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6.2014723日(水)MIHO MUSEUM

  日曜日にMIHO MUSEUMの学芸員に電話し、「鼠志野を持っているが、実物を持参
  しますので見比べることはできないでしょか」と言ったところ、「常設ではなく今展示
  していませんが、お越しくださればお見せします」との返事を頂きました。
  
  参考までに
    MIHO MUSEUMの鼠志野向付は、私の鼠志野向付と同手です。
  「日本の陶磁2」を始め、「やきもの名鑑2-桃山の茶陶」などの多くの桃山陶磁の本に
  掲載され、いずれも鼠志野向付の代表作として紹介されています。
  ※有名な本には必ずと言っていいほど掲載されています。

イメージ 5


   MIHO MUSEUMには初めて行くのですが、行って驚きです。
  私自身、東京の美術館を始め多くの美術館には行っていますが、1番かもしれません。
  皆様の機会がありましたら是非行くといいですよ。

  受付で入場券を購入(妻と二人です)し、案内で学芸員との約束があると言うと
  料金は受けられませんと返却してきました。そんな訳にはと言うと、案内の方も「私ど
  のが叱られますので」と、入場料を返却してくださいました。
  受付から展示場までカートで行くか、歩いていきます。
  私共は時間がありましたの、広大な敷地を歩いていくことに(10分ほどです)。
  途中大きなトンネルがあり、それを過ぎると展示場です。
  着くとスグに係りの方がきて、「S様ですか?」と応接に案内してくださいました。

自己紹介のあと、応接室で5客揃いの鼠志野向付を見せて頂くことに、
同時に私共の鼠志野も出します。
思わず「おうー」と漏れます。

写真を撮っていいですか?と言うと、どうぞと

左:私の鼠志野/右:MIHO MUSEUMの鼠志野
イメージ 1
イメージ 2

2つ目です
左:MIHO MUSEUMの鼠志野/右:私の鼠志野
イメージ 3
イメージ 4

私自身の感想からMIHO MUSEUMの鼠志野は、5客セットになっていますが、
  それぞれの焼色は異なるもので、鼠かかったものや、黒くなったもの、黒褐色になっ
  たものなどさまざま、私の鼠志野と大変似た焼き上がりのものもありました。
   どちらかと言うと、私の鼠志野は真黒に焼かれていました。
   実際に当時、鼠色か黒か黒褐色か、どの様な焼きを目指したのか知りたいとことです。



学芸員の方と色々話しをさせて頂き、今回の「開運!何でも鑑定団」の話をしました。
  通常、古美術を買ってくれないかと来るそうですが、購入できるようなレベルのものは
  これまで無かったとのことでした。
  道中で購入した手土産があまりに貧弱で一瞬躊躇するが、感謝の気持ちをこめて
  お礼を申し上げることに。

7.2014724日(木)報告資料を作成し送付することに
  以上のことをその日のうちにレポート5枚+別添5枚にまとめと、日本広告機構と
  製作会社に送付(テレビ東京には送り先がわからず、結局送らず)
  
  今日はここまでとさせて頂きます。
  次回、このレポートと結末を記事として載せることにします
  (まったく品格のない文書で、軽蔑の目で見られるかも知れません、
   また、鑑定に対してヒドイことを言っておりますが)
  ただ、反応が悪かったり、止めた方がいいとの意見が多ければ掲載をやめます



ここで私が書きたいのは、
  中島誠之助氏が贋作と言えば、1000人中1000人近くが偽物と思われます。
  それだけ社会的に影響力があります。
  それにも関わらず、深い知識もなく、代表作とされる作例の知識も無い、そして、デタ
  ラメな鑑定、無責任な鑑定を平然と行う。
  もし私共がそのまま信用して漬物鉢(中島誠之助氏談)として使用、損失した場合等、
  この百万円単位の損失はどのように補償して頂けますか。
  骨董店で、1つの贋作があれば、その店は筋の悪い店と思うところです。
  
