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12月の質問コーナー

今月の質問コーナーです。

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初めて質問させていただきます。
ペースメーカーDDD設定レート70〜130ppmの患者。
下肢や顔面等浮腫が全身に出始めたと同じくらいに倦怠感も訴え始めました。胸写上、心拡大と胸水貯留を認めました。
脈は120〜130代でペーシングでしたが、毎回4拍目が抜けていました。検脈も1拍、2拍、3拍目と徐々に弱くなり、4拍が触知できないというものです。
バッテリー交換や設定は3か月前にやったばかりで、医師の診断もペースメーカー誘因性頻脈ということで、心不全の治療を開始しました。
一旦症状は引きましたが、倦怠感は治まらず、もう一度ペースメーカーチェックを行い、ATのため、最大トラッキングレート130→110と変更しました。

何故ペースメーカー留置してこういう症状(脈が徐々に弱くなって、1拍消失)が起きたのか、そしてトラッキングレートを変更した理由がわかりません。。。

よろしくお願いしますm(__)m

2016/12/10(土) 午後 1:21 [ thn***** ] 返信する

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> thn*****さん
まず、基本的にDDDモードは心房興奮を検知し、それを同期して心室ペーシングを行います。設定レートが70〜130の場合、心房の興奮が130まで追従するため、心室は130のレートでペーシングされます。一方で、左心機能が低下している場合、頻拍になることで左室の充満血液量が低下することに加えて、収縮力の低下に伴い、拍出量が現象することにつながります。このような場合、1回目から2回目、3回目と脈が小さくなることがあったり、あるいは脈が1拍毎に強弱を繰り返す交互脈という現象が現れることがあります。
そのような場合に、取るべき対策としては脈を速めないことで、そのためにトラッキングレート(心房との同期の上限)を下げ、心室へのレートを高めすぎないようにする対策をとったものと考えられます。

2016/12/14(水) 午前 8:58 [ Dr.Heart ] 返信する

> Dr.Heartさん
返答ありがとうございます。
ひとつ書き忘れていたことがあり、ペースメーカー設定変更として、最大センサーレートも130→110へ変更していました。それも頻脈にさせないための対策として考えて良いですか?
この場合(ペースメーカー患者)では単純に頻脈を抑える薬を使用しても、やはり効果は期待されないのでしょうか?
また、ペースメーカー挿入された他の患者さんでもレートが高かった時期(設定レート以内)が長くても症状がなく、自然と治まるケースもありましたが、この差は虚血性心疾患の既往の有無も関係してきますか?
何度も質問して申し訳ないですが、よろしくお願いします(T_T)

2016/12/15(木) 午前 3:59 [ thn***** ] 返信する

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