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茶の湯には梅寒菊に黄葉み落ち 青竹枯木あかつきの霜 この歌は「口切の茶事」を通して、茶の湯には陰と陽の調和が必要であることを歌っています。 「口切の茶事」とは開炉の季節の11月初めに、その年の春に茶師によって葉茶が詰められ 封印された茶壷を露地や炉壇など新しく調えられた茶席で封を切り、 そのお茶でお客さまをもてなす、というお茶事です。まさに茶人のお正月です。 「梅寒菊に」は口切の茶事が行われる11月が寒い「陰」の時季に 梅や寒菊が寒さに負けず「陽」の花を咲かせているという「陰陽の調和」をあらわしています。 「黄葉み落ち」はイチョウの葉が黄ばんで落ちるという「陰」の情景をあらわしていますが 美しく色づいた葉が舞い散る様子は美しく「陽」でもあるわけです。 「青竹枯木」は口切の茶事のために取り替えられた垣根の青竹の色は「陽」ですが まわりは葉の落ちた枯木の「陰」の姿をあらわしています。 「あかつきの霜」とは暁の陽の時刻にあらわれた霜のことで 白く美しい霜は「陽」の情景ですが、寒冷な「陰」の気があっての霜である、ということです。 このような「陰と陽の調和」は外観だけでなく、お道具の取り合わせ 亭主の心構えにまでも関係することを忘れてはいけません。 来年はもっと「陰陽五行」を勉強しよう…。
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利休道歌
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陰と陽。なるほど・・。勉強になりますです。これって、”禅”にも相通じる世界観ですよね(^^)
2005/12/27(火) 午前 9:15 [ - ]
そうですね。禅にもその要素が含まれていると思います。陰陽五行って生活すべてに関係するのですよね…。
2005/12/27(火) 午前 10:28
「陽」の部分がその場の雰囲気の「軽み」をかもし出すのでしょうか。 「軽み」を引き締めるために、「陰」が必要なんでしょうね。 インテリアとかも、品がいいと思うときは「陰」と「陽」のバランスがうまく調和しているときですね。
2005/12/27(火) 午後 1:12 [ tai*ho*201 ]
なるほど!そうですね。なんでも「調和」が大事ですよね。人と人。国と国。男と女。家庭…。
2005/12/27(火) 午後 1:26