  所定鑑定士がいる物はよいのですが、古い物に場合、殆ど所定鑑定はいません。
  また、何百年前の作品で、作ったところを見た人もいない訳ですから、100%はあり得
  ない事ですが、だからと言って、このデタラメ鑑定はダメでしょうと云うものです。

  番組は20年間以上続くなか、ガックリ肩を落とす人の姿をテレビで見ますが、
  それが本当に贋作なのか?真贋判定が100%正しいものか?と疑いたくなります

 先日偶然にも同番組で志野を鑑定しましたが、
  『「紅志野」と「鼠志野」を勝手に定義して、作例の知識も無い者が何を言う』
  と思うのでした。

 結果として、放送からカットしていただきましたが、だから問題ないと云うことはなく、放送されなくても、出張鑑定がテレビ東京の「開運!なんでも鑑定団」であることに間違えないのです。

  下手な文書で読みづらく申し訳ございません。
 
つづく




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閉じる コメント(27)

中島さんのことは嫌いではないけれど、縄文から現代陶、日本から東南アジア、全てを鑑定できるのはかえって不審です。本来であれば所定鑑定人か少なくともその道のプロや複数の同業者で鑑定をした上で放送すべきと思います。
以前、講演会に行ったとき「鑑定前には一度も目にしていない。見た瞬間真贋が分かる」と言っていました。他の人と協議している様子はありません。
また、加守田章二の息子の作品を加守田章二作として高額鑑定したときは、後日鑑定団でお詫びしていました。しかし、その後の雑誌の対談でその時のことを「たまたま間違ったくらいでガタガタ言うなっての。息子ももっと高く売ればいいのに」と言っていました。
やっぱりSOUSOUさんのようなことがあるんですね。
ただ、鑑定団は面白いので観てしまいますが…。
SOUSOUさんは本物と証明できて良かったです。自分で本物の証明をする鑑定が出来ない方は辛いですね。

2016/4/23(土) 午後 3:09 六条考古館 返信する

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今晩は
この先生自信たっぷりに物を言いますので、値段は1/2にして真贋は信用していたんですが、そう言うことだったんですか?
↑と同じ意見で、陶磁器全般については難しいので、下調べをして鑑定に掛かるのかと思っていたのですがいきなりなんですね。
この先生の本〜二〜三冊読みましたが、内容が薄く〜記憶に残っていません。
最近鑑定団全然見てませんでしたが、BSで大人の鑑定団をするそうなので
楽しみにしています。

2016/4/23(土) 午後 7:55 [ pada ] 返信する

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骨董という曖昧な世界の実像を物語るエピソードではないでしょうか。
ま〜、考えてみればすべての古陶磁に精通している人など居ようはずもなく、しかもジャンルによってその道の専門化がいる訳ですから、N島というネームバリューの元に番組を成立させるという制作会社の事情も垣間見えますよね。

「鑑定団」の功績は、半分くらい闇の世界にあった骨董というジャンルを陽の当たる場所に引き出したことにあるように思いますが、それは同時に業界にとってはマイナスの要素でもあったんでしょうね。

なんにしろエライ災難でしたね。
ナイスです

2016/4/23(土) 午後 9:27 [ 酒田の人 ] 返信する

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初めまして。とても貴重なお話し、ありがとうございました。番組の一端を知ることができて、とても参考になりました。値段は完全にバブル状態で、業界の事情があるのだろうと思いますが、更に鑑定違いですか・・・人間ならば間違いは誰にでもありますが、誤った判断で下手に放送されてしまうと、せっかくのお宝の信用に疵がついてしまいます。持主としては勘弁できないですよね。

2016/4/23(土) 午後 10:26 [ noki ] 返信する

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nazonazoさま、ありがとうございます。
骨董も同じ陶磁器でも日本、中国、現代など、分野も種類の多種多様です。
また、茶陶であれば箱書も書いた年代によって字体の特徴が変わる事もあり、全てをその場で見ることは難しい事もありますよね。

