今シーズンの展望2012〜北海道日本ハムファイターズ編〜
主な選手の入れ替わり
IN(8名)(○=新入団、△=移籍、□=復帰)
投手
○47森内寿春←JR東日本東北(ドラフト5位)
○63上沢直之←専大松戸高(ドラフト6位)
捕手
○54近藤健介←横浜高(ドラフト4位)
○66大嶋匠←早大ソフトボール部(ドラフト7位)
内野手
○12松本剛←帝京高(ドラフト2位)
外野手
△10スレッジ←横浜
○49石川慎吾←東大阪大柏原高(ドラフト3位)
△67紺田敏正←巨人
OUT(10名)
投手
11ダルビッシュ有→レンジャーズ
12オビスポ→
19林昌範→DeNA
47菊地和正→DeNA
49加藤武治→引退
66ダースローマシュ匡→
捕手
63渡部龍一→
内野手
2スケールズ→カブス
外野手
54大平成一→BC・信濃
67松坂健太→
予想開幕オーダー
1番(二)3田中賢介
2番(中)24陽岱鋼
3番(右)7糸井嘉男
4番(左)6中田翔
5番(指)10スレッジ
6番(三)5小谷野栄一
7番(一)41稲葉篤紀
8番(遊)8金子誠
9番(捕)22鶴岡慎也
――(投)38武田勝
予想開幕ローテーション
38武田勝→31ケッペル→18斎藤佑樹→10ウルフ→47森内寿春
予想開幕ブルペン
13石井裕也
15榊原諒
19増井浩俊
25宮西尚生
48谷元圭介
65多田野数人
予想開幕クローザー
21武田久
?H3> 先発 〜「絶対エース」の穴は埋まらず〜
日本球界を代表する存在だったダルビッシュがポスティングシステムを行使してメジャー移籍。
即戦力投手の補強も進まず、状況によっては駒不足に陥る感も。
昨季も11勝ながら打線の援護不足に泣いた武田勝がどこまで勝ち星を伸ばせるか。
注目のルーキーイヤーを過ごした斎藤は対外試合で痛打されるなど調整が遅れている。
揃って2ケタ勝利を挙げたケッペル、ウルフの両外国人までが崩れると開幕から躓きかねない。
?H3> ブルペン 〜武田久復活で左右の頭数豊富〜
先発投手に比べてリリーフ全体の層はなかなか厚い陣容を誇っている。
昨シーズンは増井、谷元といった社会人出身の投手が台頭、榊原や宮西もセットアッパーとして見事な働きを見せた。
開幕から先発ローテーションが機能しなければブルペンからの配置転換も十分に有り得る。
一昨年の不調を脱した武田久は守護神としてほぼ完璧なシーズンを過ごした。
それでも活躍が隔年傾向なのはややウィークポイントか。
?H3> 攻撃 〜期待のドラフト1位コンビがレギュラー定着へ〜
入団直後から英才教育を施してきた陽、中田の才能がようやく開花、やや長打力こそ欠けるが全体的に繋がりは良い。
不動のリードオフマン・田中は2度にわたる骨折で長期欠場、一昨年の打点王・小谷野も極度の打撃不振に泣いた。
今季は雪辱を果たすべく、ともに抜かりなくシーズンに備える。
40歳を迎えるベテランの稲葉は2000本安打の大台まで残り34本に迫っている。
?H3> 守備 〜12球団屈指の外野守備陣〜
昨季は鶴岡が故障で出遅れ、大野はリーグ1位の盗塁阻止率.323を記録したもののレギュラー完全定着とまではならず。
今季も投手ごとに併用策が続くことになりそう。
一塁守備の安定感が高かった高橋をシーズン途中にトレードで放出、やや脚力に衰えの見え始めた稲葉はほぼファーストに専念か。
ショートのポジションも流動的なので若手の躍進を望みたい。
外野はレフト・中田は守備範囲こそ平凡ながら強肩、陽の身体能力も抜群で3年連続でゴールデングラブ賞を獲得した糸井と守備位置をコンバートする方針。
?H3> 総合 〜栗山新監督は日本一を視野も〜
史上初の国立大出身、大学教授兼任という異例の肩書きを持つ注目の栗山新監督。
評論家時代に多くの一流選手を取材した眼力は確かだが、コーチ経験なしでの監督就任には不安の声も少なくない。
有望株が育っている野手とは対照的に若手投手は伸び悩み気味、吉川や中村といったファームで活躍した投手が一軍で頭角を現さなければ厳しい船出も予想される。
ドラフト1位・菅野(東海大)の入団拒否がシーズンにまで尾を引かなければ良いが。
次回は「東京ヤクルトスワローズ編」をお送りします。
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