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かねがね、新聞やテレビ、インターネットを見ていて思うことですが、見ていて実に、ヘンな表記の仕方や、妙な気の使い方ををする言葉に出くわします。
「障がい者」・・・・なんで、「害」の字だけひらがなにするんですか?「害」の文字がだめなら、「障」もあかんでしょう。そもそも、「しょうがいしゃ」っていう言葉そのものがダメなはずで、「害」だけひらがなに変えるなんてそれこそ「片手落ち」でしょうが。それならば、面倒でも「体の不自由な方」と言えばいいじゃないですか。
「ばか」「アホ」・・・・「障害者」があかんかったら、本来ならこれもダメなはずでしょう。どうして、「頭が不自由な人」と言わないのでしょう。昔、三本和彦さんっていう自動車ジャーナリストが、あるテレビ番組の中で、あまりにもアホな内容の投書に、おもわず「バカ」といいかけて、「頭が不自由な人」と言い換えたところ、抗議の電話が殺到したっていいます。
どないせえ、ちゅうんです。
「きちがい」・・・なんでこれを使ったらあかんのか、さっぱりわからない。熱狂的なタイガースファンを「トラキチ」といい、あたかもタイガースファンは精神がおかしいとでもいうようのには、これといって何も反応しないのに、「きちがい」そのものには、なにかとんでもない間違いをしたような攻め方をしたりする。
僕は熱狂的な阪神タイガースのファンですが、「きちがい上等」です。
で、一番わけのわからないのが、「子ども」です。・・・なんで、「供」って字をひらがなにするのか意味がわかりません。所詮、子供は子供です。大人よりも下なので、どこか遠くに行くとか、買い物をするときは、あくまでも大人のお供です。それの何がおかしいのか。そもそも、子供に権利なんてないんです。権利ってのは、義務を果たす者のみが行使できるものであって、納税も何もしていない子供に、そもそも権利を与えるほうが間違っています。
だから、「子ども」じゃなくて「子供」でいい。
社会全体で子供を育てようなんて、キレイゴトを言いながら、虐待は一向に減りもしませんし、学校の先生はいろいろなことにビビりながら生徒に相対している。それに、大多数の大人はよその子なんて知らん顔です。わが子さえよろしければそれでいい。所詮、子供なんて付属品ぐらいにしか思っていないくせに、こういうところだけ、気を使って、子供のことを考えていますっていう振りをするなんて、なんか白々しいんです。
本当は、大人の側に、「子供を社会全体で守り育てる」という気概がないのを、そういう言葉遊びでごまかしているだけです。本当に子供のことを考えているなら、いちいち「子ども」なんて、くだらない書き換えをする必要もあるまい。なんで、そんな簡単なことがわからないのか。
だから、トヨタの子ども店長は、「子どもなのに店長」ではなく、「子供のクセに店長」って言うべきなんです。
僕は、一度、「子供の学校に行かない権利」なんていう、どう考えても筋の通らないことを主張する人たちと大喧嘩をしたことがあります。百歩譲って、「学校に行かない権利」があるとして、それでは、こういう子が同じクラスにいることで、くだらないことを考えさせら、勉強の時間をとられる恐れのある子供たちの、「学校に行く権利」はいったいどうなるのですか。法律や社会通念に縛られ、正論も通せず、その上生活までかかえてる「教師の権利」はどうなるんですか。お前一人が権利主体ではない、回りの人間はモノじゃない。
僕は、権利と義務って絶対に表裏一体のもので、さらに突き詰めて考えれば、義務とは他人の権利を考えることだと考えています。根本的に、他人の権利を考慮せず自分の権利を声高に叫ぶ人間は、一切信用なりません。何らかの利益誘導を考えているとみるべきです。
そういう視点がごっそり抜け落ちた”自称”人権活動家の人たちに、「障害者」や「子供」や「きちがい」という言葉に食いつかれて、ギャーギャーいわれることがめんどくさいから、みんなそういう風にしているのだろうと思います。もっと、結局自分の「欲望」を、「権利」という言葉に置き換えて、正当化してごり押ししようとしているに過ぎないのです。本来ならば、それに真っ向からぶつかっていき、不正をあばくのがマスコミの仕事であり、いや、マスコミがスポンサーに縛りをかけられ、なにもできないというのなら、それこそ、インターネットの出番のはずでしょう。
でも、残念ながら、日本人にはその勇気もないでしょう。自分には火の粉がかからない場所から、匿名で他人を批判するような人たちばかりです。本当の意味での権利と義務を理解するなんて、ずっとできっこありません。くだらない言葉狩りの背景には、「権利」と「義務」の関係、すなわち、近代的な民主主義国家の「基礎」「根幹」となる「思想」を、まったく理解できていないひとたちがいるからだと思います。そして、そういう人たちは、自分が絶対の正義だと信じているだけにたちが悪いのです。
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