2016/4/24(日) 午前 1:05 sousoukin 返信する

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六条考古館さま、ありがとうございます。
この時の出張鑑定で、1人の方は、作家物だったため、事前に東京まで持参していました。
やはり、所定鑑定がいる場合は、そちらに真贋を見ていただいているようです。
所定鑑定が無いものは、所感として評価格を言うと云うことですね。
そのため、真贋は分からなくて、それらしければいいのではないですか。
過去、美術界ではさまざまな真贋事件がありますが、
鑑定団のように、事前に写真を見ていても出張できて、その場で判断するのは、ものによっては無理がありますよね。

2016/4/24(日) 午前 1:17 sousoukin 返信する

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padapadaさま、ありがとうございます。
そうなんですよね〜口が立つんですよね。
あれを聞くよ、説得力があるんですよ。
実際に聞いていて、勘弁してよ〜!って感じですよ。
私も応募写真を見て、専門家が見ていると思ったら、全て中島氏だったんです(スタッフの方に聞いたんです)。

今回の鑑定で、同氏がどこまで知識があり、または無いのか、判らなくなりました。最低限志野は無いのですから。
と云うことは、織部や唐津も難しいでしょね。また、中国ものも?
地方窯も難しいでしょうね。

2016/4/24(日) 午前 1:27 sousoukin 返信する

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酒田の人どの、ありがとうございます。
↑でも書きましたが、中島氏は、どこまで知っているんでしょうね。
地方窯などを見ても、もの凄い数があり、それぞれ時代によって作風が異なるものなどいっぱいあります。

鑑定団によって、陽の当たらない物にも価値を見出したり、骨董商にとって功績も多いと思いますが、ショウ化が進み過ぎたように思いますね。

2016/4/24(日) 午前 1:32 sousoukin 返信する

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nokiさま、ありがとうございます。
まあ、1人が鑑定を行っていれば、20年以上もやっていれば間違えもあるのでしょう。
ただ、今回問題にしたいのは、全く知識が乏しい物に対しても同じように鑑定を行い、間違えた判断をすると云うことです。
この例から、伊万里以外、どれほどの知識があるのか、疑いたくなります。

2016/4/24(日) 午前 1:37 sousoukin 返信する

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おはようございます。
志野・織部は日本を代表する焼き物で、独自の知恵を絞って作り上げた
焼き物と思っています。
骨董屋さんも、これを店頭に置ける事が出来れば各上がりになると思います。
地方窯の真贋とは又違い、間違ってはならないものでしょうね。

2016/4/24(日) 午前 5:58 [ pada ] 返信する

おほようございます
TV番組「何でも鑑定団」は土・日、昼食時の娯楽番組として時々観ていますが・・

森川天は肥前陶磁器しか知識がありませんが、番組にて紹介される唐津など
説明は、どれもこれも「岸岳の・・・」と切りだされるので、その程度の
番組制作と認識しておりました。
番組制作会社からの依頼メールなど受けた事もありますが、無視していました。
貴蔵品の鼠志野の事は知りませんでしたが、拝見して素晴らしく思いました。

2016/4/24(日) 午前 8:33 [ 森川天 ] 返信する

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sousoukin様へ
初めまして。先程ブロ友様から興味深い記事を載せられている方がおられるとお聞きしてお邪魔させて頂きました。興味深く拝見させて頂きました。メディアの怖さでもありますよね。これが偽物と言われたら皆さん信じます。私はこの番組で西洋骨董の専門家が出ておられました時に。アンティック・ロレックスの時計をされていたのですが。その文字盤がリダイヤル(描き替え)をされていたので。鑑定家が偽物をしてどうするという事で見なくなりました。中島先生も軽率な発言されたものですね。良い勉強になりました。次回を楽しみにしております。是非また勉強させて下さい。何卒宜しくお願いします。ナイスです。有難うございます。

2016/4/24(日) 午後 0:14 不あがり 返信する

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padaどの、ありがとうございます。
「志野・織部は日本を代表する焼き物」私もその様に思います。

