1位 北方悠誠 投手 180センチ/80キロ 右投右打 唐津商高
小2から野球を始め、湊中では軟式野球部に所属。
唐津商では1年夏からベンチ入りし、2年春のNHK大会4強。
主戦で迎えた3年夏は県大会をほぼ1人で投げ切り、チームを27年ぶりの夏の甲子園へ導いた。
甲子園では2回戦敗退も大会最速の153キロをマーク、同年秋のアジアAAA日本代表にも選出。
2位 高城俊人 捕手 176センチ/80キロ 右投右打 九州国際大付高
小2から野球を始め、中学時代は粕屋フェニックスで日本代表に選出され世界大会で優勝。
高校では1年秋から正捕手を務め、主将として迎えた2年秋の九州大会は準優勝。
高3センバツでは打率.632をマークし、チームの準優勝に攻守で大きく貢献した。
3年夏の甲子園は初戦敗退も二塁到達1.8秒台をコンスタントに記録する強肩は大きな武器。
3位 渡邊雄貴 内野手 180センチ/75キロ 右投右打 関西高
小2から野球を始め、福浜中時代は岡山ドラゴンズに所属。
関西では入学直後からベンチ入り、2年春の選抜は初戦敗退も興南・島袋から3安打。
主将として迎えた3年夏の甲子園では2本塁打を放ちチームを4強へ導く中心に。
やや線は細いが高校通算24本塁打の強打に加え、50m6秒3、遠投114mと身体能力も抜群。
4位 桑原将志 内野手 174センチ/74キロ 右投右打 福知山成美高
郷荘中時代は和泉ボーイズに所属し、福知山成美では1年春からレギュラー。
1年秋の近畿大会は8強に進出し、PL学園戦では好投手・多司から2ランを放つ。
主将として迎えた3年夏は京都大会準決勝で龍谷大平安に3−6で敗れ甲子園出場はならず。
チームに不祥事が相次ぎ公式戦出場が限られたが、小柄な体躯に攻守のセンスが光る遊撃手。
5位 乙坂智 外野手 182センチ/72キロ 右投左打 横浜高
アメリカ人の元アイスホッケー選手を父に持ち、中学時代は中本牧シニアで全国3位。
高校は名門・横浜で1年秋からレギュラー、2年秋は打率4割超えでチームを選抜出場へ牽引。
3年夏の甲子園は3回戦で智弁学園に敗退も自身は2試合で打率.444。
50m5秒台の俊足に広角に打ち分けるミート力は超高校級。地元出身のスター候補生。
6位 佐村トラヴィス幹久 投手 191センチ/81キロ 右投右打 浦添商高
父がアメリカ人のハーフで野球は小6から。普天間中では軟式野球部に所属。
浦添商では2年夏から公式戦に登板し、同年秋の県新人中央大会では沖縄尚学を破るなど準優勝。
2年冬以降は右ヒジ痛、成長痛と故障が重なり、3年夏は背番号16の控えとしてベンチ入り。
投手経験が浅く粗削りだが、長身から角度のある投球は魅力。まずはプロ仕様の体作りから。
7位 松井飛雄馬 内野手 180センチ/83キロ 右投右打 江の川高〜三菱重工広島
ロッテに所属した元プロ野球選手を父に持ち、高校時代は1年時からベンチ入り。
2年春の島根大会優勝も、4番打者として迎えた3年夏は県大会2回戦敗退。
社会人では入社1年目からレギュラー、昨年の都市対抗では東邦ガス戦で右翼席へ豪快な3ラン。
攻守にやや波があるがパンチ力のある大型遊撃手。念願のプロの舞台で飛躍を期す。
8位 古村徹 投手 178センチ/74キロ 左投左打 茅ヶ崎西浜高
小2から野球を始め、中原中時代は市大会で優勝するなど活躍。
中学卒業時に強豪・桐蔭学園などからも誘いがあったが、公立の茅ヶ崎西浜に進学。
1年秋から主戦投手となり2年夏は県大会16強、3年夏は4回戦で桐蔭学園に2−3で惜敗。
球速は最速140キロもスライダーのキレ、バランスの良い投球フォームが持ち味の高素材。
9位 伊藤拓郎 投手 185センチ/86キロ 右投右打 帝京高
