ヴィヴァ! ねいちゃー

かくれけり 師走の海の かいつぶり (芭蕉)

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16、17日と日光方面への山旅に出かけた。
横浜在住中、最後の山登りだ。
出来るだけ安くと、東武鉄道の日光フリーパスを
買って、浅草〜日光周辺の電車、バス乗り放題、
(2日間4,400円)を利用した。
東武日光駅に着くと、とても空気が澄んで
山々はくっきりと見え、空は雲一つなかった。
市街地は中高年のハイカーがぞろぞろと歩いている。
「世界遺産めぐりバス」に乗って東照宮に向かった。
ここを訪れるのは高校の修学旅行以来だ。
1,300円の拝観料を払い境内に入ると、
有名な建築物の前は多くの人が集まっている。
残念ながら”鳴き龍”だけは撮影不可だったが、
「三猿」、「眠り猫」は写真に撮れた。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/a2/4c/spica905/folder/377527/img_377527_47718199_0?1182119974.jpg
陽明門など多くの建築物は豪華絢爛、きらびやかで、
今に至るまで”権現さま”の威光が営々と続いているように思われた。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/a2/4c/spica905/folder/377527/img_377527_47718199_2?1182120243.jpg
もう少しゆっくりしたいが、後の予定が詰んでいるので
バスに乗って中禅寺温泉へと向かう。
バスは混んで座れなかったが、平地を走るのならともかく、
カーブが連続するいろは坂を登るので、少し苦痛だった。
中禅寺温泉で降りると、目の前に男体山がド〜ンとそびえていた。
大きな山容、急斜面に、ああ明日はあそこに登るのかぁと
自ら計画しながら、すこし気が重くなる。
バス停から歩いて5分ほどの”華厳の滝”を見物した。
滝はみずみずしい緑に囲まれ、水はゴーゴーと音を立てて
滝壺に落ちている。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/a2/4c/spica905/folder/377527/img_377527_47718199_6?1182122038.jpg
今夜は近くの民宿を予約しており、この後、
戦場ヶ原を歩くので、余分な荷物は民宿に預けた。
再びバスに乗って、戦場ヶ原の入り口、赤沼で降りる。
降りてすぐのところでシカに遭遇した。
カメラ目線をしてくれたので、応えてパチリ。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/a2/4c/spica905/folder/377527/img_377527_47718199_5?1182121457.jpg
戦場ヶ原の西側を2時間ほど歩いて湯滝まで行った。
湿原はワタスゲが一面に咲いている。
点在するズミの木に白い花が咲いて、初夏の装いだ。
男体山が青空をバックに常に背後から見守ってくれた。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/a2/4c/spica905/folder/377527/img_377527_47718199_7?1182122090.jpg
遊歩道沿いに流れる湯川には、多くの釣り人がいた。
フライフィッシングをしていたが、
たくさん釣れているようには見えない。
終点、湯滝は湯元温泉側の湯ノ湖からの
水が流れ落ちていて、少し硫黄臭が漂っていた。
マイナスイオンがあふれる周辺で細かな水煙を浴びた。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/a2/4c/spica905/folder/377527/img_377527_47718199_8?1182123558.jpg
バスに乗って中禅寺温泉の民宿に戻った。
夕食は日光名物”ゆば”が多く使われている。
ゆばが特においしい物とは思わないが、
この地域らしさは充分感じた。
日も暮れた頃、外に出て5分ほど歩き、中禅寺湖畔に行く。
外気はひんやりして上着を羽織っても寒かった。
実は星の写真を撮ろうとしたのだが、
三脚もデジ一眼も嵩張るので持ってこなかった。(←ばかばかっ)
コンデジだけで何枚か撮ったが、なんせ上向きに出来ず、
手すりに乗せ、ハンカチでわずかに傾けて「星空撮影モード」で撮った。(最上段の写真)
男体山の裾に双子座のカストルとポルックスが沈もうとしていた。
左上には宵の明星が煌々と輝いている。
 データ 
   6月16日 20:20
   パナソニックDSC-FX01
   f=28mm(35ミリ換算)
   F=2.8
   60秒、ISO80

