主な選手の入れ替わり
IN
投手
蕭一傑←奈良産業大
西村憲←九州産業大
内野手
上本博紀←早稲田大
外野手
柴田講平←国際武道大
メンチ←ブルージェイズ
OUT
投手
ボーグルソン→オリックス
正田樹→
伊代野貴照→
捕手
野口寿浩→横浜
外野手
山田真介→引退
フォード→
?H3> 先発 〜完投型投手の台頭が待ち遠しい〜
昨季はチーム防御率リーグ1位、戦力は十分に整っている。
安藤、岩田、下柳の3人は安定感も抜群、実質1年目だった岩田が「2年目のジンクス」に泣かなければ今年も揃って2ケタ勝利は堅いだろう。
3番手以降は今のところは白紙ではあるが、昨季は故障に泣いた金村、福原らの中堅と杉山、上園、石川といった若手が上手く張り合っている。
久保田の先発転向は本当にあるのだろうか?
シーズンを通して大崩れする心配は無さそうだが、昨季のチーム完投数「6」は余りにも少なすぎる。
岡田前監督の方針もあったがリリーフ陣には長年の負荷が掛かっているだけに、今年は完投数を増やして負担軽減に努めたいところ。
?H3> ブルペン 〜「JFK」はついに解体?〜
藤川という絶対的守護神を誇り、リリーフ層は12球団No.1だろう。
藤川の「分かっていても打てない」と言われるストレートは圧倒的で、今年も35セーブは軽く突破しそう。
昨季やや成績がダウンしたウィリアムスは右打者に打ち込まれた印象が強い。
年齢的な衰えも見え始めているが、それでも平均的なリリーフ投手より相当上のランクの力を持っている。
久保田が先発に回るが、渡辺、江草、アッチソン、阿部と左右ともに陣容には困らない。
ドラフト1位右腕・蕭一傑(奈良産業大)は「先発向き」とされるが、起用法にも注目したい。
?H3> 攻撃 〜切れ目のない打線は健在〜
昨季は1番・赤星が3年ぶりに40盗塁をクリア、47犠打をマークした2番・平野とともに機動力が非常によく機能した。
中軸を打つ新井、金本、鳥谷もチャンスには滅法強い。
揃っての100打点超えも、決して不可能な数字ではない。
下位にも左キラーの関本、矢野、パンチ力のある林威助、新外国人・メンチ(ブルージェイズ)が控えており、関本は場合によっては上位もこなすことができる器用さを併せ持つ。
3年にわたって故障、不振が続いている今岡は今季が正念場のシーズンとなる。
?H3> 守備 〜ベテランの衰えは仕方ないが…〜
矢野が不動の正捕手として君臨しているが、今季41歳という状況を考えるとバックアップ要員は欠かせない。
野口が移籍したことで生じた2番手捕手の穴を清水、岡崎、小宮山、狩野ら若手が埋められるか。
内野は二塁・平野、遊撃・鳥谷の二遊間を中心にいずれも4ポジションいずれも堅実。
藤本、ルーキー・上本(早稲田大)ら控えの層も充実している。
外野はレフト・金本の守備範囲の衰え、ライト候補の林威助、メンチの守備力に若干不安がある。
俊足、強肩の新人・柴田(国際武道大)も入り込む余地は十分ありそう。
?H3> 総合 〜ベテランに頼り過ぎの傾向があるので、思わぬ落とし穴も〜
真弓新監督を迎えて臨む2009年シーズン。
41歳を迎える選手が3人も主力選手として頑張っているチームも珍しい。
しかも下柳、矢野、金本と揃って結果を出しているのだから、これまた驚きだ。
特に野手は門田(元ダイエー)や山崎(楽天)のようにDH専任で「打つだけの選手」ならまだしも、矢野や金本に関してはまだしっかりと守れる。
その超人的なベテラン3人衆が支えているチームだが、いつ急激な衰えが来ても年齢的には決しておかしくはない。
誰か1人でも欠けると日本一どころか、リーグ優勝すら難しくなるチームであることは否めないだろう。
今年は上本、柴田と即戦力ルーキーが加入したので、若手の育成にも更に力を注ぎたいところ。
次回は「オリックス・バファローズ編」をお送りします。
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