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9月の一時帰国健診で、かなりヤバイ数値を突きつけられたワタクシ。
ドクターから「北京にお住まいなら、漢方治療が良いでしょう」ということで、 取りあえず1か月分の
ツムラの漢方薬を処方して頂き、紹介状と診断書を書いて頂いて北京に戻って参りました。
1ヶ月分の漢方薬が切れる前に、ということで、先日、義母と共に中医の先生のところへ行ってきたんざます。
中国に生活する上で、いつも「なぜこんなに面倒アルか〜!?」と発狂しそうになるのが、医者選びです。
私の義母は元医者なので、他の日本人よりは断然医者選びが簡単だと思われます。
しかし、元医者だけあって、多くの医療機関をあまり信用しておらず(爆)、なかなかコレと思うお医者様にコネ
を付けられないようなのです。いつも
「あ〜、こんなに待たされるくらいなら、適当にSOSとか日系のクリニック行っちゃえば良かった〜」
と後悔するのですが、いざ健康に関わることに関してはトトロ家では義母のテリトリとなっているため
私は従順な嫁として、大人しく結果を待つより他、手立てが無いのです。
そんな義母が、医者の沽券にかけて用意してくれた中医のドクターに会いに行きました。
日曜日の朝7時という非常識な時間(?)に出発する私と義母。彼女の手には、大学時代の同級生(つまり医者)
からの紹介状がしっかりと握られています。コネにコネを重ねてたどり着いたその方は、日曜日の午前中だけ
「特殊問診」、というコーナーを担当している超人気中医だったのでした〜。
*写真は、特殊問診に立っていた中医のツボを示した銅像。ちょっと胴長。
病院にたどり着くと、まず、義母が、私の半分ぐらいしかない超細身の身体を人ごみにねじ込ませて紹介状を
目当てのドクターに渡します。
「第○医院のTドクターから紹介を受けている者ですが。。。」
そのドクターは
「あぁ、伺っています。しばらくお待ち下さいね」
この一言で、私の順番抜かしは決定しました。
すげー。中国。
一家に一台、持つべきものは医者の家族、ですね。
ほどなく、多くの順番待ちをしている人を無視して、私の順番が回って来ました。
診療室に入ると、マスク姿の老女医さんが私においでおいでをしていました。年齢や基本的なことを聞かれた後、
最近の症状などを聞かれたので、不安に思っている要素を全てお話しました。
しかし、目の色や喉を診るでも無く、聴診器を当てるでも無く、診察の「し」の字も感じさせてくれません。
老女医は、カルテに目を落としながらとつとつと話す普通のオバサマです。
ここが縁側でここに昆布茶と猫さえ居れば、紛れも無くご近所のオバサマとのよもやま話、という感じです。
ようやく彼女がやおら椅子をこちらに向け、
「舌を出して」
と言い出したので、舌を出しました。はい、OK。
「脈を診せて」
と言われたので、手首を出しました。はい、OK。
はい、診察終わり、です。
はぁ〜?
しかしそれからがキリリとしていた。
彼女の前には、若い女医が二人先生の言葉一語一語を全て書き取らんと、キリッとスタンバイしていたのですが、
老女医さんが、煎じるべき漢方の薬を一つ一つ諳んじ始めたのです。
その数約15種類。
g(グラム)数まで細かい指定が入ります。
それは、ドラマ「バンビーノ!」の厨房で、イタリア語で注文を読み上げる佐々木蔵之助のような流暢で
緊張感に溢れるものでした。聞き惚れました。サスガ中国4000年の歴史やね。
良薬は口に苦しと言いますが、中国で煎じる漢方薬はもう不味いなんてもんじゃありません。
良薬は口に激マズ!
と、今度から格言も訂正していただきたいと思います。
一日3食しか入らないワタクシの貴重な胃袋に、合計500mlもの激マズなこんなものを入れなくては
ならないということを哀れんだワタクシは、胃袋さんに対して、それ相応の陳謝をしないではいられなく
なり、以前以上に暴飲暴食に走ってしまうという恐ろしい漢方薬。。。
これで私の体調が変わらないようだったら、私は胃袋さんに対して、どう落とし前を付けて良いか解らな
くなります。なだ万か、FLOの生牡蠣か、とにかく偉いご馳走を一度食べないことには。。。
(そういう問題じゃない、という突っ込みも募集中)
*写真は、煎じて1個1個パックにされた漢方薬。病院で煎じてくれるようになっただけ
でもあり難いと義母は笑います。これを朝晩1パックずつ、電子レンジで暖めてぐぐーーっと
仁王立ちで飲み干します!まず〜〜〜〜〜〜!
