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いや、ここで言うクスリとは、
風邪を引いたときとかおなかを壊したときに飲む薬ではなくて、
あっちの、いわゆるイリーガルなほうのクスリの話で・・・。
いま、大学生の間で大麻などが蔓延しているらしい。
僕も某大学で学生をしていたころ、
もっぱら学校の裏山には芥子畑があるといううわさがたっていたが、
それは美術系の大学にありがちな噂話の域を出なかった。
今は、普通の女の子がダイエットだといって麻薬に手を出しているらしい。
まったく、アホな話だ。
いい年をして、そういうことをやっていいかどうか、
そして、麻薬の恐ろしさを理解できていないことに
薄ら寒いものを感じる。
たとえ大麻だとはいえ、確実に中毒になって脳みそが冒される。
マリファナや大麻の愛好者には、
オランダでは大麻は法律でおおっぴらに認められているなどというが、
中毒になって医者にかかっても保険は一切きかないらしい。
べつに、やってもええけど、体壊しても知らんからな、
という前提があるのだ。
僕もアメリカにいるとき友人にパーティーに誘われては
マリファナとかを勧めれたことがある。
でも、畳を焦がしたみたいなにおいがいやで
のどもいがらっぽくなるので体が受け付けなかった。
そういうなのを数と、瞳孔が開きいように目がぎらつく
ギターアンプの音をとてつもなく大きくしても苦痛にはならず、
スピーカーから音符が見えるなどといっていた。
たしかに、そうなれば想像力も高ぶるだろう。
いい作品ができるかもしれない。
けれど、そこから生まれたものは所詮フェイクでしかない。
なぜなら、薬が切れたらまったく
そのメロディーもニュアンスも覚えていないことが多いからだ。
そんなもの、作品とは呼べない。
先の見えない世の中になって、
不安な気持ちをみんなが持っていることはわかる。
がんばっても報われない仕組みが世の中にはできてしまっている。
けれど、そういって麻薬をやって、現実逃避をしたところで
いったい何の解決になるのか。
問題を先送りにするどころか、ややこしくしているだけだ。
もちろん、僕がいたアメリカではあらゆる麻薬はご法度である。
僕の友達の友達が、マリファナ所持で捕まったことがある。(僕の知らん奴ですよ)
そのときは、マフィアか何かが絡んでいるクスリをやっていたのか、
取調べは州警察や保安官ではなくFBIがやったと聞いた。
4日間拘留されて、眠らせてもらえたのはたった2時間。
へたくそな麻薬よりいろいろな幻覚が見えて、幻聴が聞こえたという。
でも、FBIは容赦しない。仕事のことや家族のことも何もかも、
教会へいった最後の日曜日はいつか、そこまで調べられる。
裸にされしりの穴にかんぬきを突っ込まれ、徹底的に調べられる。
取り調べて何かの組織の名前が出れば、
その組織の構成員は街角につばを吐いただけで逮捕される。
そこから、麻薬の入手先がわかれば、国内ならFBIのスワット、
外国なら海兵隊を派遣して、麻薬畑をぶっ潰すこともいとわない。
アメリカにいたころ、隣のアパートにスワットがガサ入れしたことがある。
完全武装の警察官と装甲車がやってきて、ガレージは戦場のようだった。
捕まった売人は、短パン一丁でひったてられた。
「大麻ぐらいならええやろ」というならいえばいい。
そのうち、日本の警察でも同じことをするだろう。
短パン一丁の売人に完全武装の機動隊が来ることだって珍しくはなくなるだろう。
わかってない奴が多すぎだ。
まったく、あほな話である。
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