ド素人ファンによるボクシング観戦日記

長らくご無沙汰しておりました。今年もよろしくお願いします。

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WBC世界ミニマム級タイトルマッチは、4日、パシフィコ横浜で行われ

チャンピオンのイーグル京和(角海老宝石)が

ランキング6位の挑戦者・八重樫東(大橋)を12回判定で下し

4度目の防衛(通算5度目)に成功しました。

初回、7戦目での世界挑戦となる八重樫の左ジャブのタイミングを

早くも見切ったイーグルが、右ストレートを次々にクリーンヒットさせ

八重樫の腰が落ちかけました。後半に滅法強いイーグル相手だけに

開始から主導権を奪いたかった八重樫のプランは脆くも崩れ去ります。

その後もイーグルが要所要所でポイントを押さえていき、

10回にはこの試合を象徴するかのように、絶妙の右カウンターで

挑戦者からダウンを奪って駄目押しの駄目押し。

結局ジャッジ2者がイーグルを実質フルマーク(2回に減点あり)で支持する大差判定。

結果論でいえば、ミスマッチといっても過言ではないタイトル戦でした。

八重樫にとっては序盤に顎が外れるというアクシデントがありましたが、

実力の差はいかんともし難いものがあったと思います。

ただ、圧倒的に試合を支配していたイーグルが、無理に倒しにこなかったのは

それだけ八重樫のパンチを警戒していたとも言えます。

正直、初回が終わった時点で、わたしはKOで決まるなぁと思ったぐらいですから・・・。

また、顎に故障がありながら棄権しなかったのは賛否両論あるところですが

激痛をこらえ最後まで立ちつづけた精神力に関しては誰も否定できません。

パワー、スピード、ガッツ、スタミナなど、突出してチャンピオンに

劣っていた部分はないでしょうから、今後は日本タイトルから出直して

十分にキャリアと試合運びを身に付けてから、再挑戦してもらいたいと思います。

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3日、神戸サンボーホールで行われた東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチは

