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先ほど行われたWBC世界スーパーフライ級暫定王座決定戦は、
ランキング4位のクリスチャン・ミハエル(メキシコ)が
前王者でランキング2位の川嶋勝重(大橋)を僅差2−1の12回判定で下し、
暫定チャンピオンとなりました。敗れた川嶋は現役引退を表明しました。
正直言って、川嶋選手の悪いところが全て出たタイトルマッチでした。
相手を見過ぎてしまい、折角接近戦になったのに手数が少ない。
パンチがコンビネーションで出ず、一発狙いの大振りパンチを繰り返す。
ガードの合間からショートパンチをもらってしまう。
2ラウンドには、ガッツ石松直伝の“幻の右”で痛烈なダウンを奪い、
これはKOで決まるかと思ったんですが、それで余計に一発狙いになった感がします。
新王者となったミハレスは、前評判通りのテクニシャンで、
ショートのコンビネーションを軽いながらもインサイドから繰り出して
ダウンの失点を挽回していきました。
しかし、フットワークがいまいち中途半端で、川嶋の接近を簡単に許していました。
「プロアマ通じてダウン経験なし」とのことでしたが、
タフネス、スタミナともに不安を覗かせる試合展開だったことは否めません。
それでもパンチの正確さ、手数で川嶋を圧倒した印象です。
結論としては、川嶋選手の出来が悪すぎたということでしょうか。
絶対に負ける相手ではなかったと思いますので、非常に残念です。
ジャッジ三氏の採点は、いずれも114−113。
一人が川嶋につけ、二人はミハレスを支持。
解説のガッツ石松氏も114−113でミハレス。
とりあえず正式採点とかけ離れてなくて一安心(笑)。
WBCの採点基準は、クリーンヒットの中でも、数よりパワーパンチ(ダメージを与えるパンチ)を
有利とする傾向がありますので、川嶋選手の一発パンチもそれなりに
評価されたということでしょうか。単発でしたが川嶋のパンチも当たってましたからね。
ちなみにわたしのド素人採点では、116−112でミハレスでした。
なんぼなんでも川嶋の手数が少なすぎたと思います。
あと、ミハレスのパンチをもらいすぎ。11,12ラウンドは攻勢に出たんだから、
どうしてもっと早い段階で積極的に出なかったのか、
接近戦になる場面が多かったのに、もっとパンチを出すよう指示しなかったのか、
セコンドワークも疑問視される内容でした。
川嶋陣営が試合後に明かしたところ、スパーリングで初めてダウンを喫するなど、
気力・体力とも限界に来ていたのかも知れません。
そういうことを聞いてしまうと、一層さびしさが募りますね。
川嶋選手、長い間お疲れさまでした。
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意外な結果になりましたね。スパーリングではツニャカオにやられたらしいですが、それはしょうがないかな…と。もちろん体力的にもつらくはなってきているんでしょうね。一時代が終わったようでちょっと残念です。でも、引退と言いつつ何度もリングに戻った狼中年もいますから!
2006/9/18(月) 午後 11:53 [ miki ]
MIKI様、いつもありがとうございます。そうですよね、あの徳山選手を1ラウンドKOしたボクサーですから・・・引退はさびしい限りです。ただ、体力とパワー、そして根性のボクシングを貫き通した川嶋選手なので、心身両面が揃っていないと現役続行は難しいのではないでしょうか・・・?星野チャンプのようなテクニシャンであれば、多少体力が落ちても技巧でカバーということもできるように思えます。なんかいい表現ができなくてすいませんです。
2006/9/19(火) 午前 0:21 [ spa*ky*h ]
川嶋選手の現役引退はとても寂しいですし、地域的にTV観戦できなくて悔しかったです。色々と悪い面が出てしまったようですね。ロペスやメイウェザーのような完璧なボクサーももちろん好きですが、川嶋選手の不器用なボクシングが大好きでした。
2006/9/19(火) 午前 0:41
いその様、いつもありがとうございます。『武骨』という言葉がぴったりなボクサーですよね。個人的には、あの大振りはやめてもらいたかったんですが、あれが無くなったら川嶋選手ではないのかもしれませんでしたね。それにしても、ダウンを取った右フックは見事でした。本当に惜しい試合を落としたと思います。
2006/9/19(火) 午後 11:33 [ spa*ky*h ]