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先の「煙草盆のお話」で時流庵さまよりコメントいただきましたのでご紹介いたします。 よく太閤枡を煙草盆にしているのを見かけます 長い柄 が おもしろいですね 飾りだけで 火入に火が入ってない事がありますが ありゃや 見せたいだけかよ と思っちゃいます 手をかざして暖かいと うむうむと ご亭主の気持ちの入れようが嬉しくおもわれます 一富士二鷹三なすび 四に末広 五に莨 煙草は その昔 ごちそうでした 明治のはじめ 煙草におまけが付いていて それ欲しさに子供が買った 子供向けが在ったのですね 裏千家六代六閑斎(1594〜1726)は 炭をして 煙草盆持ち出し 主客に勧め 自分も持ち出 して吸い ゆるゆると炭が熾るのを待って 濃茶練ったそうです ですから 煙草盆に裏千家での茶箱の月点前で使う小さな火箸を添えるそうです 正客はその火箸で 火入の火をぐすぐと動かし 尉を落とし煙管の莨に火をつけるのだそうです お茶の席に煙草盆を持ち出した最初は、外来の珍しい趣向の物を茶席に置いて振舞おうという好奇心に始まったそうですが、次第に茶人一流の美の組み合わせを楽しむことを目標とするようになりました。 茶道は「総合芸術」と言われますが、煙草盆はそれ支えるお道具の一つです。 今日煙草盆のはたしている役割は、正客の位置づけと茶席の雰囲気を高めることにある。それは煙草盆の形や色、そしてこれに組み合わされる火入・煙草入・煙管によって形成されている。大きさや形は部屋のようすに支配され、組み合わされる内容はこれまた、煙草盆の形だけではなくその日の取り合わせの雰囲気に出会うことを必須条件としている。 『茶道具の世界 14 諸道具』淡交社刊より お道具一つ一つに亭主の思い入れが宿っている訳です。 わたしも今年はお茶事に挑戦・・・心意気だけ・・・。 画像は今朝ベランダから見た風景。今はもっと積もっています。
やっと雪国らしい景色になりました。 以前は二王子岳がでぇ〜んと見えて気持ちよかったのですが、今は2軒の家が2階を増築したため、見えなくなりました(涙)。 この時季「季節性感情障害」という「うつ病」になるのが常です。 楽しいお茶事のことでも考えて乗り切ることといたしましょう。 |
茶道一般
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茶道に関わる思いついたことなどをお伝えします。
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一昨日くらいからノドが痛く体がゾクゾクしています。 昨日は思いもかけずある先生から初釜のお誘いがあり 喜び勇んで出かけました。 ご主人(元校長先生)がお薄を点ててくださり そのお茶の美味しかったこと! 今晩は「初心者のための茶道教室」お稽古始め。
少しはお正月っぽくしなくちゃね。 |
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これは我が家に伝わる「液用五合桝」。 相方くんの家は小藩の武士だったそうだ。明治になり酒屋を営んでいたとか。 曽祖父も白雲大学の前身・明治法律学校の出身。 義母が捨てると言うので、わたしがいただいて煙草盆に転用。 火入は織部 宇助窯 ある方から「利休さんの時代には煙草盆はなかったのでは?」というご質問をいただき、普段お薄の時には煙草盆・・・と何も考えなしに用意しておりましたが・・・そう言われるとそうですね・・・。 まず『原色茶道大辞典』淡交社刊で調べてみた。 喫煙具一式を納めておく道具。 煙草盆・火入・灰吹・煙草入・煙管一対を煙草盆一式という。 因みに喫煙の流布は江戸時代になってからのことである。 待合・腰掛および薄茶の際には必ず出し、初炭・懐石・濃茶・後炭などの際には出さない。 本式の茶事では待合・腰掛・本席用と3種以上の煙草盆を必要とし、形状・品質の違うものを取り合わせる。 種類には唐物(青貝・キンマ・籐組・漆器など)、和物(唐木・漆器・木地・一閑張・籠など)があり、また手付・手無の2種がある。 なお煙草盆は正客の坐る場所を示す役目も果す。 とあります。・・・では江戸時代に喫煙の風習が広まったころに、こうした決まりごとができたのですね。 裏千家ではどなたの代からそうなったのかしら? これは調べてみる価値がありそうです。 が、どうやって?まずは茶会記でしょうか? またわかったらお知らせいたします。 今では、なんとかカードでしか自販機で煙草を買うことが出来なくなる時代。