チャンピオンのウェート・サックムアングレーン(タイ)が

ランキング2位の玉越強平(千里馬神戸)を12回判定で下して

3度目の防衛に成功しました。玉越は2度目のタイトル挑戦に失敗。

予想通り、玉越はフットワークと長い間合いを活かしてアウトボクシングを徹底し

くっつくと速射砲のような軽打とクリンチを使ってポイントリード。

いつも序盤は様子見に徹するチャンピオンが、早くも2、3回あたりから

プレッシャーを強めてきました。玉越を強敵と認めたようです。

5回終了間際には、右アッパーをカウンターして、なんとウェートがダウン。

予想外の展開に、サンボーホールは大歓声に包まれました。

会場で見た限りスリップ気味と思いましたが、テレビ中継で見ると

頭を下げたウェートに、玉越の右アッパーがきっちり当たっておりました。

同僚の長谷川穂積の“マーカ討ち”に続き、日本人キラー撃退の期待がさらに

膨らみました。あの時も、長谷川がマーカからダウンを奪いましたし。

しかし、これでウェートがさらに本気になったのか

6回からは前進に次ぐ前進で、玉越に自由にボクシングをさせません。

玉越も不安視されたスタミナが切れてきて、手数が減り足が止まりだして

せっかく前半で貯めたポイントを吐き出していきます。

そして10回開始早々、ウェートの右フックのダブルをモロにもらった玉越の

上体が揺らいでダウン寸前のピンチ。さらに左ストレートなどで追撃され

レフェリーのストップがかかってもおかしくない展開に。

しかし、残り時間が2分以上あったものの、玉越はなんとかゴングに逃げ込みます。

10−8を付けられてもおかしくないラウンド。

11、12回は消耗戦に突入です。玉越も必死に手を出しますが、

パワーで大きく上回る王者の一発パンチと比べると、明らかなポイントが奪えません。

最終回、玉越は右フック、ストレートを何度もウェートに叩き込みましたが

もはや倒す力はなく勝負は判定へ。

集計に時間がかかり、僅差の勝負かと思われましたが

116−112、115−113が2人の3−0判定はウェートを支持。

玉越の勝利を願っていた応援団からは一気にため息が噴射しました。

わたしの採点では、玉越の地の利も入れてドロー。

やはり後半、スタミナが切れてウェートの攻勢を許したのが響いたと思います。

正規のスーパーバンタム級で試合をしたのが3年ぶりとのことで

減量苦もスタミナに大きく影響したのではないでしょうか。

試合後は引退も示唆したそうですが、玉越自身のブログでは再起を宣言しています。

今後は階級を上げて再びタイトルを狙ってもらいたいと思います。

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その玉越の同僚、WBA世界フェザー級8位の武本在樹が

7度の防衛を誇る同級チャンピオンのクリス・ジョン(インドネシア)に

挑戦することが発表されました。武本は世界初挑戦。

タイトルマッチは8月19日日曜日、神戸六甲アイランド内にある

ファッションマート神戸特設リングで開催されます。

チャンピオンのジョンは、初防衛戦で佐藤修(協栄)を東京で撃破して以来

自国インドネシアでの防衛戦開催にこだわっていたため

まさかまさかの神戸でのタイトルマッチとなりました。

また、挑戦者の武本も05年4月に榎洋之(角海老宝石)との日本タイトル戦に敗れ

かつ2戦前にはノーランカーに敗れており、

前戦で世界ランカーを破ったとはいえ、こちらもまさかの挑戦です。

こういう世界戦には様々な意見があると思いますし

わたし個人的にも、もろ手を挙げて賛成とはいえませんが

決定した以上は、武本選手には死に物狂いで頑張ってほしいと願うだけです。

閉じる コメント(8)

イーグル選手との差がハッキリしてましたね。
最速奪取にこだわったんでしょうけど、もう少し東洋を防衛してからでも…という感じがしました。
こうなると新井田選手との統一が楽しみですね!

2007/6/5(火) 午後 5:13 [ miki ]

イーグル選手の強さ、完全に証明された気がしました。八重樫選手、アゴの負傷は辛そうでしたが、本当によく頑張りました。僕も記事書きましたので、トラバさせて下さい。お願いしますm(−−)m

2007/6/5(火) 午後 9:43 ハマちゃん

お久しぶりです!!イーグル選手強くて巧いですねぇ。特に9R終盤だったと思いますが強烈な右には惚れ惚れとしました。八重樫選手はかなりの重傷だそうですが捲土重来を期待したいと思います。次は新井田選手との統一戦になれば名声もさらに高まるでしょう。

2007/6/5(火) 午後 11:59 PRIDEOFKANSAI

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MIKI様、いつもありがとうございます。
我々ファンとしては、最短記録云々よりも長く防衛してくれるチャンピオンの誕生を願っているファンが多いと思うので、記録更新はもう辰吉選手と名城選手のものでいいのではないでしょうか?
もちろん、新井田vsイーグルの国内初の統一戦、今後こそ実現してもらいたいですね!

2007/6/6(水) 午後 2:40 [ spa*ky*h ]

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とろてぃん様、いつもコメント&TBありがとうございます。
確かに口をあけたままの姿は見るに耐えないものでした。出血はそれほどなかったようなので、坂田選手ほどひどくはなかったかもしれないですね。そういう問題ではないですけど(笑)。日本人の場合は棄権という判断がほとんどありませんが、不可抗力の場合は棄権するというのもひとつの勇気だと思いますね。現実的にはなかなか難しいですが。

2007/6/6(水) 午後 2:43 [ spa*ky*h ]

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prideofkansai様、お久しぶりです。
ダウンを奪った右のことでしょうか?それなら10回終盤だったと思いますけど、いかがでしょう。
個人的には、初回に右をびしびし決めていたのに痺れましたね。なんであんなに簡単に強烈なパンチを決められるんやろうって(笑)。

2007/6/6(水) 午後 2:46 [ spa*ky*h ]

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八重樫選手頑張りましたね。チャンピオンになるのも大変でしょうけれど、防衛を続けていくことも大変だと思うので、焦ってベルトを目指すよりもキャリアを積んで先の長い目で選手を育てた方が良いのかな?なんて素人目には思ってしまいます。

2007/6/6(水) 午後 4:20 [ まりぃ ]

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まりぃ様、いつもコメント&TBありがとうございます。
そうですね、普通は世界チャンピオンになるだけでもキャリアが必要なわけですから、長期防衛を見据えるとやっぱりキャリアがたくさん必要ですよね。
具志堅さんや辰吉選手はやはり特別中の特別の存在。特に具志堅さんは9戦目で世界取って、無敗で13連続防衛ですから、はっきり言って神業です。

2007/6/6(水) 午後 4:49 [ spa*ky*h ]

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