国焼きの国宝の茶碗は、志野の「卯花墻」と光悦の「不二山」だけとされ、国焼き作者不明の焼き物の中で、志野ほど国宝、重文になっている器はありません。
これは、いわれるとおり、日本独自であり、お茶の世界での遊び心から、独特の新しさを感じさせられますよね。
特異な形、絵、色、全てに、これでもかと云う亭主の気持ちが伺わせられる器と思います。

あまり、雑に扱って欲しくないものですね。

2016/4/25(月) 午前 11:44 sousoukin 返信する

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****さま、ありがとうございます。
実際出張鑑定での態度、物言いでも、イヤな感じがします。
当日、一緒に観覧した人が、「何、感じ悪いね」って言ってます。
まあ、逆の立場で、「先生、先生」って言われたら、私もあんな風になりそうですけどね。

2016/4/25(月) 午前 11:50 sousoukin 返信する

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森川天どの、ありがとうございます。
私も不思議に思っていました。
唐津などの難しい物なども鑑定して、全部が全部、説明どおり精通していたら、もの凄い目利きですよね。
それが、今回このような鑑定結果になり、「あれ?知らないじゃない」って思ってしまいました。
どこまで知ってて、また、知らないのか?

2016/4/25(月) 午前 11:57 sousoukin 返信する

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不あがりさま、はじめまして、コメントありがとうございます。
鑑定の後、「もう、どうすべ〜」って感じで、真っ暗闇って感じで、
これ1万円になっちまう。1万円だったら俺なら即購入って思ってました。
鑑定団に出たばかりに、こんな想いをされている方はもの凄い数なんでしょうが、今回のことで、何人かは鑑定ミスってこともあるのでしょうね。
文字盤がリダイヤルが分かるとは、凄いですね。
確かに、それを知れば、その鑑定士の程度がわかりますね。

2016/4/25(月) 午後 0:07 sousoukin 返信する

初めまして。私の母が骨董が大好きで収集していたので、よくこの番組を家族で観ていました。しかし大変な目に遭われましたね。番組制作者にとっては真偽はどうでもよく、おそらく「桃山と思われていたものが、実は一万円!」というテレビ的な笑いを狙ってのことだったのでしょう。当事者にとっては、偽物の汚名を着せられますから、たまったものではありません。立ち向かったSOUSOU様は、本当にカッコいいです!放送回避出来て良かったですね。

2017/1/24(火) 午前 5:18 [ mic*i*m ] 返信する

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↑その通り良くわかります。
本物だのに偽物と言われて叩き割った人もいたかもしれませんね。

今回の問題は大きいですよ。
テレビ局は、知らぬ存ぜぬで逃げ切るつもりでしょうが〜真綿で首を絞められているかもしれません!
padaの邪推かもしれませんが↑(笑)

2017/1/25(水) 午後 7:26 [ pada ] 返信する

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mic*i*mさま、ありがとうございます。
骨董品って通常は高価なものと思われますが、意外に現代の品よりも品質が良く、安価な場合がありますよね。

骨董品って、伝来、、作家、箱書き、時代、品質、時代ロマンなど、骨董の見方は色々あるかと思います。
いずれにしても、本来、夢やロマンがあっていいものですよね。お母様もそんなロマンを楽しまれているのかもしれませんね。
真贋は、そんな夢やロマンのかけらかもしれませんね。

2017/1/25(水) 午後 11:27 sousoukin 返信する

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padapadaさま、ありがとうございます。
このまま、知らぬ存ぜぬになるのでしょうね。
いくら娯楽番組と言えど、テレビ局としてキッチリすべきですよね。

「ヤラセ」の場合、即打ち切りになるのに、無責任はお咎め無しとはおかしな世界ですよね。

そうそう、私の時、番組スタッフとの電話でのやり取りで、「ヤラセ」と云う言葉に対してはピリピリ物でした。

2017/1/25(水) 午後 11:35 sousoukin 返信する

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