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98年長野が7位、02年ソルトレークシティーが6位、06年トリノが5位。 夜になり霧がかかったサイプレスマウンテン。 上村愛子は第1エアは高さのある「360」(水平1回転)、 第2エアの「バックフリップ」(後方宙返り)も完璧に決めた。 しかし、得点は伸びず、悲願のメダルまであと一歩届かなかった。 本当に、神様も酷なことをするものだ。 亀じゃあるまいし、一段ごと上がっていたら 金色の花を咲かすには40歳を過ぎてしまう。 でも上村愛子は間違いなく、みんなに必要とされている。 モーグルの世界でまだ、頑張れとのメッセージだろう! でもこれからのことを選ぶのは我々でなく彼女自身だ! もし、競技を続けるのならこれからも応援していきたい。 長年のファンとして結果に対してはすごく悔しいけれども 日本で応援している人たちの心に何かを残してくれました。 よく頑張りました。お疲れ様でした。 ◇試合後のコメント 「私は何でこんなに一段一段なんだろう。満足…、ちょっと悔しいですけど。何で1番違いなんだろうって思いましたけど、全力を出すことが第一ということをクリアできたと思うし、いい滑りをしたというのか、みんなに見てもらえたと思います。(ラハテラコーチに)“カービングターンを追求してやってきたということをすごく、誇りに思う”って言われたんで、それがうれしかったです。ここでメダルを取れたら、やめたかもしれない。これから先はゆっくり考えようと思う」 ◇皆川賢太郎選手(上村愛子選手の夫) 「世界のトップレベルになると、その日にどの選手が“晴れる”か、結果は天気みたいなもの。メダルを取った選手も彼女(上村選手)も最高の滑りを見せた。よく頑張ったと思います」 その後の上村愛子選手の話 ―4位という結果は。 「応援してくれる人、協力してくれる人に、メダルを持ってありがとうと言いたかった。メダルが手の中に入ってこないので、すごく悲しい気持ちになった」 ―今日の滑りは。 「今回は自分らしく滑るというのが一つの目標だった。長野五輪以来、本当に気持ちよく滑れたと思う。ちょっとのタイミングのミスが4番なのかなという気がする」 ―なぜ勝てなかった。 「自分は全力を出したと思っている。ただ、パワフルな滑りをした人が1位から3位に入っている。その中で、自分はちょっと足りなかったのかなと思う」 ―涙の理由は。 「支えてくれた人のことを考えると、やっぱり涙が出てくる」 ―外国勢の印象は。 「みんな五輪に合わせてきている。スピードも速くなって、攻撃的に滑る人が多い。自分もその中で滑りたいという気持ちでやっていた」 ―今後について。 「ウィスラーでモーグルに出会って、ここでメダルを取れたら本当にやめたかもしれない。ここでいい滑りをすることが、自分のモーグル人生のすべてかなと考えていた。ここから先は時間がたってから、もう少しゆっくり考えようと思う」 里谷多恵選手のコメント 「本当に悔しい。(第2エアは)飛び出た瞬間から全然(感覚が)違っていたんで、ああもうやっちゃった、という感じだった。今後のことはまだ考えていない」 村田愛里咲選手のコメント 「すごく楽しかったターンが失敗して第1エアがちょっと乱れたけど、そこから積極的に滑れてよかった。4年後もこれからトレーニングを重ねて頑張りたい」 伊藤みき選手のコメント 「この場所に立ててよかった。ミスはあったけど、バンクーバーの決勝は次の4年の始まりの一本と思って滑った。今の自分の滑りはできたと思うのでよかった。次の4年に向けて一日一日を大事にして頑張っていきたい」
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男子流の高速ターンを最初に女子モーグルで取り入れたのは上村愛子さんでした(つまり上村さんの滑りは欧米の選手にとっては衝撃の逆黒船状態!)。しかし結果的には世界にこの技を出すタイミングを間違ってしまったようです。トリノ・オリンピック直後の2007-2008シーズン世界女王となった上村さんの高速ターンを見て、他の国の女子はビビってそれを徹底研究し、ついにはそれを真似しだしました。この技は本当はオリンピック直前に出すべきだったのに…。目先の利益に飛びついて大魚を逃しましたな。
それに比べアメリカ・カナダの選手のなんと目的意識の強い滑りなんだろう。ホント、ヤツらはすごいよ!
2010/2/15(月) 午後 10:29 [ 日本、完全なる戦略欠乏 ]