世界最弱県立天照高校剣道部っ!!

剣道がしたくなる、そんな小説を目指します。あと、日記もw

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――――――金髪少女『日向かぐや』に出会ってから―――

なんだかんだで2週間が過ぎた―――

†††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††††

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
いつもどおりに学校に登校してきた僕。そして目の前の僕の机の上は―――
墓場と化していた。
「やぁ伊万里。お早う」
畜生。このヤロウめ。僕の机をこんなんにしたのはお前だろうが。
すべては――僕がコイツの命令を断ってから始まった。
机の上の墓場。詳しく言えばプリント・本の山。又はフィギュア…。
――――すべて剣道に関するものだ。
「あ―――――!!!今日はなんだよ!!…あ?『剣道の極意について?』………知るかっ!!!!」
思いっきり叩きつけると日向かぐやの眉がつり上がった。
「僕は剣道なんかしないって言ってるだろ!?これ以上しつこく誘うなよ!!」
「剣道を否定する理由が想像できないな。それに入れさせると決意したのだ。お主にとやかく言われる云われはない」
「本人が入らねぇって言ってんだろーが!!!!!」
2週間前にはっきりと断ったはずだった…。だけど、まさかこんなにしつこく言ってくるとは思わなかった。剣道に熱心なのか、ただの馬鹿なのか。未だに分からないが……ただ言えることは
コイツは生粋の非常識だ。
「おはようっ!!みんなの先生が来たぞっ!!!!」
げ。浪岡太郎だ。
「ん?伊万里ィィ!!!…机上はきれいにな(キラ」
「あ、はい…」
畜生。朝から嫌なことだらけだ。

あっという間に放課後。何故か周りの人が…移動し始めてる。
なんだ?なんか…あったっけ?
そう思ってたら突然後ろから激しい音と共に何かが来た。
「Σって!?」
「何をしている、伊万里。講堂へ向かうぞ」
「え、何!?今のってお前の手のひら!?!?」
「そんなことはどーでもいい。行くぞ」
「どーでもよくないだろ!?てか今からなんかあった?!」
「なんだ忘れたのか?今から部活動紹介だ」
…あ。そーいえば浪岡太郎が言ってたな………。
「ほら、走るぞ。時間まであと30秒しかない」
「は?!それ間に合うわけ…Σぅわぉっ!?」
またもやコイツは人間では出せるはずのない速度で走り始めた。
実際講堂までは500メートルほど離れている。しかもここは3階だ。30秒で間に合うはずがない。
……だが僕はここで貴重な経験をする。
あと30秒しかないと急ぐ連中を尻目に、30秒後に講堂に着き、無事着席することに成功したのだ。
僕の髪の毛が逆立っていたことは仕方のないことだと思う。

「新入生のみなさん、入学から2週間が経ちましたがいかがでしょうか?今日は………………………」
生徒会長らしき人の長〜い挨拶が終わると、いよいよ部活動紹介が始まった。
この学校は50以上の部活動があるらしく、1つの部活動の紹介時間がたった30秒だ。
先輩方が忙しく紹介してる中、1つだけ違うものが…………
「皆の衆!!!我が剣道部に入部できる権利を皆は持っている!!!その権利を有効に使う良がい!!」
コイツだ。わははは、と五月蠅い高笑いと共に現れたコイツは30秒を有効に使いやがってきっちり30秒で終わらすことができた。
……けど周りの反応は……
「え、何今のヤツ!!すげぇ!!!」
「かっこよくない?今の娘?!!」
「俺、剣道部に入ろうかなっ!?」
「あたしも入りたいな〜♪」
――――――――――――――――――は!?
なにこいつら!?
大丈夫か!?
日向かぐやの紹介聞いてた!??
この学校に来るやつは………………みんなおかしいのか?!
「……以上で部活動紹介を終わります。入部届けは各自で貰い、届けてください」
結局、僕は部活に入らないと決意した部活動紹介だった。

「伊万里。武道場に行くぞ」
「はぁっ!?…ってΣぅおっ」
有無を言わさない速さに未だ僕は慣れない。…ってゆーかいきなり連れ出すやつがいるか!?
あああぁぁぁぁぁ〜…と叫んでるうちに、2週間ぶりに会う威厳のある建物に着いた。
中は相変わらず凛としていた。……日向かぐやの布団がある以外は。
それともう一つ違うことが。
それは…………人がいることだ。
「こんにちは、日置先輩。ご無沙汰しております」
いきなり日向かぐやがその人物に挨拶をした。しかも礼儀正しく。
「あれ、かぐやチャンじゃない♪久しぶりねッ」
その人物は既に白い袴を着ていて―――軽くウェーブのかかったふんわりした茶色の髪の毛に似合う笑顔は―――僕の顔を紅くさせるのにそう時間はかからなかった。
「伊万里、この方は私の先輩で日置ご「しずくです♪」…しずく先輩だ。剣道の形がとても美しい方だ」
「はじめまして、新入りさん♪2年4組の日置しずくですwよろしくね^^」
「あっ///いっ1年1組の伊万里ひかっひかるです。よっよろしくお願いします//////」
思いっきり咬みまくった……こんな素敵な人の前で。
…ん?っていうか今『新入り』って?
けど……こんな人がいるなら……いいかもなぁ〜…
「ん?伊万里くん、入るのかね?」
このとき、僕は気づかなかった。
「ほぇ〜///入りまふね〜…///」
「ほほう。良いのだね?」
コイツの…
「ふぁい///」
罠に…
「それではこれに拇印でいいから押しなさい」
「ふぁい」
嵌ってしまったことに。
「よっしィィィ!!ははははは。これで伊万里、お主は剣道部員だ!!!!」
「Σはっ!!しまったァ!!…でも、こんな美人の先輩がいるなら〜///」
「やだぁっww伊万里くんったら♪」
「あぁ、伊万里。お前に1つ言っておくことがある。」
「あ?」
「この先輩は『男』だぞ?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?
「Σちょっと!かぐやチャ「本名『日置剛太(ひおきごうた)』。れっきとした男で、先輩は女の子になることを夢見る『オカマ』というものだ」
「あちゃぁ〜wwバレちゃったかぁ〜wwwあはっ♪」
「………え」
『??』
「えぇぇぇぇぇぇえぇぇえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!??????????????????????????????????????????」

―――神様、いっその事僕を消滅してください。

††続く††

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