翌日、朝、7時30分に宿の主人に男体山の裏側登山口、
志津小屋(標高1,785m)まで車で送ってもらった。
夕べ、同宿したすぴかの娘くらいの女性2人も一緒。
訊くと、同じ横浜から来たという。(内、ひとりはアメリカ人女性)
この女性たちと同時に登山をスタートしたが、
とてもついていけず、結局、下山したのは2人より
1時間遅れだった(若いって事は素晴らしい!)
さて、裏側からの登りは急斜面が少なく登りやすい。
中腹まで登って、空を見上げたら太陽の周りに
見事な傘が出来ていた。
上空1万メートル以上の大気中水分の量で
このような現象になることがある。(天気は下り坂となる)
その中を飛行機が通り、飛行機雲が出来た。
とても見事なので、写真に収めた。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/a2/4c/spica905/folder/377527/img_377527_47718199_9?1182126787.jpg
かなり上側まで登ったら、北側が見渡せた。
空気は澄んで、近くに日光白根山、至仏山、燧ヶ岳が望める。
ここで心中ひそかに期待した。
上まで登ったら、富士山が見えるかも!
最後の平らな稜線に出ると、すぐに南西の方向を見た。
ああ、すばらしい!
遙か彼方に雪を抱いた富士山がクッキリと見えた!
頂上(2,484m)に着いて、シャンパン代わりに冷えた”ウメッシュ”で祝杯をあげた。
(昨夜、宿の冷蔵庫に保冷剤とウメッシュを入れさせてもらったのだ)
デジカメで360度の動画を録画する。
昼食を、中禅寺湖を見下ろし、彼方の富士を見ながらとった。
(北側、南側のパノラマは冒頭の中、下段の写真。クリックしてね)
梅雨に入ったというのに、西には、浅間山がわずかに噴煙を
あげているのが見え、その向こうは乗鞍、穂高、さらに北のアルプスが見えた。
北東には、山形の朝日岳、月山が多くの雪をかぶっているのが見える。
至福の時はあっという間に過ぎ、下山へと向かった。
下山路は悪路で、こっちから登らなくて良かったと思った。
八合目あたりに下ると、もう時刻は午後1時を過ぎ、
雲が湧いてきて富士山も湖も見えなくなった。
さらに下って樹林帯に入ったら、白いツツジの大きな木が
たくさん見られた。シロヤシオツツジだ。
う〜ん、これは皇室の誰かの”お印”だった、
と、思うも思い出せず、帰宅後、調べたら
「愛子さま」のお印だった。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/a2/4c/spica905/folder/377527/img_377527_47718199_10?1182129002.jpg
怪我をしやすいのは下山路だ。
ゆっくり下って、終点、二荒山(ふたらさん)神社に降りた。
8時10分に出発し、15時30分下山。
ちょっと時間はかかりすぎだが、写真を撮り、
景色を眺め、仕方ないな。(と、自らの非力を言い訳)
宿に荷物を取りに行き、あそこがうまいと紹介された、
「新月」というレストランで盛りそばを食べる。
男体山を見上げたら、上半分はガスがかかっていた。
バスに乗って東武日光駅まで帰る。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/a2/4c/spica905/folder/377527/img_377527_47718199_11?1182129437.jpg
前日は雲一つなかった空は、一面灰色の雲におおわれていた。
満員の電車にかろうじて座れ、
浅草へと走る車中から時折外を見ると、
日の長い六月の空もいつしか暮れて、
疲れたすぴかは、まどろみ始めていた。

長文読了深謝。 m(_ _)m

閉じる コメント(5)

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解説も写真もいいですね〜。
なかなかいく機会がない場所ですが、すぴかさんの記事を読むといつも出かけたくなります。

2007/6/18(月) 午後 10:59 いけ

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いつこさん、こんばんは。7年あまりの関東での生活、そして山に行った中で、今回が好天のせいもあって最も印象深く、感動的でした。やっぱり泊まりで行くと余裕が持てて楽しめます。感心したのは何度も乗った東武バスで、観光地らしく、車内放送が英語、中国語、韓国語、そして日本語で行われていたことです。

2007/6/19(火) 午前 0:22 spica905

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はじめまして!お邪魔します<(_ _)>頂上からのパノラマ、とても素敵ですね〜!こちら側からの中禅寺湖はほとんど見ることありませんものね。(登った方しか見れないですものね(*^_^*)
パノラマ見せていただいて、「ああここが八丁だ」とか「ここは大日。ここまで歩いたんだな〜」とか感慨深く見せていただきました。ありがとうございます♪

2007/6/25(月) 午前 9:44 chi**_photo

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chimophotoさん、こんにちは。下から見ても、上から見てもこのあたりは素晴らしい景観です。頂上にある建物は、二荒山神社の奥宮です。

2007/6/25(月) 午前 11:25 spica905

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こんにちは。
見ている私まで、気分が良くなってきます♪
次回は、秋に行われている「日光ライトアップ」に来ませんか?昼間と違う、幻想的な姿に感激しますよ。

2007/7/2(月) 午後 8:26 suz*mem**oro


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