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7月の質問コーナー

今月の質問コーナーです。

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コメント失礼します


12誘導でそれぞれどこを見ているかの確認のため質問させていただきます

II III aVF で変化がある 右室と左室の下壁をみており右冠動脈病変
V1 V 2 V3 V4で変化がある 右室と左室の前壁を をみているかつ左前下枝病変
V5 V6 I aVLで変化がある 左室の側壁をみていて左回旋枝病変

でしょうか?

混乱してきてしまい確認のため質問させていただきました


またV5は上記でいうと左心をみておりますが、afの時に虚血の判断のためにV5にするといいと聞きました。右心で虚血になっているとなるとV5では判断できないと思うのですが…
そもそもV5は全体的な虚血判断に有効なのでしょうか。

2017/7/3(月) 午後 5:54 [ moo***** ] 返信する

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心筋梗塞の心電図について質問させてください。
以前セミナーで、心筋梗塞での波形は時間が経つと、梗塞巣の反対側の電気信号をひろうため異常Q波が残存するということがわかりました。
ただ、T波に関しては正常にもどるとあるのですが、なぜだかがわかりません。
教えて頂けましたら幸いです。 削除

2017/7/3(月) 午後 8:46 [ ソラ ] 返信する

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> moo*****さん
虚血によって生まれる心電図変化については、特に心筋梗塞の場合、12誘導の心電図のどのグループに心電図変化が起こるかによって、梗塞部位の推定ができます。そのため、お示しの関係になります。
ただし、これが狭心症の場合、必ずも誘導グループの関係と狭窄部位の関係は一致せず、どの冠動脈に狭窄が発生していましても、主に胸部誘導のV5や第桐尭廓鳩舛吠儔宗ST低下)が起こりやすくなります。また右室梗塞の場合、単独で起こることよりも下壁梗塞を伴うことが多く、第桐尭海鉾娠任気譟△泙V5にも変化が表れることもあります。ともかくモニター誘導で虚血変化を捉えたい場合にはV5が、ST変化の検出率が高いことになります。

2017/7/8(土) 午前 9:36 [ Dr.Heart ] 返信する

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> ソラさん
ご質問の件については文章でだけで説明することは多少困難があるのですが、概略をお話しします。
心電図の脱分極過程を示すQRS波形は心筋梗塞に陥った場合、梗塞ベクトルは反対方向に引き寄せられるためQ波が優位となります。
しかし、再分極過程のT波は、これが多少複雑で、もともと正常T波の成り立ちは、再分極の開始は心筋の外膜側から始まります。そのため、外膜側の電位が先に下がり、続いて内膜側が下がり始めることから、電位差は外側が低く、内側が高いという関係ができます。結果、電気の流れとして高いところから低いところへと向かうことで内膜側から外膜側へと電気が流れ、それが上向きT波をつくります。
また、再分極過程は心基部側よりも、むしろ心尖部寄りの部位から始まり、この時の再分極ベクトルは心尖部側に向いた後、心基部側へと向かいます(ちょっと分かりにくいかも知れません)。

2017/7/8(土) 午前 9:52 [ Dr.Heart ] 返信する

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> ソラさん
続きです。


ここで心筋梗塞が起こりますと脱分極過程と同じようにベクトルは梗塞部位とは逆方向に引っ張られT波も逆転するのですが、時間の経過によって、再分極過程は修復されていく場合がありT波が正常化する方向に向かいます。ただ、そうでなく陰性T波が残り続けることもあり、この問題に関しましては、心筋のremoderingに関係するともされていますが、まだ十分に解明されていない部分でもあります。

2017/7/8(土) 午前 9:53 [ Dr.Heart ] 返信する

心電図をよむのが苦手です。
毎回SRタキとAFを区別するのに迷ってしまうのですが、HRが早すぎてP波か見えないということはありえますか??
もし、分かりやすい区別の仕方があれば教えていただきたいです。
R-R間隔が不整だった場合に、SRタキ+PACということはありえますか??
初歩的な質問ですが、ご教授していただけると助かります。
よろしくお願いします。

2017/7/27(木) 午後 2:09 [ れお ] 返信する

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> れおさん
サイナス・タキとaf・タキの区別についての質問は、私の心電図セミナー参加者の方からも、しばしば質問を受けます。
基本的にサイナスの場合とafとではP波がQRSの前に存在しているかどうか、R-R間隔の変動があるか、ないかの違いで説明しますが、それでも区別がつけ難いような場合には、別な方法を紹介しています。
それはSPO2(パルスオキシメーター)の波形を参考にする方法です。
サイナスの場合、SPO2の波形(パターン)は規則的ですが、afでは不規則な波になります。あるいは脈(橈骨)との関係で、心拍数と脈拍数が、ほぼ同じであればサイナス(タキ)で心拍数よりも脈拍数が少なくカウントされる場合にはafの可能性を考えます。
基本的な考え方として、もしモニター波形のみで判別しにくい場合、脈やSPO2などの情報を加えることで判断の参考になります。
後、頻脈時(サイナス・タキ)でPAC(心房期外収縮)の発生は、頻脈の程度によって、すなわちレートが120/min以内程度であれば起こり得ますが、それ以上の頻脈では発生することは出来なくなります。

2017/7/28(金) 午前 11:01 [ Dr.Heart ] 返信する

> Dr.Heartさん
ご教授ありがとうございます。
すごい分かりやすかったです、spo2も参考にしてみます。
全然話が違うのですが、この波形で上の2段のワイドQRSのときは血圧が70台くらいまで下がり、3段目のナローQRSだと血圧は100台くらいです。
無刺激で2つの波形がコロコロ入れ替わりするのですが、これは何という波形なのか難しいです。波形もp波を確認しずらく、どこからの刺激なのか何ていう波形になるのか教えていただけるとありがたいです。
http://vps6-d.kuku.lu/files/20170728-1427_5f82610263be6687769a62239ecff9b9.jpg

2017/7/28(金) 午後 3:33 [ れお ] 返信する

> れおさん
すみません。画像URLはこちらです。
file:///storage/00C0-0480/Download/20170728-1427_5f82610263be6687769a62239ecff9b9.jpg

2017/7/28(金) 午後 3:35 [ れお ] 返信する

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> れおさん
恐らく、wide QRSを示す波形は心室調律という現象ではないかと思います。心室が固有に調律を行っていて、そのため心房との同期がとれていない結果、心房収縮(心電図ではP波)に続いて心室収縮(QRS)が始まるという関係でなくなっていることから心房側から心室側に送り込まれる血液量が少なくなり、結果として血圧低下が生まれていると考えられます。心室調律でレートが多少速まった状態(レートが100/min程度)が、いわゆるslow VT(促進性心室固有調律)になります。ただ病態としては、そう大きな問題でもなく一時的な現象で、特に治療は必要としません。

2017/7/29(土) 午前 9:03 [ Dr.Heart ] 返信する

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