五輪柔道 内柴正人が連覇達成 19歳・中村美里は銅
金メダルを掲げる内柴=北京市の北京科技大体育館で2008年8月10日、梅村直承撮影
【北京・来住哲司】北京五輪第3日の10日、柔道の男子66キロ級では前回アテネ五輪の覇者、内柴正人(旭化成)が決勝で、バンジャマン・ダルベレ(フランス)に一本勝ちし、日本の柔道史上4人目となる五輪連覇を果たした。今大会の日本選手団で金メダル第1号。女子52キロ級でも、19歳の中村美里(三井住友海上)が銅メダルを獲得した。日本柔道では16歳で銀メダルを手にした92年バルセロナ五輪の田村(現・谷)亮子以来となる10代メダリストが誕生した。
内柴は熊本県生まれの30歳。東京・国士舘高−国士舘大を経て旭化成。かつては60キロ級だったが、減量に苦しみ、03年から現在の66キロ級に転向し、翌年のアテネ五輪で金メダルを獲得した。この日も切れ味の鋭い技で強豪を次々と破り、斉藤仁(84年ロサンゼルス、88年ソウル)、野村忠宏(96年アトランタ、00年シドニー、04年アテネ)、谷亮子(シドニー=田村、アテネ)に次ぐ連覇となった。
中村は東京都八王子市出身。小学校3年から柔道を始め、渋谷教育渋谷高1年の時に16歳で講道館杯、福岡国際女子で優勝し、注目を浴びた。昨年からは48キロ級から52キロ級に階級を上げ、今年2月のフランス国際で3位。三井住友海上に入社した4月には全日本選抜体重別選手権を制し、田村以来となる10代での五輪代表に。初の大舞台も粘り強い柔道で接戦を勝ち上がった。準決勝でアン・グムエ(北朝鮮)に優勢負けしたが、3位決定戦で金京玉(韓国)に一本勝ちした。
▽内柴正人 長い間ずっと勝てなかったが、今年に入ってから「五輪に出られるかも、夢ではないか」と思っていた。今も夢ではないかなと思っている。(最後の一本は)覚えていない。自分でも何(の技)で勝ったか分からない。今後は大幅な夏休みを取り、その後で柔道に対して熱いものがあればやるかもしれないし、うんざりしていたらやめるかもしれない。
毎日jp
以前、内柴選手を特集していたスポーツ番組を見たことがあるのですが、野村選手に60キロ級で挑戦することにこだわりを持っており、無理な減量がたたってしまい試合会場で倒れて救急車で病院に運ばれたこともあったそうです。
アテネ五輪で金メダルを獲得して以降は度重なるケガもあって調子を崩していたということですが、大舞台で素晴らしい復活劇でした。
19歳・中村選手も「金メダルを目指していたので悔しい」というコメントがありましたが、胸を張れる結果です。
内柴選手、中村選手、おめでとうございます!
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