。 結果だけ見たら、確かに悪人としての評価は免れない。 しかし、彼の理想はあくまで中立であり、戦争を回避することであった。 他の親藩・譜代藩(長岡藩主牧野家は譜代)が裏切っていく中で、決して裏切ることなく、 中立という立場で、局面を打破しようとした。 武士として生まれ、武士として死んでいった。 『峠』を超える勇気と行動力。 オレは英雄と呼びたい。
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