漢方に関する中国語講座(患者の角度でほんのちょっとだけ):
舌苔(shétái) : 舌苔(舌のコケ)
脉搏(màibó): 脈拍
熬药(áoyào): 薬を煎じる
代煎(dài jiān): 薬の煎じるのを代行してもらう(←これ重要)
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ウチも夫が調子が悪くなると、中医の処方箋をもって、おむかいにある薬局に行きます。レンジでチン・・・もぉわぁ〜っとひろがるニオイ。我が家ではアルゼンチン珈琲と称しています。アルゼンチンが抗議してもシラン。夫の母も元医者なんですよ〜。で彼女も病院を信じません。薬の半分はドクであると言いのけます。
2007/10/30(火) 午前 1:05
健康への道は厳しいですね〜(^.^) お大事になさって下さい。
2007/10/30(火) 午前 7:18
ペキネンシスの中国語の先生は元お医者さん。たまに下を診てもらって、脈を診てもらっています。そして、市販の薬を選んでもらっています。百発百中です。
たまに頭の中を診てもらおうとか。。。(ひとり突っ込み)
2007/10/30(火) 午前 8:12
(*^o^*)/おはようございま〜す♪
煎じないでレンジでチン!なんて楽ですね〜(*^▽^*)えへへ
私は毎日煎じて飲んだけど、半端じゃなく不味いよね(σ^▽^)σ はは
2007/10/30(火) 午前 8:57
こちらで伺っていると「そんなもんかなあ」と思いますが中国へ行くとしっかり従ってしまいます。なんせ自分が住んでる場所に従うって言うのがポリシーなんで。。。私も中国に住んでいたら荘子さんと同じく家族に従っているはずです!
2007/10/30(火) 午前 9:36
私も3番目出産後、顔の皮膚のみひどいことになり漢方のお世話になりました。
毎朝、腰に手をあて仁王立ちで鼻で息しないようにして一気に流し込んでいました。頑張れ!!そうこさん!!
2007/10/30(火) 午前 10:04
紅楼夢によく煎じ薬のお話が出てくるので、興味深いです。
美味しいお薬だったら良いのに。
ちまき
2007/10/30(火) 午前 11:40 [ zof*x ]
あはは、バンビーノの佐々木蔵之介っていう例えに爆笑です(笑)!
そりゃあ、流暢でカッコ良さそうですわ!
2007/10/30(火) 午前 11:46
ん〜〜〜〜私は、中国で病気にはなれないと、実感いたしました。
順番待ちも医者の家族も苦い漢方薬もあり得ない〜〜〜〜〜〜(≧ω≦。)プププ
2007/10/30(火) 午後 0:12
中医ってそれだけで本当にわかっちゃうんですね。すごいなぁ〜。
聞いただけで苦そうな薬ですね。がんばってください!
2007/10/30(火) 午後 0:14
日本で総合病院の中の漢方科に通ったことがありますが
漢方での診断は舌と脈らしいですよ(笑)
私には合っていたようですが、最近は行っていません。
お体お大事に〜♪
2007/10/30(火) 午後 1:19
中国の風邪の治療薬(シロップ)も飲めたものでは無かったです。
本当にマズイまずい不味い!
早く良くなってくれると良いですね。不味い薬とはさっさとおさらばしたいですねぇ。
2007/10/30(火) 午後 1:41
バンビーノがわからなくて躓きました(笑)せんじ薬が効いてSOUKOさんの体調がよくなりますように♪♪
日本で出会った女医さんを頼れず信じなかった私ですが(たとえ婦人科であっても!)、中国にきて出会った女医さんたちには脱帽です。踏んだ場数が違うといえばそれまでかもしれないけど。
2007/10/30(火) 午後 2:45
漢方薬は丸薬でも不味いですね。
今のところ、煎じ薬を飲む勇気はありません。
それを仁王立ちでがぶ飲みですか?凄すぎ!
飲まざるを得ない日が来ないことを願うばかりです。
2007/10/30(火) 午後 4:45
荘子さん、落とし前をつけるときには呼んで下さいね(笑)
義母さんに脱帽。元お医者様だったなんて。すごすぎます。
ただでさえ、荘子さんはSOS時連絡先リスト最上位なのに...
(勝手にリスト作ってゴメンナサイ...前科あり...)
2007/10/30(火) 午後 4:54
かつて、あずきが漢方薬で泣いたわ。
飲んで、噴水のように思いっきりリバースしてました。
いつも忙しいソウコさん、大事にしてね。
あなたは男澤家の大黒柱…。
2007/10/31(水) 午前 0:01
色からして効き目がありそうな。。。
↑肩こりママと同じくまたSOSしますので宜しくお願いします!!!
寒くなって来たので風邪引かないよう気をつけて下さい☆
2007/10/31(水) 午前 3:01
良薬は口に激マズ・・・お大事にしてください。
バンビーノ先日DVD屋さんで見かけながら、かわずに帰ってきました。今度買ってみます。
2007/11/2(金) 午前 11:52