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関西の名門ジム・グリーンツダが経営難に陥っているとのこと。
所属の高山勝成のファイトマネー未払い発覚に端を発したこの話題は
ついに『グリーンツダ消滅か?』というところまでヒートアップしてしまいました。
先代で創設者の津田博明氏が病に倒れた90年代終盤から
ちょっと一時の勢いがなくなってきた感がありましたが
05年に興行専門会社のグリーンツダプロモーションが発足してからは
戸塚貴信社長の下、『HonmamoN』シリーズを立ち上げて
自ジムのホープをナショナル王者クラスに次々と挑ませ、
敗北を恐れないマッチメークはファンの間では大好評でした。
また移籍してきた高山を2度世界王者に育てるなど、
全盛期とはいかないまでも少しずつ復活への道を歩んでいるものだと思っていました。
ただ、当時所属していた亀田興毅の移籍問題をめぐって
公開入札制度をぶち上げて業界を驚かせたり
新井田vs高山戦の判定に対し「八百長」発言して一悶着するなど
戸塚社長にはちょっと後先考えない行動も多かったように思います。
先述のHonmamoNシリーズやタイへの遠征、東京での主催興行など
多彩かつ斬新なアイディアで業界に新風を起こしたのは大きな功績です。
が、やはりそれらに伴う出費もかさんだのでしょう。
新たな事業には金が掛かるというのは誰にでもわかること。
そこらへんのバランスがちょっと悪かったわけですが
大きな理想を持って経営に携わっていたであろう戸塚氏には
現実が残酷な結果となって待ち受けていました。
ボクシング業界には、興行は赤字みたいな暗黙の了解があるといいます。
この常識を変えていかない限り、ちょっと明るい未来は描けそうにありませんね。
グリーンツダジムは、今後ジムのネーミングライツを売りに出して
なんとか体制を立て直したい模様。高山ら所属の有力選手も移籍するボクサーが
増えることでしょう。一ファンとしては、戸塚氏、グリーンツダの現状が
少しでも好転することを願うことしかできません。
それにしても、高山のファイトマネーが350万(しかも未払い)というのは驚き。
暫定とはいえ、仮にも世界王者やのに、ねぇ・・・
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