息子からは「毒を売ってる」と言われたこともあります。 そう・・・わたしはたばこ屋の「看板娘」・・・じゃなくて「看板おばさん」??? いつか煙草盆って何に使うのっていわれる日が来るかも。 って、今でも若い方はわからないでしょうね。 |
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昨日16日は新潟県三条市にあります丸井今井邸で行われた市民呈茶席に行ってまいりました。 主催の「男子茶遊会」は県央地域の流派を超えた男性茶人の会です。 実はブログにkakkoさまより「当日は恒例になりました私の手打ち蕎麦を待合でみなさんに召し上がっていただく趣向になっております」とご案内があり、お蕎麦に釣られて参ったわけです"^_^"。 2階の待合に上がりますと、床には 文部省国史編修官兼国宝鑑定官・文化財専門審議会委員・主任調査官などを歴任した田山方南の「東京からお客さまがお出でになるので、柿を全部取るな・・・」といった内容の画賛。 お花の代わりに石菖が・・・ん?もしや・・・。 可愛い中学生の男の子がお蕎麦を運んできてくれました。 (デジカメを忘れ携帯で撮ったのでピンボケ!) kakkoさまお心づくしの手打ちのお蕎麦。大変美味しくいただきました。 打ちあがったのが朝?の3時だったそうです・・・。 県央地域は宗偏流・石洲流が多く、また裏千家もほとんどの方が中越支部ですので、全く顔見知りの方がいらっしゃらないこともあり、素人を決め込んでリラックスしてお席が楽しめます。 本席に入ったとたん、みなさん「わぁ〜」との声。点前座近くには短檠(たんけい・灯具)、席の所々に行灯が・・・夜咄(よばなし)の趣向。 床に相国寺大龍師の宗旦狐の画賛。 この「宗旦狐」についてはまたの機会に取り上げたいと思います。 花は蠟梅に初嵐が鵬雲斎大宗匠の花押付のどっしりとした竹の一重切に入っていました。 本来なら夜咄には油煙を吸収するといわれ石菖を使うのですが、良い花入れにめぐり合えたということで石菖が待合に置かれていた訳です。 ご亭主kakkoさまの干支でもあるイノシシの香合。 綺麗な金蒔絵の炉縁にたっぷりとしたお釜が良い音を立てています。 山里棚に大きな信楽の水指・・・長岡の作家・今千春の作品。 薄器は丸く可愛いお花の蒔絵がいくつも全体に施してある輪島の作家のもの。 茶杓は井口海仙宗匠作 銘 無事 お茶碗は3代小川長楽。替はかぶらの絵がついた塩笥(しおげ・朝鮮の塩入れの小壺で胴がふくらみ、口がすぼまった形)のお茶碗。 お菓子は銘・埋み火 美豆伎庵製 お道具組その他kakkoさまフォローよろしく(^^)v。 暮れの忙しいひととき、ホッといたしました。 わたしも来年は来ていただいた皆さまにゆっくりしていただけるお茶会がしたいな と思いました。 お席が終わり・・・遠くから来たということで・・・手打ちのお蕎麦をお腹いっぱいいただきました。 ありがとうございました。水屋のみなさまにも重ねて御礼申し上げます。 次回は来年3月16日(日)場所は同じく丸井今井邸。楽しい春の趣向だそうですよ。 |
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表千家北山会館を後にしてお次は・・・ ここです! う〜ん・・・人が・・・ ここでは京都着物パスポートが使えます! 拝観料は同じなのですが、特別公開されている本堂と東求道が半額で拝観できます。 有名な与謝蕪村と池大雅の襖絵を身近に鑑賞いたしました。 また東求道では教科書に出てくる四畳半書院同仁斎に座らせていただき、義政公がここでお茶をいただいていたんだなぁ、としばし室町時代にワープ・・・。 この同仁斎は、草庵茶室の源流、また四畳半の間取りの始まりといわれています。 ぐるっと山の上まで紅葉狩りをして、以前に携帯からアップした真如堂へと向かったのでした。 おわり ※番外編もありますので、来週のお楽しみにね(^_-)-☆。
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