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3日、最近話題のホテルオークラ神戸に程近い神戸サンボーホールで行われる
東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ。
▽12回戦
チャンピオン
WBC世界同級6位
4度目の防衛戦
ウェート・サックムアングレーン (タイ、30歳)
89戦85勝(52KO)4敗
vs
挑戦者ランキング2位
日本同級1位
玉越 強平 (千里馬神戸、27歳)
27戦18勝(8KO)4敗5分
チャンピオンのウェートは、左ファイタータイプ。これが90戦目、まさに猛者である。
じりじりと圧力をかけ、左右フックで攻め込むのが得意パターン。
タイトルを獲得した菅原雅兼戦では痛烈なKOシーンを演出したが、
その後の防衛戦(すべて日本人相手)は判定決着のみ。
ツメの甘いところが弱点といえば弱点であろうか。
右アウトボクサーの挑戦者・玉越はこれが2度目のタイトル戦。
03年6月に当時日本1位だった池原信遂に判定勝ちしてランキング急上昇したが
04年6月に挑んだ日本タイトル戦は消化不良の4回負傷ドロー。
日本ランキング1位だが挑戦機会に恵まれず、年齢的にも今回がラストチャンスだろう。
趣味のブレイクダンスで鍛えたかどうかはわからないが
長い手足とフットワークを生かしたアウトボクシングが生命線だ。
試合展開は、王者が前に出て挑戦者が足を使ってさばくというのが基本線。
玉越が簡単にロープ・コーナーへ詰まっていては話にならないが
長い間合いを活かし、踏み込みの甘いウェートを空転させつづけることが大前提となる。
フットワークと長い左右ストレートで距離を取りつづければ
タイトル奪取が見えてくるだろう。しかし、玉越の不安材料といえばスタミナ。
初体験の12回戦、しかもここ2年間は8回までの経験が1度しかない。
池原戦でもそうだったが、終盤、かなり相手の前進を許している。
ウェートもスタミナ十分というわけではないが、消耗戦になればキャリアがものを言う。
玉越としては、アウトボクシングでとにかく前半に貯金を作りたい。
ポイントリードされたウェートが出てきたところに
カウンターを浴びせることができれば、理想の展開となるだろう。
タフネスには自信あるであろうウェートとスタミナが不安視される玉越、
終盤に大きな山場がやってくるのではないだろうか。
予想は6−4でウェート有利。チャンピオンの判定防衛を推す。
同門の世界王者・長谷川穂積にライバル心を覗かせる挑戦者、
苦しくなった時にはその対抗心を支えに頑張ってもらいたい。
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WBC世界フライ級6位の内藤大助(宮田)が7月18日、後楽園ホールで
18連続防衛を狙うポンサクレック・クラティンデンジム(タイ)に
自身3度目の挑戦をすることが発表されたものの、
興行経費4000万円の捻出に目処がついていないことを公表。
発表会見と同時に異例のスポンサー募集を呼びかけた。
http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/box/news/20070601-OHT1T00024.htm
何でも今回はテレビ中継の枠が取れず、それとともに協賛企業も撤退したとのこと。
ごくごく一部の一家を除いて、ボクシング界の現状を示唆しているようで
なんともはや、淋しく侘しい話である。
これまで内藤の試合を放映していたのはフジテレビ。
日枝会長、なんとかならんもんですかね??
そして、例の一家をバックアップするTBSさん、
内藤が勝てば、2階級制覇を狙う長男さんとのタイトルマッチができますけど・・・。
チャンピオンが勝つとしても、王者サイドと大きなコネができるんじゃないっすか???
テレビ局諸氏のご英断をボクシングファン一同、お待ちしております。。。
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