世界最弱県立天照高校剣道部っ!!

剣道がしたくなる、そんな小説を目指します。あと、日記もw

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顧問―――――――――――――――――――――

……………ってなんだっけ?――――――――――――――――――――

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目の前では相変わらずおっさんと日向かぐやが乱闘している。
日置先輩は呆れ果てていて、僕というと呆気に取られている。
「…先輩。アレ、止めなくていんすか…?」
そーいって乱闘している2人組に指差す。
「そーだね…止めよっか…」
あ、明らかに嫌がってんな。
嫌々そうに、日置先輩は2人のとこに行った。
「ちょっと、2人とも。もう止めなよ」
先輩が声をかけた。が、一向に止む気配はない…
「ちょっと。2人ともってば」
ちょっと困りながらも声をかける先輩。
「ちょっ…………………………ちっ、いい加減にしろよ」
『Σ!?!?!?』
Σ!?はっ!?いっ…今のドスの聞いた男の声…日置先輩か?!
今ので2人の乱闘止んでるし。しかも……
『すみませんでした』
2人揃って土下座で謝っちゃってる。

「…っゴホン。え〜それではこの糞親父の紹介をしようと思う」
「ちょ、『糞親父』って酷くね?」
未だイライラしている日向かぐや。そしてツッコミ(?)を入れるおっさん。
「…ったく、ミヤツコんトコの娘なのになんでそんなに口が悪いんかな〜」
「親父は関係ないっ!!」
いきなり大声をあげた。目は本気で怒っているようだ……
「かわいくねーなぁ。…まぁそんなことより、お前、新入り?」
そー言っておっさんは僕を見てきた。
「あ、…はい」
「元気ねーなぁ。あ、俺は顧問の柏崎な。よろしく」
「あ…はい。伊万里ひかるです。よろしくお願いします」
ぺこりとお辞儀する。ちらと柏崎の方を見ると、嬉しそうにうんうん頷いている。
「…………っしゃ、じゃあ〜稽古、始めっか〜。面着けろ〜」
え?稽古?!面着け!?僕、『すり足』と『正面打ち』しか出来ないんだけど!?
「先生!!」
「ん?」
「僕、面着けたことないんですけど…」
「あ?んじゃ今日から着けろ」
は!?ちょっと無茶苦茶だろ!?
「剛太「しずくです」…しずく。着けてやってくれ」
「はい」
柏崎に言われ、日置先輩は僕のところに来た。
横を見ると、日向かぐやが怪訝そうな顔をしている。
「………気をつけてね」
「へ?」
僕に面を着けながら、先輩が小声で言ってきた。
『気をつけて』って…どーゆーこと?

「おーい。準備できたか〜?」
面を着けて準備運動をしてる柏崎。横では、日向かぐやが面を着けたまま素振りをしている。
先輩はアキレス腱を伸ばしている。…凄く念入りだ。
そして僕はというと…呆然と立っているだけだ。
「うっし。準備できたヤツからこーい」
準備運動が終ったらしい柏崎が言った。
柏崎が上に立って、下に僕達が並ぶ。
1人ずつ、柏崎に当たっていくようだ。
一番最初に並んだのは、日向かぐや。
殺気を帯びた目がギラギラと光っている。…本気で何かやらかしそうだ。
「んじゃ、最初は『切り返し』な。伊万里はしっかり見とけよ〜」
「『切り返し』?」
「『切り返し』ってゆーのはね」
そう言って説明を始める日置先輩。
「面だけを打っていくの。正面・左右面だけね。打っていく順番は、正面に打ち込み・前に進みながらの左右面打ちを4回・後ろに下がりながらの左右面打ちを5回して下がる・正面打ち・正面打ち。こんな感じかなw」
「なっ…なるほど。なんか、長いっすね」
「んーそうでもないよww速い人は速いからね。あ、かぐやチャンがやるから見てて」
そう言われて、日向かぐやを見た。後ろから出てる金髪の髪が、殺気を帯びていてなんか怖い。
柏崎と日向かぐやは神前に礼してから、お互いに礼をした。礼をする時、柏崎はフッと笑ってた。
…日向かぐやの殺気が上がった。
そして、3歩前に出て構えて、蹲踞。
無駄がない、ってこーゆーことなんだろうな。
「っし、いいぞ〜」
柏崎と日向かぐやが立ち上がって、柏崎がそう言った途端、
「シャァァァァァァァア!!!」
日向かぐやの殺気が爆発した…。
凄まじい気迫と共に、日向かぐやは前に飛んでいた。
バシッ!バシッ!と鋭い音が鳴る。
目にも留まらぬ速さで、竹刀がしなる…
…っつーか速すぎんだろっ!?
僕じゃ全然見えないんですけど!!
柏崎はなんで「おら、力任せじゃだめだぞ〜」とか言えんの!?
見えるの!?あれが!?
気が付けば…日向かぐやの『切り返し』は終っていた…

「日向。お前は力任せで振ってっぞ。しっかり絞れ」
日向かぐやの『切り返し』が終わり、柏崎がすかさず言った。
「…………………ち」
「あれ?今舌打ちした?『ち』って言った?」
あ、涙目になってる…
「かぐやチャン…(汗」
「…………はい。絞るように努力します」
そんな柏崎の様子を見た日置先輩がすかさずフォローを入れた。流石。
「(しずくサンキュー)分かればよろしい。んじゃはい、次、伊万里!」
「Σはっはい」
いきなりの名指しでちょっとビビッた。
急いで柏崎の前に行く。
さっきの日向かぐやの動きを思い出しながら、3歩前に出て、蹲踞。
…心臓が、バクバクしてる…
目の前に居るのは、柏崎。
おっさんで、ふざけた感じのある人が第一印象だったけど……
「伊万里ィ〜、思いっきり来ていーからなァ〜」
言葉とは裏腹に、目が………僕を睨んでいる。
鋭い眼光ってこういうことなんだろう。
その目で僕は、畏縮してしまった。足がガクガクする。
「おらっ、早く来いって」
再度呼ばれる。心臓が飛び上がって行く。このまま天国に行くんじゃないかな…
「やっ…ヤアァァァァァァァアアア!!」
怖いけど、思いっきり叫んで突撃した。
日置先輩に教えてもらったように、竹刀を大きく振りかぶって、相手の面に『打つ』。
バシッ!!と僕の竹刀が柏崎の面に当たる。
「ん〜…弱いっ!もー1回なっ」
そーいって体当たりした僕を押し戻す。
「えっ…」
こんなことが起こるとは思わなかった僕は……
「Σえっ!?ひかる君っ?!」
「…!!」
そのまま反動で、後ろに倒れた。
疲れと変な緊張で…目の前がチカチカする…
「あちゃ〜。やりすぎたかァ〜?」
っていう柏崎の声を聞いて、僕の意識は落ちた。

††続く††

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面白いですね。。。。

2011/1/16(日) 午前 9:19 [ 権米 ]


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