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この旧東海道歩きは、箱根で終わりのはずだった。
しかしすぴかは、あと数ヶ月しか関東に住めない。
こんな機会はないんだ…そう思い、続きを昨日歩いた。
さわやかな天候だ。
箱根は八重桜が満開だった。
箱根駅伝のゴール地点を朝10時に出発。
少し歩くと旧道が見つかった。
国道1号線を縦断する近道と言った感じで
石畳の旧道を登る。

急坂を登りきった付近に道の駅「箱根峠」が有った。
時刻はまだ昼には早いが、入って昼食をとった。
そこのテラスから駒ヶ岳、芦ノ湖が見下ろせる。
3月に登った時はまだ雪があったが、
今は5月の陽光に輝いていた。

さらに国道沿いを登って箱根峠に着いた。
そこは、もう少し風情のある景観を想像していたら、
広い道路が交差する、なんとも殺風景な峠だった。
標高846m、ここからとうとう静岡県だ。
そう思うとまた別の感慨が湧いた。

ここからは長い長い下りだ。
広い国道の歩道を歩いていたら、
やたら捨てられた缶、ペットボトルが目立った。
箱根に観光に来ながら、箱根を汚す。
この感覚はまったく理解できない。
大型連休中とあって、車、バイク、自転車が
歩いている脇をひっきりなしに通っていく。
接待茶屋のあたりから旧道に入った。
西坂と呼ばれるこの石畳の旧道は
石の表面が広く平らで、比較的歩きやすい。

きのうはGW中で、この東海道歩きの
仲間がたくさん歩いている…そう思っていたら、
ここまで誰にも出会わなくて、
山中城址の手前で初めて出会った。
その山中城…いわれを知らなかったすぴかは
案内標識でやっと知った。
関東で勢力を誇った北条氏も秀吉の
軍勢の前にはひとたまりもなかったらしい。
天守台址は林の中でひっそりと
5月の木漏れ日を浴びていた。

このあたりは標高600m位で、
歩いていたら林の中からオオルリ、キビタキの
美しい鳴き声が聞こえて、おおっ、もう南から
渡ってきたのかと嬉しくなった。
(この日、腕時計は標高が出るものをつけた)
どんどん下って、同じように歩く人と
前になり、後になった。
富士見平と呼ばれるところでは、
富士山の展望を期待したが、
あいにく寒気のせいで雲に覆われ
雪をかぶった斜面の一部しか見えなかった。
端っこに芭蕉の句碑があり、
「霧しぐれ 富士をみぬ日ぞ 面白き」
とあった。芭蕉は俗物、富士山が嫌いだった?

笹原一里塚を過ぎ、さらに下った。
あたりの民家の庭先には春の花が
たくさん咲き誇っていて、目の保養になった。
錦田一里塚まで下り、うしろを振り返ると、
箱根の山々が広くのっぺりと並んでいた。
ここで28番目の一里塚。
日本橋から112kmにもなる。

近くのバス停に、歩くのに疲れてダウンした
熟年夫妻がバスを待っていた。
うんうん、よくわかるよその気持ち。
ここまで歩くと、もう歩くのは嫌…という気持ちにもなる。
三島市街に入って急に足の運びが重くなった…
そう感じたとき、道は平地になっていた。
下りは自然に足が進むけど、
平地は、よりエネルギーが必要なんだと感じた。
歩道の標識を記念にスナップ。

三島大社に詣でると以外に参拝客が多いのに驚いた。
疲れた足を引きずって駅にと向かった。
三島駅16時00分着。

実は、三島まで来たかった理由の一つは、
市内中心部の柿田川湧水を見たかったから。
しかしこの日のすぴかにそんな余裕はなかった。
目の前に柿田川公園に行くバスがいたが、
わき目もふらずJRの電車へ乗った。
柿田川湧水は次回に行けばいいや!
(ええっ、まだ続きがあるのかぁ〜!?)
追記
この日、初めて万歩計をつけて歩いた。
総歩数27,944歩だった。
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すぴかさん、3万歩近くも・・! すごいですね。 関東にはあと数ヶ月。地元に戻られるのですか。新しいシリーズがはじまるのかしら???
2007/5/6(日) 午後 11:14
地元を通り過ぎて、山口の方に異動になる予定です(泣)。
2007/5/7(月) 午後 7:42
あら〜・・・。でも山口もいいところみたいですし、新シリーズ期待してます。
2007/5/7(月) 午後 9:05
は〜い、どこに住んでも住めば都、そう思うようにしています。
2007/5/7(月) 午後 9:55
箱根の西坂は大好きです。私が歩いた時もここを歩いている人は一組だけという静かなものでした。東坂とは大違いですね。
2007/5/9(水) 午前 0:45
たきさん、東海道歩きは市街地から、山間部まで変化に富んでいますが、この箱根周辺のコースが僕は一番気に入りました。自然、眺望、どれも優れていて楽しむことが出来ました。
2007/5/10(木) 午前 0:20