|
みんなはダース・ローマシュを覚えているだろうか
肩の故障で1年間は体作りに専念したので今年が解禁年
インド国籍の父をもつ、ハーフ選手
ダルビッシュに継ぐ、人気ものになる土台はある。
ダース・ローマシュことを河野祥一郎氏がコラムで書いている
村田選手にも注目をしている人で公式記録員38年間の経験での目をもつ
日ハム若手のコラムを書いてくれるのは嬉しいこと
◎コラム・河野祥一郎「今週のイチ押し!」(ニッカン.コム掲載)
日本ハムの2年目、ダースに勢い!(3/18)
「チャンスの扉はこの両手で開ける!!」と目を輝かせるのは日本ハムの2年目、ダース・ローマシュ匡投手だ。
190センチ、79キロ、右投げ右打ち。恵まれた体格で勝負球はストレート。関西高時代は通算30勝以上挙げ、防御率3点台。06年高校生ドラフト4巡目で入団。
昨年は肩の故障で1年間は体作りに専念。「体調も良いから今年のキャンプでは600球以上を投げた」と明るい表情で話した。
「高校2年生の夏の大会の予選、玉野光南戦で延長11回を投げ抜きサヨナラ勝ちをした事を思い出しながら投球練習をした」と話す。
今年の教育リーグで初めてプロのマウンドに立った。3月4日ロッテ戦(鎌ケ谷)で先発。1番平坂へのプロ第1球は141キロのストレートでストライク、6球投げて空振り三振のスタートだ。2回までの投球数25で三振4、四球2でまずまずの投球内容。反省点は3回。先頭打者の9番佐藤に左中間二塁打、1番早坂に死球、2番代田に投手内野安打で無死満塁とし中飛、三ゴロ(1失点)、5番細谷に左中間二塁打され2失点。6番角中を空振り三振に仕留めたところで降板した。
ダースは「緊張したが最速147キロも出たので初めてのピッチングに納得です」と笑顔。投球内容は投球回3、投球数51、安打3、四死球4、失点3、自責点3。
そして3月12日楽天戦(鎌ケ谷)で2試合目の先発登板。1番平石に初球136キロのストレートを右前打。得点圏に走者を置いて投ゴロ、遊ゴロで3、4番を抑える。2回無死満塁で8番井野に6球目を右二塁打されて2失点。3、4回も投球数13、12で楽天の打者を料理し予定の4回を投げ切った。
この日の最速は144キロだった。球質は重く1軍クラス。カーブ、スライダー、シンカーの変化球は制球力不足だったがクイックタイムが1・29秒。守備面も合格だ。投球内容は投球回4、打者19、投球数64、安打6、四球3、三振1、失点2、自責点2。
野村2軍投手コーチは「2試合で評価は出来ないが素材や即戦力から見ても楽しみだ」と期待。ネット裏では「下半身を鍛えれば制球力も良くなる。最速150キロ以上のストレートを投げるようになる。将来性は高く評価出来る間違いのない投手だ」との声が聞こえた。
イースタン・リーグで注目をしたい若手投手だ。
◆ダース・ローマシュ匡(だーす・ろーましゅ・たすく)
1988年12月15日生まれ。19歳。
両親へのプレゼントは父シエカーさん(インド国籍=48)には腕時計、母記久子さんには財布。
目標の選手はソフトバンク斉藤和己。好きな言葉は強く己心。1軍で最初に三振を取りたい打者はオリックス清原。
ヤクルトの関西高の同期、上田剛史外野手は「今年は対戦したい。昨年苦労しているだけに頑張って欲しい。堂々と勝負したい」とエールを送る。
ダースの夢は「今は1軍を考えて練習しています。1軍で活躍して世界の貧しい国に学校を作りたい。子供たちに勉強させるために頑張ります。夢を大切にして練習をします」と目標に向かって汗を流している。
背番号66。期待の星だ。
◆河野祥一郎氏
63年、セントラル・リーグ野球連盟の記録部に入社。69年4月15日大洋対広島1回戦(川崎球場)で、公式記録員のスタートをきる。71年のオールスター第1戦(西宮)で阪神江夏豊投手の9連続奪三振と、全セのノーヒットノーランを担当した。
公式記録員38年間で1808試合を担当し、99年に退職した。
|