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東京タワー 〜ボクとオカンと、時々、オトン〜

                            リリー・フランキー

今やドラマ化・映画化され、人気を集めているので、今更紹介しなくてもいいかな。

でも、まだ読んでない人がいるなら絶対読むべき本です。
オレも普段全く本を読まない妻に薦めてというか、ムリヤリ読ませてます。

リリー・フランキーは「ココリコミラクルタイプ」になぜ出演しているかよくわからない、
あのおっちゃんである。

彼に興味をもったのは「おでんくん」というアニメからだ。
おでんの具が主役。
おでんの鍋の中の世界に住むおでんくんが、食べた人の心の病を治すという話。
子どもも大人も楽しめるアニメである。
これを書いているのが、何を隠そうリリー・フランキーなのだ。

東京タワー 〜ボクとオカンと、時々、オトン〜
この本はたまたま本屋で見つけた。
本屋さんが最も売りたい本「本屋大賞2006」受賞!と書いてあった。
へぇ〜、この人小説も書くんだぁ。
ってことで、読んでみることに。

とても読みやすい。
親しみやすい文体で、ユーモアいっぱいにストーリーが展開され、あきさせない。

普通母親への想いってゆうのは、ちょっと恥ずかしいというか、むず痒いというか、言葉にできずにいる。
そんな母親への想いを恥らいなくぶちまけている。
母親の無償の愛。
愛に対する子どもの甘え。

「ひらがなで書かれた聖書だ!」と、どこかで読んだ書評にあった。

日本人がどこかに置き忘れてしまった家族というものを再考させられる。


リリー・フランキーは「本屋大賞2006」の受賞のインタビューで、
うれしかったのは、この本を読んで、しばらく声も聞いていなかった親に電話をかけてしまったとか、久しぶりに両親と食事をしにいったとかという反応ですね。モノを書いてる人間として、読み終わって本を閉じたとたん、もう違う世界にその人がいるのではなく、一分一秒でも、読み終わったあとも、その人の生活とか感覚に影響を及ぼし続ける------それがいちばんの喜びですから。
とコメントしている。

オレも今度メシでも誘ってみようかな。

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