震災に遭われた全ての方に1日も早い復興のお祈りとご冥福をお祈りします。
○3月11日(金)
自分は職場で、奥さんと子供は家で地震に遭う。
地盤の緩い土地に建っている我が家。
揺れにより、家具の倒壊、壁の破損、家の中は一瞬にして滅茶苦茶に。
偶然、奥さんと子供はトイレの中に居たので無事。
しかし、余震と滅茶苦茶になった家の中を見た子供はショック状態に。その後長い時間抱っこしない と恐怖で泣いてしまう状態に。
職場に居た自分。
偶然にもこの日は総合避難訓練の日。防火管理者である自分が主となり、避難訓練を実施。
『地震から身を守る』講義が終わり、障がいを抱えた利用者を施設から自宅へ送り出す準備を
していた所に地震発生。
施設内はパニック状態に。職員は瞬時に利用者の身を守り、不安を与えない様に声を掛け、スキン
シップを図る。
長い余震が落ち着き、利用者を自宅へ戻す事となる。
保護者に連絡を取るが、電話が全く繋がらない(特に携帯電話)
とにかく送迎バスを発進させる。マンションに住まれている方が多く、高層階の部屋まで担いで保護 者に受け渡す。保護者の方々の安心した顔を見て送迎して良かったと思った。
夕方になり、奥さんとやっと連絡が繋がる。家族の無事を知り(地震から2時間後位)安心する。
職場から徒歩で帰れる人は帰るようにとの指示。
人波を避けるように裏道を進み、途中で買い物(カステラ、惣菜、飲料水、子供のお菓子等)をして、
約1時間後に自宅へ到着。
家の外壁に入った生々しいひびを見て今回の地震の大きさを改めて実感する。
実家のドアを開けると祖母に抱っこされた不安そうなこどもの顔。
直ぐに抱っこして抱きしめてあげる。余震や色々な音に過剰に反応してしまうとの事。
子供を祖父母に預け自宅へ。家の中は滅茶苦茶。奥さんが1人で片づけていたので直ぐに着替え
て片付けと避難準備をする。
食器棚から飛び出し割れた食器、倒れ引き出しの壊れた洋服タンス、飾り棚から落ち壊れたアジアン 雑貨や楽器。
ハルモニアムは鍵盤が取れ、琵琶はネックが折れ、民芸品は床に落ちこなごなに割れていた。
大切にしていたものを失っても少しも悲しく無かった。
家族が無事であったから。
掃除をしながらテレビ画面に映し出される各地の惨状を見て心が痛くなる。
家が片づき子供を連れてくる。
元通りになった家を見て安心したようだ。
だが、余震の恐怖からくるストレスは高まる一方で食事中に嘔吐したり、急に熱が出たり。
眠りにつけるのか心配であったが、強い不安や緊張に疲れ果てたのか、布団に入ると直ぐに寝てしま った。
これから被災地はどうなるのだろう? 自分達もどうなるのだろう?
高まる不安な気持ちを抱きながら浅い眠りについた。
地震から2日目を迎え、東京に住む自分達の生活は日常に戻りつつあります。
友達からもたくさんのメールが届き、想いに感謝しています。
『自分に何が出来るか?』
学生時代のように被災地にボランティアとして飛んで行けない今の自分。
自分に出来る事を探し、少しでも支援・復興の役に立てればと想います。