小2から野球をはじめ、中学時代は東練馬リトルシニアで日本代表のエースナンバー。
帝京では入学直後から公式戦で登板、1年夏の甲子園では1年生史上最速となる148キロを計時。
2年春の選抜では8強入りも、以降はフォームのバランスを崩し2年夏は都大会でコールド負け。
3年夏も甲子園で打ち込まれたが秘めたポテンシャルは桁違い。屈辱をバネにプロで素質開花を。
育成1位 冨田康祐 投手 186センチ/90キロ 右投右打 PL学園高〜青山学院大〜四国IL・香川
高校では前田健(広島)と同期、自身は投手兼外野手として3年春の甲子園ベスト4進出に貢献。
高校卒業後は青学大に進学、1年春からリーグ戦に登板も2年以降は故障に泣かされ通算1勝。
香川ではリリーフを中心に起用され、最速152キロの速球を武器に防御率1.39の好成績。
やや制球には欠けるが、高い奪三振率を誇る速球派の長身右腕。変化球を磨いてプロで勝負。
育成2位 西森将司 捕手 182センチ/80キロ 右投右打 北照高〜ホンダ〜四国IL・香川
中学時代は京田辺ボーイズに在籍し、高校は北海道へ野球留学。
北照では加登脇(元巨人)と同期、高3夏の南北海道大会は決勝で全国制覇した駒大苫小牧に敗退。
高校卒業後はホンダに在籍後、08年1月にトライアウトを経て香川に加入。
独立リーグでは強肩とインサイドワークに定評、打撃力をアップさせ正捕手の座を狙う。
総括
いやー、藤岡→松本と連続して抽選を外す運の無さ…。
さすが横浜ベイスターズです(苦笑)
“外れ1位は高城”という報道もありましたが、一転して北方を指名しました。
この北方、夏の甲子園では150キロ超えを連発してスライダーのキレも抜群なのですが、投球フォームにちょっとクセが強いんですよね…。
体が流れてしまうので制球もイマイチですが、果たして上手く育成できるでしょうか。
ベイはこういうタイプを育てるの、現実的にあまり上手くないのですが、、、
北方を持ってくるのであれば、スカウトが密着マークしていた吉本でも良かった気がしますけどね。
2位には大型捕手の高城を指名。
高校生捕手は育成に最低4〜5年を要しますが、今のベイの若手捕手陣は本当に打てない…。
せめて打率2割3分ぐらい打てないと正捕手獲りは難しいですから、この高城には広角に打てるバッティングにも期待ですね。
3位は渡邊、4位は桑原と高校生遊撃手を獲りに動きました。
まずはファームで通用してくれればと思います。
5位の乙坂はベイでは余剰気味の“左打ちの外野手”ですが、これは横浜高校との「パイプ維持」の目的もあったのでしょう。
高城を指名した時点で捕手・近藤の獲得は有り得ませんからね。
6位の佐村は潜在能力重視、チームとしては同タイプの国吉が頭角を現してきたことで味を占めたでしょうか。
7位の松井は石川が今季伸び悩んだので“尻を叩く”意味合いもありそうです。
8位の古村は「地域密着」の観点から指名、高校では4番を打っていたので打者としても面白そうな感じ。
9位には驚きの伊藤、まさかこの順位で指名するとは思いませんでした。
やはり他球団は「伸び悩み」と判断したのでしょうかね?
チームには帝京OBの森本、阿斗里もいるので入団はしてくれそうですが、高1夏の輝きをプロで再び取り戻せるでしょうか。
育成1位の冨田は複数球団が支配下での獲得を検討していましたが、まさかの指名漏れでしたね。
ベイとしては“儲けモノ”ですが、ちょっとノーコン気質があるのは気になります。
育成2位は西森と、これまた2年連続で独立リーグから捕手を獲得。
すぐモノになりそうな選手を獲れなかったので来季も“最下位脱出”は難しくなりましたが、上手に育成すれば将来のベイスターズを背負って立つ選手に成り得る逸材達です。
ファンとしては11選手の今後の活躍を願うしかありません、、、