世界最弱県立天照高校剣道部っ!!

剣道がしたくなる、そんな小説を目指します。あと、日記もw

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―――気づいたら僕は――――

金髪の女の子に引っ張られていた――――――

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「ちょっ、待てよっ!!何で僕走ってんの!!?」
金髪の女の子に連れられて走って、いや半ば引っ張られる形だが今僕は金髪少女に拉致られている。
「話はあとだ。今は急ぐぞ」
「は?!Σ!?ぅおっ」
なんか喋ったかと思った瞬間、金髪少女はスピードを上げた。
…てかこれ人間が出せるスピードじゃねぇだろっ!!何なんだよっ、コイツは!!
金髪少女に拉致られている僕はなす術もなく、ただ呆然となっていた。
ただ驚いたことは……本当に金髪少女のスピードが速すぎることだった。
周りの景色が…あっという間に過ぎていく――――
「よし、着いたぞ」
「Σへぶっ!!」
いきなり止まりやがった、コイツ!!
おかげで僕は地面に思いっきりキスをした。
「おいっ!!止まるなら止まるって―――」
だが僕の話は続くことはなかった……
「ココが、我が剣道部の武道場だ」
なぜなら、威厳のある建物を見たからだ。

「…ここなんだよ…」
「なんだとは心外だな。武道場に決まっておろう」
金髪少女は入り口で一礼してから、中に入っていった。
僕も慌てて、礼をしてから入った。
中は―――凛とした空気が漂っていた。
透明感のある床板。
淡い木漏れ日が入る窓。
まるでココは別世界みたいだ―――
……ただなーんか違うところは………
なんでココに布団があるんだ―――?
「………おい」
「なんだ?」
「なんでここに布団があるんだ……?」
「あぁ、それは私のだ」
「いや、なんであるの?」
「無論、寝るためだ。それぐらい常識だろう」
「いや!!非常識だろっ!!布団は武道場に置くもんじゃねぇだろっ!?」
「ぐたぐたうるさいな」
はぁっ!?なんなんだ、この非常識は!?
第一に、僕をココまで拉致ってくる自体も非常識だけど…それ以上の非常識だ!!
「っ大体、あんたの名前はなんなんだ!?」
「名乗るなら、まず己からなのれ。常識」
「うるせぇっ!!非常識に『常識』って言われたくねぇよっ!!ほら、名前は?!」
「ち、ぐだぐだうるさいヤツだな。私の名は『日向(ひゅうが)かぐや』だ」
!!こいつが……
式に出なかった馬鹿か……
「ほら、次はお前だ」
「…っ伊万里ひかるだ」
「そうか。伊万里ひかる、我が剣道部に入ることを許可する」
「はぁ!!!??」
ほんとになんなんだ!?

「……っちょっと待てよ」
「なんだ」
「『許可する』ってなんでそんなに上目線なんだ?」
「それは私が部長だからだ」
「お前は今日入学したばっかりだろ!!!!!!!」
我ながら凄い剣幕だったと思う。そーなるぐらい、こいつは非常識だ。
「大体、なんで式に出ねぇんだよ!!」
「あ〜めんどくさかった」
「はぁ!?ふざけてんの?!」
「剣道がしたかったから武道館に来ていた」
「お前生徒代表だったぞ!?」
「そーいえばそうだった」
「Σおい!!」
…………僕って……ツッコミキャラだっけ…?
「てことで伊万里、剣道部に入れ」
「やだよ」
そーだよ。誰が剣道なんてやるかよ。あんな汗臭いもん。
「………なんて……?」
「やだっつったの」
「…………………………」
…やべ。キレたか…?
けどココははっきり断らないとな。
「…ふっ、残念だったな」
けれどコイツは不敵に笑った。なんか嫌な予感がする。
「この武道場に入った時点で、お主はもう剣道部員になったのだ」
「はぁ!?どーゆーことだよ!?」
「ふっふっふ。これを見ろ」
アイツは僕に紙を押し付けてきた。
「あっ?!なんだこりゃ……!!入部届けェ!??」
「そうだ。先ほど私が書いたものだ」
「てめぇぇ!!何人の許可なしに書いてんだ?!」
「何を言っておる。『私』が『許可』したんだ。この領域では私が法律だ」
「何むちゃくちゃ言ってんだよ!!」
「ということでお主は無事に剣道部員になることができた。おめでとう」
「おめでとうじゃねぇよ!!!!」
ほんとに………なんなんだ!!!!!!
コイツの頭ン中は…絶対おかしい。
宇宙より果てしない頭をしてるに違いない…
ばかばかしい。こんなヤツに付き合ってられるか。
僕は武道場から出た。
「!!伊万里!!何故出て行く!?」
「馬鹿か、お前。家に帰るんだよ」
「今剣道部に入ったではないか!!」
「誰が入るか。そんなもん、こーだよ」
そー言って僕は入部届けの紙をバラバラにちぎった。
「…!!」
「本人にやる意志がねぇんだ。お前の願望を他人に強要すんなよ」
まったくもってその通りだ。
やってみたくもねぇもんをさせられんのが一番嫌なんだ。
それに、お前みたいに熱血なやつもな。
「………おもしろい」
「?」
「決めたぞ!!私はお主を我が剣道部に入れる!!いや、入れさせる!!」
「なっ……」
こいつ……ほんとに馬鹿か…
「ふっふっふ。今日はおとなしく引いてやろう。だが!!これから覚悟するんだな。私はお前をいつも見ているからな!!」
アイツの…澄んだ瞳が僕をキッと見た。
鋭い眼光は…熱い熱意と楽しそうな色をしていた。

僕の高校生活は…どうなるんだろう。

††続く††


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