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名古屋国際女子マラソンVは中村友梨香(天満屋)
北京五輪の代表選手最終選考会を兼ねた2008名古屋国際女子マラソンは優勝候補の筆頭として注目されていた高橋尚子(ファイテン)は9キロ付近で失速、先頭集団から脱落し27位だった。
優勝は初マラソンの中村友梨香(天満屋)で弘山晴美(資生堂)、坂本直子(天満屋)ら有力選手で形成するトップ集団の中にいたが33キロ手前で集団から抜け出しペースを上げ、そのままゴールのテープを切って2時間25分51秒のタイムで初優勝した。
大阪国際で2位になった、同僚の森本友(天満屋)より17秒遅く、北京五輪日本代表になるには有力選手がほとんど出ていた中での優勝、2時間25分台で走ったことが評価されれば有利なのだが果たして今日(10日)の日本陸連理事会、評議員会で選出されるのは天満屋選手のどちらか?
高橋の予想外の惨敗は残念でガックリした人は多いでしょう。だがこのレースは、将来を考えれば意味のある結果になったといえる。土佐礼子(三井住友海上)と野口みずき(シスメックス)というアテネ組に若い選手(森本24歳・中村21歳)が一人加わるということは、日本女子マラソン界の将来へのためには貴重なことでもある。
(ポケットクラブ)
◆2008名古屋国際女子マラソン結果
1位 中村友梨香 (天満屋 )2時間25分51秒
2位 尾崎好美 (第一生命) 2時間26分19秒
3位 加納由理 (セカンドウィンドAC) 2時間26分39秒
4位 原裕美子 (京セラ) 2時間27分14秒
5位 堀江知佳 (アルゼアスリートクラブ )2時間27分16秒
6位 大島めぐみ (しまむら) 2時間29分03秒
7位 平田裕美 (資生堂) 2時間29分23秒
8位 西尾麻耶 (九電工) 2時間29分34秒
9位 弘山晴美 (資生堂)2時間29分50秒
10位 坂本直子 (天満屋 )2時間30分21秒
◆中村友梨香(なかむら・ゆりか)とは
1986年4月1日生まれ、21歳。3歳から兵庫県西宮市で育った。県立西宮高時代、2003年千葉国際クロスカントリーのジュニア4キロ優勝。同年のインターハイ三千メートル6位。04年に天満屋へ入社。自己ベストは、一万メートルが32分24秒65、ハーフマラソンは1時間10分3秒。166センチ、48キロ。
◆高橋尚子(35)の名古屋国際女子マラソンのレース後の記者会見
もともと持病だった右ひざの半月板がめくれて、関節に入り込んだ状態になったため、昨年8月に内視鏡手術で約50%を切除したと明らかにし、「(レースまで)7か月でメスを入れることに躊躇(ちゅうちょ)はあったけれど、挑戦するために手術することを決めた」と理由を語った。 注目される去就については「やりたいこともあるので、もう少し走らせてくださいと(所属先には)話をした。まだまだ陸上生活は続けていきたい」と意欲を見せた。
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